最新デジタル技術を活用して、理想の車内音響空間を実現
アウディは、自社のサウンドスペシャリストが各モデルごとに最適なサウンド空間を造り込んでいるが、その音作りにおいて中心的な役割を担っているのが「soundCUBE」と名付けられたソフトウェアだ。
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オーディオサプライヤーに機能的な仕様と音に対するこだわりを伝えることで、モデル専用の車内音響空間を構築する「soundCUBE」は、スピーカー数や設置位置などの既存のハードウェアの資産は活かしながらも、各モデルごとに最高の音を追求できるメリットを持つ。パートナー各社も、自らの製品をベースにアウディのDNAを定義するチューニングを施せるので、開発期間が短縮されるメリットがあるという。
Sonosの最新オーディオは、順次水平展開を予定
優れたサウンドと素早い開発力という大きなメリットを持つこともあって、「soundCUBE」は多くのモデルで採用されているが、この春に次世代の主力BEVとして正式発表されたAudi Q4 e-tronでは、新たなオーディオパートナーとしてSonos(ソノス)とタッグを組むことになった。
Sonosは北米・カルフォルニアを拠点に活動するオーディオブランド。多くのデータを素早く伝送できるWi-Fiネットワークを活用した製品群は、ワイヤレス・オーディオの利便性のみならず、クリアできめ細やかなサウンドを楽しめることでも評価が高い。設置場所に合わせて自動的に音質を最適化する高度なチューニング技術を持つなど、音の調律師としても一目置かれているブランドだ。
今回、Q4 e-tronに搭載されるオーディオシステムは、Sonosの高い技術力が注がれたことにより、低音もしっかりと鳴らすサウンドが楽しめるという。なお、このSonosがもたらしたダイナミックなサウンドとチューニング哲学は、他のコンパクトクラスにも導入されることが決定しており、今年半ばから本格展開が始まるそうだ。
「没入型3Dサウンド」は、次世代オーディオのキー技術
また、アウディのサウンドスペシャリストは、次世代に向けての研究も余念がない。その中心的な研究テーマのひとつが「没入型3Dサウンド」と呼ばれるもの。
従来の3Dサラウンドサウンドは、アルゴリズムに基づいて音声が特定のスピーカーに割り当てられているが、没入型3Dサウンドではオーディオ(音楽)ファイルに内包される音響情報を用いることで、スピーカーへの出力を統合制御。録音時の音響環境とまったく同じ再生が可能になるという。アウディは人の五感すべてに訴えかける、まったく新しいエンターテインメント体験の中心になるものと期待しているようだ。
さらにクルマそのものを、通信を受ける“レシーバー”として考える研究も積極的に進めている。今後、5G高速モバイル通信ネットワークが広がることで、高品質ストリーミングチャンネルが拡大するのは確実。そこで車内にSIMカードと高性能レシーバーモジュールを搭載することで、音楽/映像の幅広いチャンネルをリアルタイムで受信できる、マルチチャンネルのオーディオストリーミングの実現化まで視野に入れているようだ。
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