■最後の「GT-R(R35型)」として「スカイラインエディション」が登場
日産のアメリカ法人は2024年6月14日、今秋で北米向け生産が終了となる高性能スポーツモデル「GT-R(R35型)」の特別限定車「スカイライン エディション」を13万1090ドル(約2095万円)で発売すると発表しました。
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「究極のドライビングプレジャーの追求」をコンセプトに、日産のフラッグシップスーパースポーツカーとして2007年にデビューして以来、着実に進化を遂げてきたGT-R。その歴史の幕が間もなく下りようとしています。
日本市場向けの生産については今年2024年3月に発表された2025年モデルを最後に、時期としては2025年8月に終了となる見通しです。
一方、北米向けの生産については今年10月をもって終了となることがアナウンスされており、それに伴う特別仕様車として設定されたのが「スカイライン エディション」となります。
もともとGT-Rは、「スカイライン」の直列6気筒エンジン搭載の高性能モデルに与えられていた称号です。
そのヘリテージにちなんだ今回のスカイライン エディションは、「ベイサイドブルー」と名付けられた鮮やかなボディカラーと、淡いブルー系カラーを基調とした専用レザーインテリアが特徴です。
日本でベイサイドブルーといえば「スカイラインGT-R」の最終型(R34型)に採用されていた伝説のボディカラーですが、アメリカ仕様に設定のベイサイドブルーは、日本でいうところのワンガンブルー(ベイサイドブルーのオマージュカラー)にあたります。
スカイライン エディションは、日本仕様の2025年モデルにラインナップされている「プレミアムエディション」に準じた内容と見られます。販売台数は、アメリカで3月に発表された、もう一台の特別仕様車「T-spec Takumi Edition」と合わせて200台未満になる見通しです。
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