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上陸秒読みか? 中国版センチュリーの「紅旗・H9」はどんな車? トヨタとの違いは

掲載 更新 89
上陸秒読みか? 中国版センチュリーの「紅旗・H9」はどんな車? トヨタとの違いは

■ともに全長5mオーバー! ふたつの超高級車を比較

 2021年1月27日に、SNS上で中国の高級車ブランド「紅旗」(HONGQI・ホンチー)の最上級車種「H9」が日本に上陸するのでは、と話題になりました。
 
 その後輸入元の担当者は、拡散されている情報に一部誤りは含まれているものの、上陸することは間違いないと認めています。
 
 日本市場には、トヨタの最上級車種として販売される「センチュリー」が存在しますが、H9とどのような違いがあるのでしょうか。

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 H9は2020年8月に発売された高級セダンで、ボディサイズは全長5137mm×全幅1904mm×全高1493mm。フラッグシップモデルにふさわしい大柄なサイズとなっています。

 一方、トヨタの最上級車種である「センチュリー」は、現行モデルが2018年6月に登場。ボディサイズは、全長5335mm×全幅1930mm×全高1505mmと、H9より全長が200mmほど長い設定となっています。

 搭載されるエンジンは2リッター直列4気筒ターボと3リッターV型6気筒スーパーチャージャーの2仕様で、2リッター仕様は252馬力、3リッター仕様は283馬力というスペック。

 変速機は7速デュアルクラッチトランスミッションが組み合わされ、駆動方式はFRです。

 燃費(NEDCモード)は2リッター仕様が7.1リッター/100km、3リッター仕様が9リッター/100km。1リッターあたりの走行距離であらわす日本の単位に直すと、2リッター仕様が約14.1km/L、3リッター仕様が11.1km/Lとなります。

 一方のセンチュリーに搭載されるエンジンは5リッターのV型8気筒で、ハイブリッドシステムが組み合わされます。

最高出力はエンジンが381馬力でモーターが224馬力。システム最高出力は431馬力に達します。駆動方式はH9と同じくFRで、燃費はWLTCモードで12.4km/Lです。

 価格を比較すると、H9が31万元から54万元(日本円換算で約499万から約869万円)、センチュリーが1996万2963円(消費税込)です。

 H9の日本仕様がどのようなスペックと価格で登場するかは現時点で明らかになっていませんが、2021年2月上旬には正式発表される予定といわれており、日本の高級車市場にどのような影響を与えるのか、注目です。

 それではここで、センチュリーに関するクイズです。

 3代目となる現行センチュリーの説明で、間違っているものは次のうちどれでしょうか。

【1】ハイブリッドカーとなったのは歴代初である

【2】歴代ではじめてドアミラー仕様のみとなった

【3】フルモデルチェンジは25年ぶりである

※ ※ ※

 正解は【3】の「フルモデルチェンジは25年ぶりである」です。

 センチュリーの3代目モデルが発売されたのは2018年で、2代目モデルの発売は1997年であったことから、フルモデルチェンジは21年ぶりが正解となります。

 ちなみに、初代モデルが発売されたのは1967年で、全面刷新されるまでの期間は30年と、2代目モデル以上に長い間販売され続けたモデルでもありました。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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みんなのコメント

89件
  • 価格にしても佇まいにしてもセンチュリーと
    比較対象が違うでしょ。
    アメ車のセダン当たりが良いところなのに
    センチュリーを持ち出すのは何とかVIPカー
    に近づけようとする意図でもあるのかなぁ。
  • レクサスLSとロールスロイスファントムと内装はメルセデスをパクったにしてはよく見えるね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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