■FF車として最速の2分23秒993を記録
ホンダは、鈴鹿サーキット国際レーシングコースでおこなわれた新型「シビックタイプR リミテッドエディション」の走行テストにおいて、FF車として最速となる、2分23秒993のラップタイムを記録したと発表しました。
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鈴鹿サーキットにおいてFF車世界最速となった要因とは、いったいなんでしょうか。
今回の走行テストは量産前の最終開発車両でおこなわれました。シビックタイプR リミテッドエディションは軽さと速さを研ぎ澄ませ、サーキット走行性能をさらに追求したことにより、最速ラップタイムを記録しました。
今回の最速ラップタイムを支えた要因として、リミテッドエディション専用のBBS製20インチ鍛造アルミホイールを採用してバネ下の重量を軽量化しています。
さらにサーキットパフォーマンスに優れたハイグリップ20インチ専用タイヤ(ミシュラン パイロットスポーツ Cup2)を適用したことや、アダプティブ・ダンパー・システムとEPSの専用セッティングを施したことをホンダは挙げています。
開発責任者の柿沼秀樹氏は、世界中のシビックタイプRファンに向けて次のようにコメントします。
「世界中から届くシビックタイプRへの驚きと喜びの声は我々の心を鼓舞し、決して立ち止まらずに、スポーツカーとしての本質とドライビングプレジャーをさらに磨き上げるべく、お客さまの期待を超える進化を目指しました。
モータースポーツの世界では、歩みを止めることは即、敗北を意味します。だから、決して歩みを止めてはならない。ホンダに連綿と宿るこの“レーシングスピリット”こそが、私たちを突き動かしました。
エンジン冷却性能向上やブレーキディスク2ピース化により高温時のパフォーマンスをさらに高めた加速・減速性能、サスペンションブッシュやアダプティブ・ダンパー・システム制御のアップデートにより精緻さを増した操縦性能。
そのうえでリミテッドエディションでは、鍛造アルミホイールをはじめとするさらなる車体軽量化と、サーキットパフォーマンスに照準を合わせた専用タイヤで、軽さと速さを研ぎ澄ませました。
今回のモデルチェンジでは、ホンダモータースポーツ開発の要であるHRD Sakuraとタッグを組みながら速さを磨き上げ、『世界屈指のサーキット』といわれる鈴鹿サーキットで、歴代TYPE R最速の足跡を刻みました。
ホンダの考える理想のスポーツカーにまた一歩近づくことができたと確信しています。どうぞ、存分にお楽しみください」
※ ※ ※
リミテッドエディションの生産は、ホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッドでおこなわれ、欧州と日本・北米を含む世界各国で販売される予定です。
なお、日本市場では、2020年夏にシビックタイプRのマイナーチェンジを予定していましたが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う影響を受け、現在延期されています。
そのため、マイナーチェンジモデルをベースとしたリミテッドエディションに関しても、発売時期は確定していません。
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最近の若者が好む流行りのスタイルなのだろうけど、個人的にはEG6やEK9あたりのスタイルの方が気に入ってます。