2023年1月31日、中国のBEV(電気自動車)メーカー「BYD」の日本法人「BYD Auto Japan」はミドルサイズ電動SUV「ATTO 3(アットスリー)」の販売を開始した。全国20拠点に商談や試乗が可能な開業準備室を設けて営業開始、2月2日には、ショールームを備えた店舗の日本1号店となる「BYD AUTO 東名横浜」をオープンした。
タイトル写真:BYDの日本第1号正規ディーラーとなる「BYD AUTO 東名横浜店」、その先行内覧会で記者会見を行なったアクセルの岡本二久 代表取締役社長(左)とBYD Auto Japanの東福寺 厚樹 代表取締役社長(右)。
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全国20拠点で営業開始。2025年末までに100店舗越えを目指す
中国のBEV(電気自動車)メーカー「BYD」の日本法人「BYD Auto Japan」は、2022年7月に日本向けに3モデルの導入を発表、12月にはその第1弾となるミドルサイズ電動SUV「ATTO 3」の車両価格を明らかにしていた。そして今回、当初の予定どおり、2023年1月31日に販売を開始することとなった。
まず、1月31日より全国20拠点に商談や試乗が可能な開業準備室を設けて営業開始、2月2日にはショールームを備えた店舗の日本1号店となる「BYD AUTO 東名横浜」をオープンした。この後、2月以降、さらに全国12拠点の開業準備室を順次オープンしていくとともに、ショールームを備えた店舗の日本2号店となる「BYD AUTO 堺」をオープンしていく。
「BYD Auto Japan」は、2025年末までには100を越えるショールームを備えた店舗を全国に作ることを目標としている。
2月10日~12日に開催される大阪オートメッセ2023にも出展
今回販売が開始された「ATTO 3」は、2022年2月に中国で販売を開始して以降、オーストラリアやタイなどのアジア太平洋地域でも発売され、世界的にも高い評価を得ているミドルサイズ電動SUVだ。
BYDが独自開発した「ブレードバッテリー」(リン酸鉄リチウムイオン電池・58.56kWh)と8つのモジュールを集約した「8in1 パワーシステムアッセンブリー」とからなるEV専用「e-Platform 3.0」プラットフォームを採用。駆動はFWDで、485kmの航続距離と、フラットな床面によって広い車内空間と440Lの荷室容量を実現している。また、V2L(Vehicle to Load)とV2H(Vehicle to Home)にも対応する。
「ATTO 3」の車両価格(税込)は440万円。なお、BYD Auto Japanは2月10日~12日にインテックス大阪(大阪国際見本市会場)で開催される第26回 大阪オートメッセ2023にも出展、ATTO 3を実際に試乗できるコーナーを用意する。
■BYD ATTO3 主要諸元
●全長×全幅×全高:4455×1875×1615mm
●ホイールベース:2720mm
●車両重量:1750kg
●モーター:交流同期電動機
●モーター最高出力:150kW(204ps)/5000-8000rpm
●モーター最大トルク:310Nm/0-4620rpm
●バッテリー総電力量:58.56kWh
●WLTCモード航続距離:485km(自社調べ)
●駆動方式:FWD
●タイヤサイズ:235/50R18
●車両価格(税込):440万円
[ アルバム : BYD ATTO 3 はオリジナルサイトでご覧ください ]
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それでもよければ乗ればいい。