現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタが新型「ランドクルーザーFJ」発表!? ついに「ミニランクル」登場か 商標登録で期待高まる新モデルの行方

ここから本文です

トヨタが新型「ランドクルーザーFJ」発表!? ついに「ミニランクル」登場か 商標登録で期待高まる新モデルの行方

掲載 10
トヨタが新型「ランドクルーザーFJ」発表!? ついに「ミニランクル」登場か 商標登録で期待高まる新モデルの行方

■新モデル登場?「ランドクルーザー FJ」とは

 2023年11月7日に「ランドクルーザー FJ」という名称をトヨタが新たに商標登録出願したことが明らかになりました。
 
 近い将来、ランドクルーザーシリーズの一員が登場する可能性が高そうです。

【画像】「えっ…!」 これがミニランクル? 斬新デザインがスゴい!(36枚)

 この商標は、おもに乗り物に対して用いられる「第12類」というカテゴリーに出願されているため、この名称を持つ新型車が近い将来に登場する可能性が高まってきました。

 では、ランドクルーザー FJとは、いったいどのようなモデルになると考えられるのでしょうか。

 ランドクルーザー FJについて、現時点ではトヨタからの公式なアナウンスはありません。

 ただ、その「FJ」という部分から、かつて販売されていた「FJクルーザー」と関係の深いモデルになると予測する声は少なくないようです。

 FJクルーザーは、40系のランドクルーザーの面影を持ちながらも、現代的なパワートレインや機能装備を兼ね備えた挑戦的なモデルとして、2006年に北米で販売が開始されました。

 当初は北米専用車となる予定だったと言いますが、国内導入を望むユーザーが多かったこともあり、2010年から2018年にかけて日本でも販売が行われました。

 厳密に言えば、FJクルーザーはランドクルーザーシリーズの一員ではありません。

 ただ、そのルックスがかつてのランドクルーザーをオマージュしていることに加えて、プラットフォームやパワートレインの一部が「ランドクルーザー プラド」と共通しているなど、まったくの無関係というわけでもありません。

 近年のトヨタを見ると、「クラウン」や「センチュリー」、そして「ランドクルーザー」といった歴史あるモデル名をひとつのブランドとみなし、そのなかに複数のモデルを展開していくという方法を採用しています。

 そうした背景を考えると「FJクルーザーの後継にあたるモデルがランドクルーザー FJとして登場し、正式にランドクルーザーシリーズの一員となる」という予測は、決して的外れとは言えないようにも思われます。

※ ※ ※

 現在、グローバルでは「ランドクルーザー300」、「ランドクルーザー70」が発売されています。

 さらに2023年8月には「ランドクルーザー250」が発表されると同時に、今後ランドクルーザーシリーズが拡大していくことが示唆されました。

 その後、陸を駆けるように移動する3輪小型モビリティとして「ランドホッパー」、電動化かつスポーティな「ランドクルーザーSe」がお披露目されています。

 同時に「ジャパンモビリティショー2023」でも前述のランドクルーザーシリーズが展示され話題となりましたが、そのなかに「FJクルーザーの後継モデル」と呼べるモデルはありませんでした。

■「ミニランクル」の名前は「ランドクルーザーFJ」なの?

 現在、トヨタは前述のモデル以外に「ランドクルーザースケープ」や今回の「ランドクルーザーFJ」という商品登録を出願していますが、具体的な部分はほとんど明らかにされていません。

 そうした中で今回のFJという名がつくモデルは2021年12月に公開された「コンパクトクルーザー EV」の市販版である可能性が高いと言う見方もあります。

 その名のとおり、小さなボディを持つコンパクトクルーザー EVですが、そのルックスは高い悪路走破性能を予感させるタフなものであり、そのサイズ感も含めて、どことなく40系ランドクルーザーが現代によみがえったかのような印象を受けます。

 現時点では、このコンパクトクルーザー EVの市販版こそがランドクルーザー FJの最有力候補と言えそうです。

 もちろん、コンパクトクルーザー EVはFJクルーザーよりもひとまわり以上小さいため、「FJクルーザーの後継モデル」と呼ぶのはやや無理があります。

 しかし、ランドクルーザー FJが「FJクルーザーの後継モデル」ではなく「40系ランドクルーザーの現代版」を目指していると考えると、コンパクトクルーザー EVの市販版にその名称を与えたとしても不思議ではありません。

 そうなると「FJ」の意味が気になるところですが、実は40系ランドクルーザーのうち、F型エンジンを搭載したものは「FJ」という型式が与えられており、FJクルーザーの名称もそれに由来するとされています。

 つまり、「FJクルーザーの後継モデル」というものはそもそも存在せず、実際に登場するのは「40系ランドクルーザーの現代版」というわけです。

 そして、ランドクルーザー FJの名称が与えられると考えるのが、現時点ではもっとも妥当であると言えそうです。

※ ※ ※

 ただ、前述のランドスケープが何になるのか、という疑問は残ります。

 それが何を意味するのかは明らかにされていませんが、いずれにせよ近い将来にランドクルーザーシリーズがさらに拡充することは間違いなさそうです。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

上質な乗り心地が最高! 軽二輪クラスのスクーター5選
上質な乗り心地が最高! 軽二輪クラスのスクーター5選
バイクのニュース
タイヤに記された「謎の印」の意味とは? 気になる「赤と黄色マーク」の“重要な役割”ってなに? 気づけば消えるけど問題ないのか?
タイヤに記された「謎の印」の意味とは? 気になる「赤と黄色マーク」の“重要な役割”ってなに? 気づけば消えるけど問題ないのか?
くるまのニュース
メルセデス・ベンツの新世代4名乗りオープンカーのCLEカブリオレに高性能バージョンの「メルセデスAMG CLE53 4MATIC+カブリオレ」を設定
メルセデス・ベンツの新世代4名乗りオープンカーのCLEカブリオレに高性能バージョンの「メルセデスAMG CLE53 4MATIC+カブリオレ」を設定
カー・アンド・ドライバー
アキュラIMSA車両ドライブしたフェルスタッペン、デイトナ24時間は出ないの?「出るには十分な準備をしたいけど、今は不可能だ」
アキュラIMSA車両ドライブしたフェルスタッペン、デイトナ24時間は出ないの?「出るには十分な準備をしたいけど、今は不可能だ」
motorsport.com 日本版
約183万円! 三菱「新型“5ドア”軽SUV」発表に反響多数! 「走りがいい」「好き」の声!半丸目もカッコイイ「ミニ」が話題に
約183万円! 三菱「新型“5ドア”軽SUV」発表に反響多数! 「走りがいい」「好き」の声!半丸目もカッコイイ「ミニ」が話題に
くるまのニュース
新車99万円! ダイハツ「“最安”ワゴン」どんな人が買う? イチバン安い「国産乗用車」は装備が十分! 超お手頃な「ミライース」支持するユーザー層とは
新車99万円! ダイハツ「“最安”ワゴン」どんな人が買う? イチバン安い「国産乗用車」は装備が十分! 超お手頃な「ミライース」支持するユーザー層とは
くるまのニュース
2025年は赤・黄・黒の3色 スズキ「V-STROM 250SX」2025年モデル発売
2025年は赤・黄・黒の3色 スズキ「V-STROM 250SX」2025年モデル発売
バイクのニュース
「高いのはしゃーない」光岡の55周年記念車『M55』、800万円超の価格もファン納得の理由
「高いのはしゃーない」光岡の55周年記念車『M55』、800万円超の価格もファン納得の理由
レスポンス
KTM1390スーパーデュークGT発表!カテゴリーで最も過激なスポーツツアラーを標榜するGTが1390系エンジンでバージョンアップ
KTM1390スーパーデュークGT発表!カテゴリーで最も過激なスポーツツアラーを標榜するGTが1390系エンジンでバージョンアップ
モーサイ
新しい2.2Lディーゼルエンジンと8速ATを搭載したいすゞ「D-MAX」および「MU-X」がタイでデビュー
新しい2.2Lディーゼルエンジンと8速ATを搭載したいすゞ「D-MAX」および「MU-X」がタイでデビュー
カー・アンド・ドライバー
新型「メルセデスCLA」のプロトタイプに試乗!次世代のメルセデス製電気自動車の実力やいかに?
新型「メルセデスCLA」のプロトタイプに試乗!次世代のメルセデス製電気自動車の実力やいかに?
AutoBild Japan
紀伊半島の「最南端」に大変化!? 無料の高速「串本太地道路」工事進行中! 関西エリアの交通を一変する「巨大ネットワーク計画」とは
紀伊半島の「最南端」に大変化!? 無料の高速「串本太地道路」工事進行中! 関西エリアの交通を一変する「巨大ネットワーク計画」とは
くるまのニュース
ホンダ、栃木県とスポーツ振興協定を締結…ラグビーとソフトボールで地域活性化へ
ホンダ、栃木県とスポーツ振興協定を締結…ラグビーとソフトボールで地域活性化へ
レスポンス
軍用車マニアはたまらない!? 大戦中の1942年に製造された“フォード製ジープ”をオークションで発見 フォード「GPW」ってどんなクルマ?
軍用車マニアはたまらない!? 大戦中の1942年に製造された“フォード製ジープ”をオークションで発見 フォード「GPW」ってどんなクルマ?
VAGUE
ズボラ派にもバス&タクシーにもうってつけ! 洗車後の拭き取りをサボれる純水洗車にメリットしかなかった
ズボラ派にもバス&タクシーにもうってつけ! 洗車後の拭き取りをサボれる純水洗車にメリットしかなかった
WEB CARTOP
スズキが新型「ソリオ」1月発表!? “迫力顔&先進機能”採用!? 既に予約した人も!? 何が変わった? 販売店に寄せられた声とは
スズキが新型「ソリオ」1月発表!? “迫力顔&先進機能”採用!? 既に予約した人も!? 何が変わった? 販売店に寄せられた声とは
くるまのニュース
カワサキ「Z2」エンジン お気楽過ぎる「丸塗り」では後々後悔 可能な限り緻密なマスキングを目指す!! ~日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承~Vol.23
カワサキ「Z2」エンジン お気楽過ぎる「丸塗り」では後々後悔 可能な限り緻密なマスキングを目指す!! ~日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承~Vol.23
バイクのニュース
[DSP大全]「位相」を合わせられれば、“一体感のあるサウンド”を獲得可能!
[DSP大全]「位相」を合わせられれば、“一体感のあるサウンド”を獲得可能!
レスポンス

みんなのコメント

10件
  • moo********
    SUVばっか新たに作りまくってるくせに国内は全然納車されないの何なの?
    250出るよ、って言ってから受注分のプラドの納車を加速し始めたからな
    日本人の客をバカにしてるわ
  • tiks******
    横置きFFシャシーのGA-KかCを使う可能性が高い
    ラダーフレームを使わない車にランクルと名付けるのを何とも思わないトヨタ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

324.0349.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

149.0548.0万円

中古車を検索
FJクルーザーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

324.0349.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

149.0548.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村