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【ホンダGB350C】を速攻お触り&ライポジチェック!「スタンダードとは異なる部分も詳細解説」

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【ホンダGB350C】を速攻お触り&ライポジチェック!「スタンダードとは異なる部分も詳細解説」

GB350CのCはクラシック

2024年3月15日(金)~17日(日)にインテックス大阪で開催される第40回大阪モーターサイクルショー2024の会場から、気になる情報を速攻レポート。
開幕前日に実施されたメディア向け事前撮影会では、ホンダが市販予定車としてこのショーに出品するGB350Cの姿もあった。というわけで早速触りまくって、またがってみたのだ!

【画像13点】ホンダGB350Cを写真で詳細解説「足つき、ライディングポジションも」

2023年11月、ホンダはインドで新型として発表されたCB350を、GB350Cとして日本市場にも導入すると発表。こちらは、クラシカルなロードスポーツモデルとして2021年の発売当初から人気を集めてきたGB350を、超レトロスタイルに仕立てたバリエーションモデルで、第40回大阪モーターサイクルショー2024で実車が日本初公開となった。

GB350との相違点は多岐にわたるが、まず目を引くのは前後ディープフェンダー。GB350と同じく、素材にはスチールが使われている。インド仕様のようなサリーガードこそ省かれているが、リヤフェンダーは両側をスチールパイプ製ステーで支えられていて、これもレトロテイストを強調するアイテムとなっている。

正立フロントフォークのインナーチューブには、こちらもスチール製となるボディ同色のカバーを装着。リヤツインショックは、上側にクロームメッキ仕上げのカバーが配され、シルバーペイントのスプリングがセットされる(5段階プリロード調整可能)。

燃料タンクも専用デザインで、タンクパッドを装着。白いパイピングをワンポイントに用いた、前後セパレートタイプのブラウンシートも専用品だ。タンデムシート後方には、こちらもブラック仕上げのパイプ製グラブバーを備える。また、マフラーはキャブトン(ピーシューター)スタイルに。ヘッドライトカバーやメーターパネルデザイン、ハンドルグリップなども既存モデルとは異なる。

さらに現地情報では、詳細は不明ながら「フレームの仕様も若干異なる」とのこと。ホイールはGB350と同じくフロント19、リヤ18インチ径で(GB350Sはリヤ17インチ)、タイヤもGB350と同じくダンロップ製のアローマックスGT601を履く。

椅子に座るようにゆったり乗る、GB350に近いライポジ

事前撮影会では、このGB350CにまたがれるチャンスもあったGB350と同じくシートはやや高めで、足を下ろしたときに太腿の内側あたりにサイドカウルが干渉するため、身長167cm/体重67kgで足が短めのライダーだと、両足のつま先が接地する程度の足着き性だ。

シートの適正な着座位置に対するステップの位置は、GB350とほぼ同じ印象。ロードモデルとしてはかなり前寄りだが、椅子に座ったときに足を置きたい位置にステップバーがある感じで、窮屈さや不自然さがまるでない。長時間乗り続けたとしても、疲労は少ないはずだ。

シートに対するハンドルグリップの位置は高め。かなりアップライトなライポジで、348cc空冷単気筒エンジンがもたらすGB350シリーズならではのクリアな鼓動感を味わいながら、ゆったり走るのが似合いそうだ。樽型を思わせるグリップも、ライダーにレトロな世界観を感じさせるアイテムとして機能している。

実車にみなぎる突き抜けたレトロ感

GB350Cの魅力は、王道的なクラシックテイスト。写真でもそれは十分に伝わってきたが、実車で細かい部分まで確認すると、より深く感じることができる。金属製パーツを多用する手法はGB350にも取り入れられているが、ディープフェンダーやカバードフォークとのマッチングは非常に良好で、その佇まいにはレトロバイクとしての“本物感”がある。

GB350Cは、今回の大阪モーターサイクルショーに加えて、翌週に開催される第51回東京モーターサイクルショーでも展示される。ぜひいち早く実車をチェックしてもらいたい!

REPORT:田宮 徹 PHOTO:伊藤吉行

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