愛車を見せてもらえば、その人の人生が見えてくる。気になる人のクルマに隠されたエピソードをたずねるシリーズ第15回の後編。俳優の瀬戸朝香さんが、人生初の電気自動車を体験!
クルマ選びは、完全にフィーリング
俳優・瀬戸朝香さんは、4~5年ごとにクルマを乗り換えてきた。
「いわゆる“クルマ好き”ではないので、次はどのクルマに乗りたいとか考えているわけではないんです。自分の趣味とかライフスタイルが変わっていくのにあわせて、クルマも変わっていく感じ。一貫しているのは、大きいクルマが好きってことかな。女性がこんなクルマ乗っているんだという意外性は常に求めている気がします」
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「新しいクルマが欲しいとか、いま乗っているクルマに不満があるとか、そういうことではないんです。でも4~5年おきにフワッと『このクルマに乗りたい』という出会いがやってくる。それでいいなと思ったら、あんまり迷わないし悩まない。その日、その場で買い換えを決めるようなこともあります」
前編で触れたダッジ・マグナム以降は、リンカーン「ナビゲーター」やポルシェ「カイエン」といった大型SUVを乗り継いできたそうで、今、所有するのもドイツ製SUV。いずれもパワフルなエンジンを搭載するモデルである。
そんな瀬戸さんがいま「ちょっと気になっている」のが電気自動車。
まだ一度もEV(電気自動車)を運転したことがない瀬戸さんにメルセデス・ベンツの最新EV「EQE」を試してもらった。
EV専用のプラットフォームを採用したプレミアムEVセダン。従来のガソリン車とは一線を画すモダンなフォルムは、新しい自動車の時代を感じさせる。運転席に乗り込んだ瀬戸さんが最初に感じたのは、メルセデスらしい“におい”だったという。
「ドイツ車も何台か乗ってきたんですが、メーカーごとに特徴的な匂いがあるんです。決してイヤなにおいとかではないんです。シートのレザーのにおいなのかな。このクルマは、間違いなく私が好きなメルセデス・ベンツのにおいがしますね」
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「外観は決して大きく見えないのに乗ってみるとゆったりと余裕がありますね。乗り心地はなめらかだし、とにかく静か。メルセデスらしい安定感というか安心感はすごく感じます。 “守られている感”みたいなものが他のクルマとは違うんですよね。ハンドリングというか、運転の感覚はガソリン車と同じです。だた、ちょっとこれは慣れないかな……」
瀬戸さんが若干の戸惑いを見せたのは、センターパネルのインフォテインメントシステムだ。
大きめのタブレットがそのままはめ込まれたようなこのシステムは、ナビゲーションからエアコンやオーディオの調整などすべてをコントロール可能。タッチパネル式で、音声認識機能もついているのだが、たしかに初めてだと細かい調整に時間がかかる。
「いままでのボタン式なら運転しながらでも手探りで調整できるじゃないですか。でもタッチパネル式だと自分の目でちゃんと見ないとわからない。すぐ慣れるのかもしれないですけど、最初だとエアコンの調整するのにもどうしていいのかわからなくなってしまいました」
交差点で止まると歩行者や対向車を知らせるカメラが作動したり、丁寧なナビゲーションで車線を指示したりと、最新のテクノロジーに感心しつつも、ベテランドライバーらしい指摘も。
「安全機能が進化していくのはすごくいいことだと思います。ただ、最近の安全システムって、たとえば狭い道で対向車とすれちがったり、障害物があったりすると、急に警告音が鳴って、止まったりするじゃないですか。自分の目で見て大丈夫だと思っているのに急に止まったりすると、かえって驚くこともあって……ただ今後は、より進化していくはずですから、見守っていきたいですね」
EQEのクルマとしてのクオリティの高さやEVの可能性は高く評価しつつも、「私はもう少し先でいいかな。やっぱり慣れた感覚のほうが安心」というのが瀬戸さんの率直な感想。
「でもそのうちフワッとEVが欲しくなる可能性はあると思います。自分でもいつそのタイミングが来るのかよくわからないんですよ(笑)」
生活の中心にあった子育ても一段落した。デビュー30周年となった昨年、長年所属した事務所から独立し、自分のペースでの芸能活動をスタートさせた。
「長年応援してくれるファンの方々と交流したいと思い、ファンクラブを立ち上げました。トークショーをやったりライブをやったり、やっぱり楽しいなと思うし、もっと充実させたいなと思っています。演技の仕事では、ハイテンションな役をやってみたい。私の場合、いままでシリアスな感じの役が多いから、よく喋ってよく笑うみたいな新しい役にチャレンジしてみたいという思いはあります。でもとにかく肩に力を入れすぎず、瀬戸朝香らしく、楽しくやっていきたいですね」
クルマに“意外性”を求めるという瀬戸さん。その美しさ、存在感は相変わらずだが、これから俳優として“意外な一面”を見せてくれるのかもしれない。
【プロフィール】瀬戸朝香(せとあさか)愛知県出身。コーセー化粧品『ルシェリ』のCMで注目され、1994年にドラマ『君といた夏』(フジテレビ)でヒロインに抜擢。『Age,35 恋しくて』(フジテレビ)、『友達の恋人』(TBS)、『成田離婚』(フジテレビ)、映画『それでもボクはやってない』など多数出演。以降も数々のドラマや映画に出演する他 、2021年、自身で立ち上げたアクセサリーブランド『tieta°』(https://clava.shop) のディレクターを務めるなど、活動は多岐に渡る。2022年、個人事務所『CLAVA(クラーワ)』を設立(www.clava-office.com)。
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文・川上康介 写真・安井宏充(Weekend.) スタイリスト・宮澤敬子 ヘア・shuco メイク・MICHIRU 撮影協力・メルセデス ミー 東京 編集・稲垣邦康(GQ)
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さすがは名古屋郊外の田舎ドキュンらしい発想ですね☆