現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > もはや芸術品と言っていい!? 美しすぎるクーペ3選

ここから本文です

もはや芸術品と言っていい!? 美しすぎるクーペ3選

掲載 更新 22
もはや芸術品と言っていい!? 美しすぎるクーペ3選

■うっとりするほど美しいクーペとは

 近年、日本の自動車市場において2ドアクーペのラインナップは激減してしまいました。メーカーは実用性が高いSUVやミニバンなど売れ筋モデルに注力せざるを得ないため、クーペの減少は仕方ないのかもしれません。

トヨタ史上最強の「マークX GRMN」登場 楽しすぎる乗り味に思わず「こりゃ最高ですね~!」

 それでも、現在は高額なモデルを中心に販売が続けられており、スタイリッシュなフォルムのクーペは健在です。

 そこで、とくに美しいデザインのクーペを3車種ピックアップして紹介します。

●アストンマーティン「ヴァンテージ」

 創業から100年以上の歴史があるイギリスのスポーツカーメーカー、アストンマーティンは、プレミアムな2ドアクーペを3車種ラインナップしています。

 そのなかでもエントリーモデルが「ヴァンテージ」です。エントリーモデルといっても強力なスペックで、エンジンは510馬力を発揮する4リッターV型8気筒ツインターボを搭載し、最高速度は314km/h、0-100km/h加速は3.6秒を誇ります。

 外観は「肉食獣」をコンセプトにデザインされた伝統的な「ロングノーズ・ショートデッキ」のフォルムで、彫刻的かつ筋肉質なディテールの前後フェンダーの張り出しが、美しさのなかに迫力と安定感を演出。

 全長4465mm×全幅1942mm×全高1273mmのロー&ワイドなボディは、押し出し接合アルミニウム製にスチールパネルが組み合わされ、1530kgと比較的軽量な車重に収められています。

 内装では、低く位置する運転席がドライバーとクルマと進路を一体化し、コクピットは機能性と走りへの集中感が感じ取れるデザインです。

 ヴァンテージの価格(消費税込、以下同様)は、2056万8981円からとなっています。

●BMW「8シリーズクーペ」

 BMWのクーペといえば、かつて世界一美しいと評された「E24型 6シリーズ」がありましたが、現在もクーペをラインナップし続けています。

 最新モデルでは「2シリーズ」「4シリーズ」、そしてフラッグシップの「8シリーズ」が全クーペラインナップです。

 なかでも美しいと評されているのが、8シリーズで、現行モデルは2018年に発売。日本では「M850i xDrive」が最初に販売され、後に「840d」やカブリオレが加わりました。

 外観は「流麗」という言葉しか出ないほど美しいラインを描き、全長4855mm×全幅1900mm×全高1345mmのビッグサイズを巧みに使って、伸びやかなフォルムを実現。

 M850i xDriveに搭載されるエンジンは4.4リッターV型8気筒ツインターボで530馬力を発揮し、走りも外観にふさわしいエレガントさと、圧倒的な速さを両立しています。

 M850i xDriveの価格は1746万円です。

■国産クーペもエレガントさでは負けていない!

●レクサス「LC500」

 レクサスが誇るフラッグシップクーペ「LC500」は、現在も国産クーペの頂点に君臨するモデルです。

 LC500はサーキットだけが似合うクルマではなく、ドライバーのライフスタイルを感じさせる佇まいのクーペを目指したといわれています。

 ボディサイズは全長4770mm×全幅1920mm×全高1345mmとかなりの大柄ですが、数値以上にダイナミックな印象となっていて、低いボンネットフードからルーフラインへとつながるプロポーションは「美しさと、走りの魅力の一致」を表現。

 搭載されるエンジンは5リッターV型8気筒自然吸気で、最高出力は477馬力を発揮。トランスミッションは発進時を除くほぼ全域でロックアップする「Direct Shift-10AT(電子制御10速AT)」を搭載し、アクセル操作に即応するダイレクト感とスムーズな発進、DCTに勝る変速速度を実現しています。

 また、マフラー内部に装着されているバルブの開閉により、排気音色と音圧をコントロールし、走りとシンクロした高揚感あふれるエキゾーストノートを演出します。

 鋭い切れ味と優雅な振る舞いを併せ持つLC500の価格は1326万3148円からです。

※ ※ ※

 かつて日本では、比較的安価なクーペが数多く販売されていました。これは海外も同様で、現在は高額なモデルばかりになっています。

 トヨタ「カローラレビン/スプリンタートレノ」、日産「シルビア」、ホンダ「プレリュード」などが販売されていたころは若い人でも手に入れられましたが、いまでは難しいでしょう。

 このままだとクーペは絶滅危惧種になってしまうかもしれません。

【キャンペーン】マイカー・車検月の登録でガソリン・軽油7円/L引きクーポンが全員貰える!

こんな記事も読まれています

VW、特別装備の台数限定モデル「Polo GTI」誕生25周年記念限定車「Edition 25」発売
VW、特別装備の台数限定モデル「Polo GTI」誕生25周年記念限定車「Edition 25」発売
カー・アンド・ドライバー
[バイクビギナーQ&A] バイクの“排気量”とは、エンジンのどこの大きさのこと?
[バイクビギナーQ&A] バイクの“排気量”とは、エンジンのどこの大きさのこと?
WEBヤングマシン
トヨタが新型「大きな高級車」発売! 約440万円の“FF最大級”セダン「新型カムリ」どう思う? 斬新「サメ顔」採用し米投入に反響あり
トヨタが新型「大きな高級車」発売! 約440万円の“FF最大級”セダン「新型カムリ」どう思う? 斬新「サメ顔」採用し米投入に反響あり
くるまのニュース
[バイクメンテDIY] チクチクしない/飛び散らない新開発ガラス繊維を採用。“アコスタフィル”でサイレンサーリペアの悩みを解消
[バイクメンテDIY] チクチクしない/飛び散らない新開発ガラス繊維を採用。“アコスタフィル”でサイレンサーリペアの悩みを解消
WEBヤングマシン
ベントレーが「SUV市場」に進出した5つの理由 高級サルーンの金字塔だったのになぜ?
ベントレーが「SUV市場」に進出した5つの理由 高級サルーンの金字塔だったのになぜ?
Merkmal
[ポルシェ]超えの加速!? スマホメーカーがクルマを!? もはや走るスマホじゃんシャオミ[SU7]【北京ショー】
[ポルシェ]超えの加速!? スマホメーカーがクルマを!? もはや走るスマホじゃんシャオミ[SU7]【北京ショー】
ベストカーWeb
マツダ新型「”魂動顔”トラック」実車公開! 全長5m超え&6速MT設定もある「BT-50」! “マツダ度”高めの「タフモデル」日本導入は?
マツダ新型「”魂動顔”トラック」実車公開! 全長5m超え&6速MT設定もある「BT-50」! “マツダ度”高めの「タフモデル」日本導入は?
くるまのニュース
広い居住スペースが超快適! オートキャンプでも使いやすいトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
広い居住スペースが超快適! オートキャンプでも使いやすいトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
2シーターにミドシップが魅力すぎ!! 中古MR-Sなら70万円で手に入るってお得すぎない!?
2シーターにミドシップが魅力すぎ!! 中古MR-Sなら70万円で手に入るってお得すぎない!?
ベストカーWeb
コンパクトでも4人寝られる! ポップアップルーフも最長188センチに! ホンダ N-BOXがベースの軽キャンパー
コンパクトでも4人寝られる! ポップアップルーフも最長188センチに! ホンダ N-BOXがベースの軽キャンパー
月刊自家用車WEB
アルファード並みのセダンじゃんマジで!! マツダ6後継!? [新型セダンEZ6]の内装が豪華すぎる件
アルファード並みのセダンじゃんマジで!! マツダ6後継!? [新型セダンEZ6]の内装が豪華すぎる件
ベストカーWeb
名車・ボルボ240が車中泊仕様に!専門店がサバイバルなデモカー製作で防災のススメ
名車・ボルボ240が車中泊仕様に!専門店がサバイバルなデモカー製作で防災のススメ
グーネット
4つのカメラで全方位録画!次世代ドライブレコーダー「VANTRUE N5」発売【動画あり】
4つのカメラで全方位録画!次世代ドライブレコーダー「VANTRUE N5」発売【動画あり】
グーネット
後部座席で動画を楽しむ!ヘッドレスト取付タイプの車載ホルダー サンワサプライ【動画あり】
後部座席で動画を楽しむ!ヘッドレスト取付タイプの車載ホルダー サンワサプライ【動画あり】
グーネット
次世代住宅に新型EV「コナ」が付いてくる!?ヒョンデ&ヤマダホームズが異色のコラボ
次世代住宅に新型EV「コナ」が付いてくる!?ヒョンデ&ヤマダホームズが異色のコラボ
グーネット
レトロなパイクカーが新潟に集結!「GFGS Carlife In Yahiko」開催
レトロなパイクカーが新潟に集結!「GFGS Carlife In Yahiko」開催
グーネット
BMW ガソリン車もアプリで遠隔操作!「リモートエンジンスタート」導入スタート
BMW ガソリン車もアプリで遠隔操作!「リモートエンジンスタート」導入スタート
グーネット
新型ヴェゼルをスポーティにドレスアップ!プレミアムなカスタムパーツ発表 無限
新型ヴェゼルをスポーティにドレスアップ!プレミアムなカスタムパーツ発表 無限
グーネット

みんなのコメント

22件
  • ヴァンテージはエントリーモデルじゃない。
    値段じゃないから。
    ピュアスポーツモデルだから。
  • 各車のフロントグリル
    ・鯉の出来損ないのヴァンテージ
    ・鼻の穴おっ広げたBMW
    ・砂時計を押し潰したレクサス
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1400.01760.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

559.02150.0万円

中古車を検索
LCの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1400.01760.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

559.02150.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村