現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 「最新モデル試乗」4シーターオープンの本命、ソフトトップに変身したBMW4シリーズ・カブリオレがカッコいい!

ここから本文です

「最新モデル試乗」4シーターオープンの本命、ソフトトップに変身したBMW4シリーズ・カブリオレがカッコいい!

掲載 更新 8
「最新モデル試乗」4シーターオープンの本命、ソフトトップに変身したBMW4シリーズ・カブリオレがカッコいい!

新型は走行中でも開閉可能。ソフトトップは軽量設計

 4シリーズに予定通りカブリオレが追加された。ニュースはリトラクタブルハードトップ(RHT)をついに諦めて「ソフトトップ」へと回帰したことだ。
 最大の利点は軽量化である。ルーフ開閉システムだけで従来に比べ40%軽くなった。利便性も向上している、以前は18km/h以下でしか開閉操作ができなかったが、新型では50km/hまでなら可能となった。開閉時間も短縮され、約18秒で完了する。

2997cc直6DOHC24Vターボ 387ps/5800rpm 500Nm/1800~5000rpm Mパフォーマンスチューンの絶品ユニット WLTCモード燃費:10.9km/リッター

 ソフトトップは専用スペースにきれいに収納される。フルオープン時のスタイリングはスッキリとした印象。ラグジュアリーオープンらしく華やかだ。クローズドの状態での見栄えは激変した。ボディとトップの2トーンコーディネーションはエレガント。しかもトップデザインがロードスター並みに流麗で美しい。このスタイリングは新型の最大のチャーミングポイントである。やはりソフトトップはいい。

 もちろんRHT派にも言い分はあるだろう。例えばクローズド状態で4人乗車を余儀なくされた場合、新型は後席の閉塞感が強い。リアサイドウィンドウが小さめだからだ。クローズド時のセキュリティ効果もRHTにアドバンテージがある。
 もっとも、RHTのメリットはもはやその程度。クローズド時の静粛性や剛性感はソフトトップとなってもRHTに負けず優秀だ。新型のソフトトップは、内側にハードトップが入っているんじゃないか、と思ったほどに頑丈で硬いトップである。

珠玉のストレート6。スポーティな乗り味

 日本仕様にのラインアップは2リッター直4ターボ(184ps)を搭載したの420iと、Mパフォーマンスチューンの3リッター直6ターボ(387ps)を積む4WDのM440iの2シリーズ。試乗車はM440iだ。パワートレーンや各種装備類はクーペに準じており、BMWの最新仕様でまとめられている。

 珠玉のストレート6ターボに火を入れ、まずはクローズドで走り出す。大径タイヤの影響か、低速域で路面からのショックをはっきりと感じる。スポーティな乗り味はクーペと同様だ。速度を上げるにつれて硬さは消えていくが、ハードな印象は持続する。ちなみにソフトトップによる風切り音は皆無だった。

 速度を50km/h以下に落としてオープンにした。ウィンドウを上げ、デフレクターを立てておけば風の巻き込みは最小限。快適なドライブを楽しめた。オープン状態では乗り心地が少しだけまろやかになるのも嬉しい。仔細に観察すると、速度を上げていくにつれボディの緩みを感じるが、それも気づくかどうかのレベル。上手にまとめられていた。4シリーズ・カブリオレは、スポーティでエレガントなラグジュアリーオープンの新基準と言っていい。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

Jujuが人気ドライバー部門首位「暖かい声援が何よりも活力に」。2024年のSFgoアワードはTGMが“2冠”
Jujuが人気ドライバー部門首位「暖かい声援が何よりも活力に」。2024年のSFgoアワードはTGMが“2冠”
AUTOSPORT web
ラリーカーが空を飛ぶ! WRCラリージャパン堂々幕開け。Rally1ではM-スポーツ・フォードのフルモーSSS1最速。勝田貴元3番手
ラリーカーが空を飛ぶ! WRCラリージャパン堂々幕開け。Rally1ではM-スポーツ・フォードのフルモーSSS1最速。勝田貴元3番手
motorsport.com 日本版
60系『プリウス』のメーター手前を小物置きに、カーメイトが専用トレー発売
60系『プリウス』のメーター手前を小物置きに、カーメイトが専用トレー発売
レスポンス
新車採用が「義務化」! でも後退時「バックモニター」だけで動くのは「危険すぎ」!? “カメラ”に映らない「死角」がヤバかった
新車採用が「義務化」! でも後退時「バックモニター」だけで動くのは「危険すぎ」!? “カメラ”に映らない「死角」がヤバかった
くるまのニュース
“ツーリングもサーキットも楽しめる”スーパースポーツバイク! ヤマハ「YZF-R7 ABS」の2025年モデルは鮮烈なブルーとグレーが魅力です
“ツーリングもサーキットも楽しめる”スーパースポーツバイク! ヤマハ「YZF-R7 ABS」の2025年モデルは鮮烈なブルーとグレーが魅力です
VAGUE
レクサス新型「本格ラグジュアリーSUV」発表! “450馬力”超えの「3列シート」採用モデル登場! 超パワフルな「高性能ハイブリッド」初搭載した“新型LX”加国発売!
レクサス新型「本格ラグジュアリーSUV」発表! “450馬力”超えの「3列シート」採用モデル登場! 超パワフルな「高性能ハイブリッド」初搭載した“新型LX”加国発売!
くるまのニュース
いすゞ、新開発の2.2Lディーゼルエンジンを『D-MAX』と『MU-X』に搭載
いすゞ、新開発の2.2Lディーゼルエンジンを『D-MAX』と『MU-X』に搭載
レスポンス
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
motorsport.com 日本版
新型「“真っ黒”クロスオーバーSUV」発表! 初の「精悍ブラック仕様」&特別な“豪華内装”採用! 専用装備マシマシな「Cクラス オールテレイン」登場!
新型「“真っ黒”クロスオーバーSUV」発表! 初の「精悍ブラック仕様」&特別な“豪華内装”採用! 専用装備マシマシな「Cクラス オールテレイン」登場!
くるまのニュース
最新EVと環境への挑戦を体感! 第30回日本EVフェスティバル 11月23日
最新EVと環境への挑戦を体感! 第30回日本EVフェスティバル 11月23日
レスポンス
インフィニティ、フルサイズSUV『QX80』新型の購入者に新サービス…専任コーディネーターが対応
インフィニティ、フルサイズSUV『QX80』新型の購入者に新サービス…専任コーディネーターが対応
レスポンス
ホンダ「2列×6人乗り」小型ミニバンが凄い! まさかの「前席に3人並ぶ」斬新シート採用! 全長4.3mで「最高にちょうどいい」サイズの“エディックス”とは!
ホンダ「2列×6人乗り」小型ミニバンが凄い! まさかの「前席に3人並ぶ」斬新シート採用! 全長4.3mで「最高にちょうどいい」サイズの“エディックス”とは!
くるまのニュース
メルセデスAMG試乗付き宿泊プラン、1日1室限定…インターコンチネンタルホテル大阪
メルセデスAMG試乗付き宿泊プラン、1日1室限定…インターコンチネンタルホテル大阪
レスポンス
勝利をもたらす「招き猫」こと「BLUE LINK VICTORY CATS」の4名とは?「ANEST IWATA Racing with Arnage」をサポートするRAの素顔を一部ご紹介
勝利をもたらす「招き猫」こと「BLUE LINK VICTORY CATS」の4名とは?「ANEST IWATA Racing with Arnage」をサポートするRAの素顔を一部ご紹介
Auto Messe Web
ランドクルーザーとランドローバー、世界のクロカン4WD市場を席捲する両雄
ランドクルーザーとランドローバー、世界のクロカン4WD市場を席捲する両雄
@DIME
角田裕毅、危うくアメリカ入国拒否!? 入国審査で別室へ……「着ていたパジャマの色が問題だったのかな?」
角田裕毅、危うくアメリカ入国拒否!? 入国審査で別室へ……「着ていたパジャマの色が問題だったのかな?」
motorsport.com 日本版
めちゃ“豪華インテリア”の新型「ミドルサイズSUV」発表! 大人気モデルが「全面刷新」で進化! 多彩なテクノロジーを搭載した新型「ティグアン」登場!
めちゃ“豪華インテリア”の新型「ミドルサイズSUV」発表! 大人気モデルが「全面刷新」で進化! 多彩なテクノロジーを搭載した新型「ティグアン」登場!
くるまのニュース
MINI『クーパー・コンバーチブル』、本拠地英国で9年ぶりにラインオフ
MINI『クーパー・コンバーチブル』、本拠地英国で9年ぶりにラインオフ
レスポンス

みんなのコメント

8件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

776.01182.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

184.6878.0万円

中古車を検索
4シリーズ カブリオレの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

776.01182.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

184.6878.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村