リバティーウォークらしいネオ・ワークススタイル!
旧車のやんちゃイメージを投影する拘りの造形
「内装フル張り替え&2JZ換装!」走りと高級感を大幅にアップした3代目マークII(MX30)登場!
今やカスタムのジャンルとしても確立されているワークスボディ。昭和世代のカスタムをモチーフとしたフェンダーの造形は、国内外の多くのファンから高い評価を受け、チューニングカーからスーパーカーに至るまで様々なボディキットも生み出されている。
そんなワークスボディをいち早く手がけ、シャコタンのキーワードとともに世界に発信していったメーカーこそ、リバティーウォークだ。lbネーション(国産車を中心にリバティーウォークの世界観を広めるためのエントリーブランド)から昨年デビューを果たしたこの86は、そんなリバティーウォークのコンセプトを色濃く示した1台なのである。
そもそも、リバティーウォークの考えるクルマ作りはあくまでもストリートが原点。そのため手に余るパフォーマンスに拘るのではなく「カッコいいことが最優先」と割り切っている。カッコいいクルマなら満足感が高まるし、乗っていても楽しくなる。結果として日々の生活に対するモチベーションが高まるという考えだ。
そのため、アイコン的なワークスフェンダーを備えているが、趣味趣向を考慮してフェンダーを選択しない選択肢も用意。その場合でも洗練されたスポーティフォルムが作れるように、エアロデザインが行われていることもポイントのひとつ。86ならではのスポーティさを強調しつつ、所有欲を満たしてくれるカスタムムードが高められるというわけだ。
エッジを際立たせた造形を持つフロントバンパー(11万8800円)は、現行車らしいスポーティなスタイリングを表現。一体式のアンダーパネルもステーが追加されることで、スポーツカーらしいムードをさらに高めている。
フロントのアンダーパネルに合わせたサイドディフューザー(9万7200円)は、オプションとして設定されるアイテムだ。前後との統一感はもちろん、ワークスフェンダーとの組み合わせも出幅などがしっかりと計算されている。
ルーフ後端に取り付けられるルーフスポイラー(5万4000円)はコンパクトなデザインながらも、視覚的なアクセントとして効果的なアイテム。ルーフに流れる空気を整流するといった機能性に着目するのではなく、あくまでもカッコイイことが重要。
純正のディフューザーより大幅に奥行き感を持たせることでよりスポーティな印象を与えるリヤディフューザー(8万1000円)。フロントのアンダーパネル、サイドディフューザーからのラインに合わせ、バンパーサイドまでボトムラインを成型しているのも特徴。
もちろん、世界が認めるのはエアロのデザインセンスだけではない。クルマ全体を見渡した上で組み合わされるタイヤやホイール、車高のバランスなどトータルでの仕上げがあるからこそとも言える。ストリートで映えるスタイリングは、エアロはもちろんトータルバランスが重要というのは、リバティーウォークの拘りなのである。
●取材協力:リバティーウォーク TEL:0561-51-5252
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