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ホンダ新型「フィット」を先行公開! デザイン変更や新たなHVシステム搭載など大幅進化

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ホンダ新型「フィット」を先行公開! デザイン変更や新たなHVシステム搭載など大幅進化

■新型フィットはどう進化する?

 ホンダが東京モーターショー2019で世界初公開する新型「フィット」のティザー画像が、早くも公開されました。

なぜホンダの技術はマネされない? 他社が「センタータンク」採用しない理由

 4代目となる新型フィットは、独自のセンタータンクレイアウトによる広い室内空間と、多彩なシートアレンジを継承し、ハイブリッドモデルには小型化された2モーターハイブリッドシステム「i-MMD」を搭載します。

 従来の使い勝手の良さはそのままに、乗った人が心地よいと感じるような、日常をさらに豊かにするクルマとして生まれ変わるといいます。

 今回公開された画像はサイドのシルエットで、詳細はわかりにくいものの、ヘッドライトの形状変更やアンテナがシャークフィンになるなど、外装も大きく変更されるようです。

 また、Aピラー周辺に光が強く当たって隠されていることから、このあたりに秘密があるのではないかと思われます。

 細かい部分では、これまでは少し傾いていた「FIT」のロゴが、垂直に正立したフォントになるようです。

※ ※ ※

 2019年5月8日におこなわれた事業方針説明会見で、ホンダの八郷隆弘社長は次のようにコメントしています。

「今後は、2モーターハイブリッドシステムのi-MMDを、ホンダのモデルラインアップ全体に拡げていきます。中・大型モデルに対応しているi-MMDに、新たに小型車向けのシステムを開発しました。

 この小型i-MMDは、2019年秋の東京モーターショーで世界初公開予定の新型フィットから採用します。

 採用モデルのラインアップ拡大に加え、グローバルでの展開をおこなうことにより、i-MMDのシステムコストは2022年までに、2018年に比べて25%の削減を見込んでいます」

 ホンダは、2030年に全世界で販売される4輪車販売台数の3分の2を、モーター駆動を含む「電動車」にするという目標を掲げています。

 またハイブリッド車の拡充を中心におこなうことで、この目標の達成を目指していくことも明らかにしています。

 日本だけでなく海外でも販売されるフィットは、ホンダがグローバルで電動化を進めるカギとなりそうです。

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