約2ヶ月で利用者600名を突破！アウディが東京・紀尾井町にて運営するチャージングハブ、7月からは独自の料金プランに移行

EVの課題解決に本格貢献

アウディジャパンは、同社が今年4月26日にオープンしたAudi charging hub（アウディ・チャージングハブ）紀尾井町の利用者数が、約2カ月で600名を超えたことを発表した。

また、その半数以上が「急速充電30分無料体験キャンペーン」を利用しており、さらに、キャンペーン利用者の6割以上は、アウディ、フォルクスワーゲン、ポルシェのBEVオーナーを対象としたPCA（プレミアム・チャージング・アライアンス）の会員以外の一般ユーザーだったという。7月1日からは、再生可能エネルギーの割合による3段階の料金プランで充電サービスの提供を継続するとのこと。

アウディ・チャージングハブ紀尾井町は蓄電池を備えた急速充電施設で、東京都千代田区紀尾井町にて、超急速EV充電器2基4口を備えて運営中。最大150kWでの充電が可能で、PCAの会員のみならず、すべての電気自動車（BEV）モデルユーザーを対象に急速充電を提供している。

この事業により、「充電拠点不足」「自宅で充電できない」「充電にかかる時間が長い」といった、都市部における電気自動車の課題解決に貢献するとしており、また、本施設はアウディ全体で7番目、ヨーロッパ以外では初となる拠点で、アウディの日本市場における電気自動車普及へのコミットメントを示すものだという。




従量課金制の採用で分かりやすい充電料金に
運用開始時から実施していた全BEVユーザー対象の「急速充電30分無料体験キャンペーン」は6月30日に終了、7月1日からは独自の料金プランで充電サービスが提供される。このサービスは1回当たりの充電時間の上限が30分間で、利用にはPower Xアプリのダウンロードと、アウディ・チャージングハブへの会員登録が必要だ。充電に利用する再生可能エネルギーの割合によって3段階に分かれたプランを、利用者自身が選択することで、ユーザー自らカーボンニュートラルに貢献できる仕組みだとしている。

また、実際の充電量に応じた従量課金制を採用。充電時間によって課金される一般的な時間課金制では、車両スペックや充電環境によって充電スピードが異なる場合でも、時間あたりに支払う料金は固定で、充電できる電力量が車両によって異なるが、この従量課金制導入により、利用者にとって分かりやすい充電料金になっているという。この施設の利用実績等のデータは今後、同ハブやPCAによる急速充電ネットワーク運営、ならびにアウディの電動化戦略に役立てられるとのこと。

Audi charging hub 紀尾井町 ウェブサイト：Audi charging hub｜Audi e-tronスペシャルサイト
Power Xアプリダウンロードページ：iPhone／Android
※PCAユーザーで従量課金制での利用を希望の場合はアプリ登録が必要。従来通りPCAアプリを利用してのPCA料金での利用も可能だ。

●新料金プラン（従量課金制）
Premium（再生エネルギー100%）：105円 / kWh
Regular（再生エネルギー70%）：95円 / kWh
Economy（系統電力/従来の発電方法）：85円 / kWh

■ Audi charging hub紀尾井町 概要
所在地：東京都千代田区麹町5丁目7番15
運営時間：年中無休　24時間利用可能

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