アメリカを中心に世界的な人気が高まりつつあるF1。しかし現在経営陣の刷新が図られており、複数の主要人物が組織を去ったことが分かった。
F1を去った主要な人物のひとりが、アメリカ人のブランドン・スノーである。スノーは2022年2月からF1のコマーシャル部門のマネージング・ディレクターを務めてきたが、就任からわずか18ヵ月でアメリカに戻ることになった。
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スノーはF1のコマーシャル部分を率いるために、リバティ・メディアに採用されることになった。しかし前任者のショーン・ブラッチズと同様の道筋を歩むことになってしまった。
スノーはF1の業務に就く前に、NBAの商業面を率いた他、eスポーツ関係の業務も担当していた。
F1ではスポンサーシップやライセンス関係、eスポーツ、マーケティングなどを担当。それまで培ったスポーツ・マーケティングのノウハウを活かし、パラマウント・プラスなどアメリカの趣向を取り入れたいくつかの大型の契約をまとめた。
またクロエ・ターゲット・アダムスもF1を去った。ターゲット・アダムスは弁護士資格を有し、バーニー・エクレストン時代の2009年に上級顧問としてF1の法務チームに加わった。
彼女は長年にわたりレースオーガナイザーとの交渉を担当。2017年の3月にリバティ・メディアがF1を買収した後は、プロモーター及びビジネス・リレーションズのグローバル・ディレクターに任命され、その後2020年の1月にレースプロモーション・ディレクターの役職に就いた。
彼女はカレンダーの作成とレース開催権料の交渉を担当。F1における各プロモーターの主な窓口となり、プロモーターから高く評価されていた。
レースのプロモーションは今後、F1の法務担当トップでるサーシャ・ウッドワード-ヒルの権限下に置かれることになる。ウッドワード-ヒルは1996年からF1に籍を置き、以来法務顧問を務めてきた。
ターゲット・アダムスの後任には、F1法務部門のもうひとりのメンバーであるルイーズ・ヤングが任命されることが分かっている。
オーストラリア人のヤングは、2018年に弁護士としてF1の組織に加わり、その後は主任弁護士も務めている。彼女は自身の役割について、今後はウッドワード-ヒルに報告することになる予定だ。
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