優しい味わいに思わずご飯おかわり！ 中央道「境川PA」で出会った「おふくろ定食」

きっとこれも、おふくろの味……!?

　中央自動車道「境川PA」（下り）は、山梨県笛吹市にある施設です。建物はファミリーマートが構えていて、その隣のフードコート（営業時間：7時～19時）が同じ色合いのためやや目立たない印象ではありますが、PA飯ならではのボリュームのあるメニューを楽しむことができます。

　券売機では、この店オリジナルの「風林火山（＝にらそば）」がインパクトを放っていましたが、なんとなく胃袋に優しいものを食べたい気分で見ていると、「おふくろ定食」（880円）が目に留まりました。メニュー写真には「手づくり　豚バラ大根　小鉢付き　いち押し!!」と手書きのポップが添えられ、そのキャッチに惹かれて注文しました。

　写真からでも味が染みていることは想像できましたが、出来上がりを受け取り、大根をひと口食べた時には、思わず心の中で「沁みる……」と呟いてしまいました。

　煮汁の中で長時間寝かせている大根と豚バラ肉は、味が中まで染み込んでいて濃厚な味わいです。でも不思議と胃に優しく、これもきっと「おふくろの味」か!?……と思ってしまいました。

　小鉢のひじき煮と漬物は量が少な過ぎる感はありましたが、メインディッシュで十分満足できます。カウンターにおかわり用の炊飯器を発見したので、おかわり前提で調整しながら、最後まで美味しくいただきました。

　ちなみに、豚バラ大根の健康に関する影響を調べてみると、良質なタンパク質やビタミンBが含まれているため、疲労回復や免疫力向上など様々な効果があるそうです。

　PA飯としてさほど多く出会える機会はなさそうなので、また「境川PA」（下り）に立ち寄ったら、きっとリピートするだろうと思います。