■三菱の3列SUVミニバン「エクスパンダー」がスゴい!
三菱のインドネシア法人は、コンパクトミニバン「エクスパンダー(2023年モデル)」を2022年12月に発売しました。
同車はインドネシアを中心としたASEAN諸国で販売されているおり、ファミリー層から支持されていることから、実用性と居住性を最優先した室内空間を実現しています。
【画像】ド迫力の三菱顔! コンパクトでも室内広すぎ「エクスパンダー」内外装を画像で見る
三菱が2014年からインドネシアで行った調査によると、消費者は十分なスペースと自由度の高い座席配置を求めていることが明らかになったといいます。そのため、フル乗車した7人乗りでも全席で十分なレッグルームとヘッドルームを確保しており、快適に移動することができます。
さらに、シートを倒すことで6人乗り、5人乗り、4人乗り、2人乗りと自由にアレンジすることが可能。2列目および3列目はフラットに折りたたむこともでき、荷室容量は最大1630リットルを確保するほか、片側だけ折りたたむことによって長尺物の収納も難なくこなすことができます。
また、荷室も広く、7人がフル乗車しても大型のスーツケースは縦に積載でき、さらに床下には小物を格納できるスペースも備えました。
フロントシートは、シートの前後位置を調整できるスライダーや、背もたれのリクライニングなど基本的な機能を備えています。なお、運転席にはシート高を調整できる機能があり、適切なドライビングポジションに設定することが可能。ハンドルはチルト(上下)・テレスコピック(前後)を調整でき、より良い運転姿勢を保つための機能が備わりました。
さらに、2列目シートはスライド式でリクライニング機能も装備。中央のセンターアームレストは2列目に座る乗員の間に開放的な空間を作り出したり、飲み物を置く場所としても機能するようになっています。
多人数乗車できるエクスパンダーは、多くの収納スペースを確保しているのもポイントのひとつで、ドリンクホルダーや各種トレイなど、車内には数十か所の収納スペースが設置されました。
2列目シートにはシートバックポケットや多目的ハンガー、シート下引き出し、3列目シートにはスマートフォンホルダーとドリンクホルダーを装備。加えて、すべての列には電源コンセントも装備され、移動中に電源を使用することもできるなど、利便性や機能性にこだわっています。
※ ※ ※
エクスパンダーのボディサイズは全長4595mm×全幅1750mm×全高1730mm-1750mmとなっており、パワートレインは105馬力を発揮する1.5リッターエンジンとCVTまたは5速MTを組み合わせています。
外観は三菱車に共通する「ダイナミックシールド」によるタフなデザインを採用。また、T字シェイプのヘッドライトやSUVのような前後のスキッドプレート、220mm-225mmの高い最低地上高を持つことなどが特徴となっています。
内装は上級グレードではソフトパッドを採用したダッシュボードや、ダイヤモンド状のキルティングが施されたシートなどを装備しており、コンパクトミニバンながら高級感のある室内としました。
なお、2019年にクロスオーバーモデルの「エクスパンダークロス」を追加。専用スキッドプレートやルーフレール、ブラックのフェンダーアーチモールなどが装備され、アウトドアテイストのデザインとなっているほか、最低地上高は通常のエクスパンダーよりも20mm高められたことで、悪路走破性能を向上させています。
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みんなのコメント
人参ぶら下げられてる感じで(◞‸◟)