ロータスのミッションと持続可能性の考えとは
ロータス・テクノロジーは持続可能なモビリティへの移行を紹介する新しいビデオを公開しました。2028年までにフル電動化を達成し、2038年までにカーボンニュートラルを達成することを目標とするロータスですが、そのミッションと持続可能性の考えとは一体どのような内容なのでしょうか。
ロータスの電動化は中国ジーリーのシナリオ通り!「少量スポーツカーメーカー」から「ライフスタイルブランド」へ転換して年産15万台を目指す
2038年までにカーボンニュートラルを達成
ロータス・テクノロジーのESG(環境・社会・ガバナンス)チームの戦略を紹介するこのビデオは、持続可能な車両設計、環境に優しい素材、電気自動車の製品ラインアップなどの分野における現在のプロジェクトの進捗状況や成果とともに、ロータスのミッションと持続可能性の考えを紹介している。
ロータスは2018年に、2028年までに世界的なオール・エレクトリック・ラグジュアリー・テクノロジー・ブランドに転換する「Vision80」戦略を発表した。そのなかの長期的な事業目標の一環として、ロータスは電動ハイパーカー「エヴァイヤ」、初の電動ハイパーSUV「エレトレ」、初の電動ハイパーGT「エメヤ」など、電動化への移行を加速させるために設計された一連の電気自動車を発表した。
また、ロータスは充電インフラを世界的に改善し、電気自動車の普及をさらに促進するために、独自の最先端技術を開発した。これには、超高速450kWのDC充電器を含む独自の急速充電ソリューションや、グリーンエネルギー利用を最大化するソーラーストレージ過充電ソリューションが含まれる。2023年には初のESG報告書を発表し、2038年までにカーボンニュートラルを達成するというコミットメントを概説した。
カーボンニュートラルの目標達成のため、ロータス・グローバル・スマート・ファクトリーでの再生可能エネルギーの利用とその他の持続可能性に関するさまざまな活動を推進している。このファクトリーはロータスのライフスタイル電気自動車の生産のために、中国・吉利汽車(ジーリー)が中国の武漢に所有しているものだが、持続可能性を軸に意識的に設計されている。現在すでに実施されている対策としては、敷地内の湖に溜まった雨水を回収し、洗車などの作業に利用することで、毎年約3万5000立方メートルの水を節約することを目指す。また、工場内には太陽光発電所もあり、年間その発電量は16GWhを超える。
さらに、エレトレやエメヤを含む次世代電気自動車を、持続可能な先進素材で意識的に設計している。また、先進的なCO2排出管理システムの一環として、製品および業務における温室効果ガス排出量を頻繁に測定している。
AMWノミカタ
ロータスも電動化に舵を切った。創業80周年を迎える2028年までにすべてのモデルをBEVに切り替える方針を打ち出しているが、これはどのメーカーよりも早いように思える。この計画の達成の裏にはスマートファクトリーと呼ばれる、企画/設計から車両製造までのワークフロープロセス全体に3Dデジタルツイン技術を採用した世界初の工場の稼働によるものが大きいだろう。
在庫管理や物流プロセスも無人化、自動化されるということで生産の効率化も図られる。ガソリンとオイルの匂いが似合うロータスがいち早く電動化を推進している様子にはまだ少し戸惑いもあるが、少量生産のスポーツカーブランドからラグジュアリーパフォーマンスブランドへの大きな転換を応援したい。
【動画】ロータステックのESGチームの戦略
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