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0-100km/hの加速は3.2秒、最高速度は326km/h!マクラーレンから「GT」の後継モデル「GTS」が登場

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0-100km/hの加速は3.2秒、最高速度は326km/h!マクラーレンから「GT」の後継モデル「GTS」が登場

マクラーレンは、新モデルとなる「GTS」を発表した。この「GTS」は「GT」の後継モデルとして、マクラーレンのスーパーカー・ラインアップに加わる。

超軽量の「GTS」は、マクラーレンならではの卓越したドライビング・ダイナミクスとドライビング・プレジャーを提供。また快適な乗り心地、洗練性、ラゲッジスペースを望むドライバーが満足できるよう、日常的なドライブや長旅にも適した設計となっている。

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いっそう力強いビジュアルに、エクステリアおよびインテリアの仕様も選択肢が増加

美しく機能的なデザインに加え、クラストップのパワーウェイトレシオや、それを支えるユニークなモノコック・シャシー中心の軽量なカーボン・ファイバー製ストラクチャー、卓越したドライビング・ダイナミクスといったマクラーレンの核となる魅力はそのままに、新しいGTSは、いっそう力強いビジュアルとなり、エクステリアおよびインテリアの仕様に関しても選択肢がさらに増えた。

GTが誇るエクステリアのエレガントなラインは、エアロダイナミクス・パッケージやシルエットのベースとして引き継ぎつつも、GTSはいっそう主張の強いデザインとなっている。

特徴的な「ハンマーヘッド」のフロント・バンパーのスタイリングも刷新され、エア・インテークも新しいフォルムに変更された。インテークの幅が拡大したことで、ラジエーターに送り込む空気の量も増大している。

フロント・インテークのエア・ブレードは、オプションで光沢仕上げのグロス・ビジュアル・カーボン・ファイバーへ変更も可能。マクラーレンのレーシングDNAを表現した、より一層アグレッシブなルックスにすることもできる。

リア・フェンダーにおいては、車両の肩にあたる部分のエア・スクープが新たに採用された。こちらもグロス・ビジュアル・カーボン・ファイバーを選択することもできる。

リデザインされたフロントエンド同様に、リア・フェンダーも強化され、より多くの気流が4.0リッターのツインターボV8エンジンに供給される。

巨大なリア・ディフューザーとデュアル・エグゾーストもGTSの力強いビジュアルとフォルムに貢献している。後者は、迫力のスーパーカー・サウンドを楽しめるオプション・パッケージ、「スポーツ・エグゾースト」システムの一部でもある。

標準仕様ではミラー・キャップ、ウィンドウ・サラウンドはグロスブラック仕上げで、落ち着いた外観となっている。新しいGTSでは、「ステルス・バッジ・パック」オプションを選択することで、新たなサイド・バッジを含むGTSバッジを黒で仕上げることも可能。

ビジュアル・カーボン・ファイバーのオプションにはアンダーボディのカーボン・パックもあり、これにはフロント・スプリッター、サイドスカート、リア・バンパー下部、ディフューザーが含まれる。

またフロントのエア・インテーク・ブレード、リア・フェンダーのエア・インテーク、ミラー・キャップといったエクステリアのディテールにも、カーボン・ファイバー仕上げを選択できる。

GTSを支えるのは、カーボン・ファイバー製モノコック・シャシーの「モノセルII-T」で、ミッド・エンジンのマクラーレン・スーパーカーに求められる強度、超軽量構造、剛性を誇る。標準のコンポジット製ルーフは、再生カーボン・ファイバー製となる。

これを含め、GTSの構造部には多くの軽量化ソリューションが施され、パフォーマンスとダイナミクスの最適化に貢献。こうした選択は、軽量スーパーカーならではの刺激的なドライビング・エクスペリエンスを実現しつつ、乗り心地を損うことなく、不要なノイズ、ハーシュネス、振動を排除する上で役立っている。

このGTSは、クラス最軽量のDIN重量わずか1,520kgで、パワーウェイトレシオはセグメントトップの418PS/tを誇る。4.0リッターM840TE型V8ツインターボ・エンジンの最高出力は、7,500rpmで635PSに引き上げられた。

15PSの向上をもたらしたクランクシャフトのトルク増大は、よりアグレッシブな燃焼行程と点火タイミングの改良で可能となった。さらにGTSはローンチコントロール機能を標準装備し、これを稼動させると、GTSは0-100km/h(0-62mph)加速わずか3.2秒、0-200km/h(0-124mph)加速は8.9秒を実現。なお、最高速度は326km/h(203mph)となる。

トランスミッションは7速SSGを搭載し、始動時のデフォルトであるコンフォート・モードでは、滑らかでシームレスかつ素早い変速が可能で、リラックスしながら軽快な加速を得られる。

これ以外に、ドライバーがスーパーカー・エクスペリエンスを強化できるドライビング・モードとして、スポーツとトラックの2つがあり、アクティブ・ダイナミクス・パネルで選択できる。

スポーツ・モードはドラマチックな緊迫感を高め、瞬間的なイグニッションカット技術によって、いっそう速くアグレッシブな変速を実現。トラック・モードはこれをさらに一段階高め、ギアボックスのパフォーマンスを最大化しつつ、シフト間のトルク・ロスを最小限に抑える。

どのドライビング・モードでも、ステアリング・ホイールに装着するシフトパドルを使って、マニュアルでのギアチェンジが可能となっている。

GTSのブレーキディスクは、フロントが390mm、リアが380mmで、すべてカーボン・セラミック製となる。ブレーキシステムには、6ピストンの軽量なアルミニウム製キャリパー(リアは4ピストン)を備え、驚異的なフィールとパフォーマンスを実現。100km/h(62mph)からわずか32mで停止する制動力を誇っている。

そして軽量なアルミニウム製ダブル・ウィッシュボーン式サスペンションには、連続可変ツインバルブ式油圧ダンパーが装備されている。これを供給するのは、マクラーレン・オートモーティブのオフィシャル・インテリジェント・サスペンション・サプライヤーであるMonroe。

マクラーレンの可変ダンパー技術であるプロアクティブ・ダンピング・コントロールを搭載し、コンフォート、スポーツ、トラックという3種類のアクティブ・ダイナミクス・モードによって、サスペンション特性を変化させる。

その幅は広く、コンフォート・モードではよりリラックスした走りに合わせて追従性が最大化されるが、トラック・モードではダイナミックな走りに合わせてダンパー制御が大幅に引き締まる。

リアのカーボン・ファイバー製アッパー・ストラクチャーをモノコック・シャシーに組み込む設計によって、パッセンジャー・セルの後方には、利便性の高い広々としたラゲッジスペースが生まれた。

カーゴエリアの容量は420リッターで、これにアクセスできる全面ガラス張りのテールゲートは、前方ヒンジの電動式で、ソフトクローズ機能を搭載。

ラゲッジスペースとして、ノーズにも150リッターの収納スペースが設けられている。荷室容量は合計570リッターとなるため、GTSは、現在販売されているモデルの中で最も実用的なスーパーカーといえる。

従来の実用性に加えて、GTSのインテリアは、このモデルが誇るパフォーマンス・レベルと洗練されたラグジュアリーな空間を融合したデザインになっている。長距離ドライブでも快適にすごせるキャビンであると同時に、驚くべきダイナミック・パフォーマンスをドライバーが最大限に活用できる。

洗練された上質なキャビンは、パフォーマンスとラグジュアリーを感じさせるよう、厳選された素材が組み合わされている。インテリアを彩るのは、精密な研磨加工やローレット加工を施したアルミニウム製のスイッチやコントロール。

その中には、ステアリング・ホイールのシフトパドルや、グロスブラックのインフォテインメント・スクリーン・サラウンド、センター・コンソールのギア・セレクター、エア・ベント、ウィンドウ・スイッチなどがある。

オプションのビジュアル・カーボン・ファイバー・パックには、サテンカーボン仕上げのステアリング・ホイール・クラスプと拡大シフトパドル、インテリアのサラウンドに加え、マクラーレンのロゴ入りシル・フィニッシャーが含まれる。

エクステリアのカラーパレットも刷新され、マンティス・グリーン、タンザナイト・ブルー、アイス・ホワイトが新たに加わった。また、発表時のカラーであるラヴァ・グレーはGTS専用の新色となる。

このメタリックカラーには、光をとらえてきらめく赤いラメが配合されており、他のグレーとは一線を画す特徴的な効果を生み出している。

さらに新たな追加としては、10スポークの「ターバイン」軽量鍛造アロイホイールがあり、シルバー、グロスブラック、ダイヤモンドカット加工グロスブラック、オルムから選択が可能。

GTSの標準仕様は10スポークの鍛造アロイホイールで、シルバー、グロスブラック、グロスブラック・ダイヤモンドカットのほか、専用の「タングステン」も選択できる。どちらのデザインも、新オプションのチタン製ホイール・ロックボルトとの組み合わせが可能。

標準のボルトより35%軽量なため、バネ下重量を削減できる。マクラーレンのテクニカル・パートナーであるピレリが供給するP ZEROタイヤは、GTSのため特別に開発されたもので、高いレベルのパフォーマンスとグリップだけでなく、洗練された乗り心地も兼ね備える。

■マクラーレン・オートモーティブCEO マイケル・ライターズ氏のコメント

McLaren GTSは、マクラーレンならではのドライビング・ダイナミクスとパフォーマンスに加え、洗練性と実用性を高次元で融合させています。

真のドライビング・エクスペリエンスをお愉しみになりたい時には、GTSがそれをかなえます。また週末の旅行など、リラックスした長距離ドライブを愉しみたいときにも、GTSが理想的なパートナーとなることでしょう。

マクラーレンのレーシングDNAに忠実でありながらも、いつくもの能力を兼ね備えたモデル、それがMcLaren GTSなのです。

【主要諸元】

エンジン仕様:M840TEエンジン、4.0リッター、ツインターボV8、3,994cc
ドライブトレイン・レイアウト:縦置きミッドシップ、後輪駆動
最高出力:635PS/7,500rpm
最大トルク:630Nm/5,500-6,500rpm
トランスミッション:7速SSG
タイヤ:ピレリP-ZERO(フロント)225/35/R20、(リア)295/30/R21
サイズ:全長4,683mm×全高1,213mm×全幅2,045mm
ホイールベース:2,675mm
DIN車両重量[フルード類+90%の燃料]:1,520kg
重量配分(前/後):42.5%/57.5%
燃料タンク容量:72L
0-100km/h(0-62mph):3.2秒
0-200km/h(0-124mph):8.9秒
最高速度:326km/h
100–0km/h(62mph–0)制動距離:32.0m
200-0km/h(124mph–0)制動距離:127.0m

関連情報:https://cars.mclaren.com/jp-ja

構成/土屋嘉久

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みんなのコメント

4件
  • yam********
    エンジン車でありながら、BEVのテスラモデル3パフォーマンスと同程度の加速はすごいです。
  • yam********
    次はGTS-Rかなw
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