現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタが新型「グランドハイランダー」世界初公開! ド迫力「3列SUV」は速さも自慢!? 2023年夏に米国で発売へ

ここから本文です

トヨタが新型「グランドハイランダー」世界初公開! ド迫力「3列SUV」は速さも自慢!? 2023年夏に米国で発売へ

掲載 8
トヨタが新型「グランドハイランダー」世界初公開! ド迫力「3列SUV」は速さも自慢!?  2023年夏に米国で発売へ

■トヨタ新型「グランドハイランダー」世界初公開!

 2023年2月8日(現地時間)に、トヨタの北米法人となるトヨタ モーターノースアメリカは、3列シートSUVとなる新型「グランドハイランダー」をシカゴオートショー2023で世界初公開しました。

【画像】トヨタが新型「グランドハイランダー」お披露目! 迫力ある実車のデザインを画像を見る!(44枚)

 新型グランドハイランダーに関しては、ワールドプレミア前からリアビューやインテリアなどの画像が先行して公開されてきました。

 またハイランダーは初代モデルが米国市場に2001年に登場し、当時は日本でも「クルーガー(2000年登場)」という車名で販売されていた過去があります。

 その後、2代目モデル(2007年)、3代目モデル(2013年)、現行となる4代目モデルが2019年に北米市場を皮切りに投入されました。

 なお、4代目モデルは欧州、中国などの市場で展開されているほか、中国ではハイランダーの姉妹車として「クラウンクルーガー」として販売されています。

 4代目モデルのプラットフォームはトヨタ「RAV4」や「ハリアー」と同じGA-Kプラットフォームを用いており、ボディサイズは全長4950mm×全幅1930mm×全高1730mmの7人乗り/8人乗りを設定する3列SUVです。

 パワートレインは、国や地域によって異なるものの3.5リッターV型6気筒ガソリン車と2.5リッター直列4気筒ハイブリッド車に加えて、265馬力を誇る2.4リッターターボ直列4気筒エンジン車を設定しています。

 このような特徴を持つハイランダーですが、今回のシカゴオートショー2023では新たに3列シートのみとなる新型グランドハイランダーが世界初公開されました。

 新型グランドハイランダーは、GA-Kプラットフォームを採用し、個性的で美しいエクステリアデザインと、3列すべてに見られる広々としたインテリアを採用しています。

 フロントは、ハイランダーのフォルムを踏襲しながらも、台形ハンマーヘッドグリルや20インチホイールにより、全く新しいデザインを採用。

 サイドビューは、ドアからフェンダー、フロントタイヤ、リアタイヤまでシームレスに流れ、シンプルかつ躍動感のあるデザインを表現しています。

 また「Hybrid MAX」グレードには、専用のフロント/リアロアバンパーを設定し、プレミアムな仕上がりとしています。

 インテリアは、思いやりのある広々としたデザインを採用しました。

 インストルメントパネルにはソフトパッドを採用し、ドアトリムにはウッド調の装飾を施し、その間を機能的なトレイ形状でシームレスにつないでいます。

 さらに、中央の低い位置に配置された頑丈なコンソールは、精巧に作られたソファのような印象で、快適なリビングルームのような空間を表現。

 インパネアッパーはドアトリムまで続くフォルムで広がりがあり、インパネロアには運転席・助手席独立のアームレストを採用し、コンソールリッドの開閉に関わらず使用できるようにしました。

 オーナメントをアクセントに、無垢材から削り出されたモダンアートのようなインテリアを実現しました。また、上質なレザーのステッチワークにより、モダンで洗練されたエレガンスを表現しています。
 
 1列目シートは、標準装備の12.3インチ・マルチメディア・ディスプレイを中央に配置するほか、ワイヤレス充電器、2つのUSBポート、3つのカップホルダー(うち1つは大型のウォーターボトルが収納可能)を装備しています。

 2列目シートでは、エアコン操作パネルと左右独立したUSBポートをコンソールエンド上部にまとめて配置し、2列目シート乗員の手の届きやすい位置に配置。

 また、ベンチシート仕様ではセンターアームレストにカップホルダーを、キャプテンシート仕様ではリアコンソールにカップホルダー、スマートフォン収納スリット、マルチパーパストレイを装備しています。

 3列目シートでは、USBポート、スマートフォン/タブレット端末収納スペース、2つのカップ&ボトルホルダーを設け、多様な利用シーンを想定しています。

 さらに、乗降時に使用するサポートグリップと、降車時に使用するハンドサポートスペースを設け、乗降性を高めています。

 パワートレインはバランスのとれた2.4リッターターボガソリン仕様(FF/AWD)、効率性に優れた2.5リッターハイブリッド仕様(FF/AWD)、究極のパフォーマンスを追求した362馬力を発揮するハイブリッドマックス仕様をラインナップ。

 なおハイブリッドマックスが設定されたことにより、新型グランドハイランダーは0-60マイル(約0-96km/h)の加速は6.3秒となり、トヨタ史上最もパワフルなミドルサイズSUVとなりました。

 新型グランドハイランダーについて、トヨタマーケティング本部副社長のリサ・マテラッツォ氏は次のように述べてます。

「3列シートの快適性を重視したミドルサイズSUVへのニーズは確実にあり、グランドハイランダーは究極の選択肢です。

 この3列シートのモデルは、ハイランダーをさらに進化させたものです。

 ハイランダーのレガシーを全く新しい空間へと導くと同時に、電動化を実現するという我々の約束を守るものです」

※ ※ ※

 なおハイランダーは、2006年にこのセグメントで初めてハイブリッドパワートレインを搭載したモデルとなり、新型グランドハイランダーはトヨタの電動化のリーダーシップをさらに拡大するものだといいます。

 なお、新型グランドハイランダーはカルティデザインスタジオがデザインし、インディアナ州プリンストンにある工場でのみ生産されます。

 新型グランドハイランダーの価格と販売開始時期は、2023年夏以降に発表される予定です。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
ベストカーWeb
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
AUTOSPORT web
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
ベストカーWeb
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス

みんなのコメント

8件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

197.1228.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

99.8148.0万円

中古車を検索
クルーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

197.1228.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

99.8148.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村