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TCRワールドツアーでのヒョンデ陣営は2台体制に。アズコナ&ミケリスの世界王者コンビで挑む

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TCRワールドツアーでのヒョンデ陣営は2台体制に。アズコナ&ミケリスの世界王者コンビで挑む

 今季2023年よりグローバルに展開される新生『TCRワールドツアー』に向け、ヒョンデ・モータースポーツのカスタマーレーシング部門は、2台体制で挑むBRCヒョンデN スクアドラ・コルセを支援すると発表。昨季のWTCR世界ツーリングカー・カップで“最後のチャンピオン”に輝いたミケル・アズコナと、同2019年王者ノルベルト・ミケリスの世界王者コンビが、引き続きヒョンデ・エラントラN TCRを走らせる。

 WTCR時代における最高のエンディングとして、ドライバーズとチームの両タイトルを手にしたヒョンデ陣営は、年間4勝を挙げて初タイトルを獲得したアズコナと、そのキャリア全盛期をチームとともに歩んできたミケリスの強力なドライバーペアを継続する。

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「ミケル・アズコナとノルベルト・ミケリスを擁するBRCヒョンデN スクアドラ・コルセは、すでに勝利のコンビネーションであることを世界に証明しており、新たなクムホTCRワールドツアーの最初のシーズンに、こうしてふたたびカスタマーレーシングを代表するドライバーやチームとして、その双方を迎えることができて非常にうれしく思う」と語ったのは、昨季終盤よりヒョンデ・モータースポーツ代表に就任したシリル・アビデブール。

「我々のカスタマーレーシング部門は、新たなグローバルシリーズが訪れる多くのチャンピオンシップで顧客を抱えており、彼らBRCとふたりのドライバーの参戦は、これらの国におけるヒョンデ・モータースポーツへの信頼と知名度を高めてくれるだろう」と続けたアビデブール代表。

「さまざまな地域、国内シリーズでも、このヒョンデ・エラントラN TCRがカテゴリーを代表する最高レベルのパッケージであることを何度も見てきた。ヒョンデ・モータースポーツで製造されたこの非常に強力なTCRモデルで、2023年もクルマの成功リストに新たな栄冠が追加されると確信している」

■アズコナとミケリスも新シリーズの開幕に期待
 スペイン出身ドライバーとして長年にわたり共闘してきたセアト・クプラ陣営と袂を分ち、昨季よりヒョンデに加入したアズコナも、チームとの2年目のパートナーシップ継続を「うれしく思う」と抱負を述べた。

「僕が2022年にチームに加わったとき、それは素晴らしい機会になった。そして今、新たなクムホTCRワールドツアーの始まりに際し、別の素晴らしい機会を手にしたような気分だ」と語ったアズコナ。

「昨年、両方のタイトルを獲得したことで、僕とノルベルト、そしてチームが非常にうまく機能していることを証明できた。そしてヒョンデ・エラントラN TCRがあれば、今季の序盤から他を圧倒する好調さでスタートが切れると思う。準備は整っているし、昨年の成功に加えてふたたびタイトルを争う絶好のチャンスがあると思っているよ!」

 一方のミケリスも、TCRが新しい時代に向かうにつれ「興味深いシーズンが待ち受けている」と予測する。

「今年のクムホTCRワールドツアーの最初のシーズンは、本当にエキサイティングだね」と続けたハンガリー出身の元王者。

「多くのことが変化し、良い方向に進んでいる。ミケルと僕は非常に強いことを知っているし、エラントラ N TCRが素晴らしいクルマであることも理解している。ただ(開幕戦の)ポルトガルでレースを始めて、そこで初めて答えが見つかる疑問もたくさんあるだろう」

「新しいトラック、新しいタイヤ、地域のTCRを戦うチームとのレースなど、すべての未知数は、最終的にタイトルを獲得するドライバーが、これらのことに最も早く適応できたドライバーであることも意味する。今からその挑戦が待ち切れないね!」

 この2023年開始のTCRワールドツアーには、すでにライバル陣営のリンク&コー・シアン・レーシングが4台体制でのエントリーを表明。同じくその体制は未発表ながら、アウディスポーツの“ファクトリー支援”を受けるトップカスタマーであるコムトゥユー・レーシングも、シリーズに向け4台の投入を確約している。

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