■RXシリーズ次期型! RX-9!?
マツダのRXシリーズといえば、独自のロータリーエンジンを搭載したスポーツカーですが、2003年に登場したRX-8を最後に系譜が途絶えています。
一方で約7年前の「第44回東京モーターショー2015」でロータリーエンジンを搭載するとされるコンセプトカー「RX-VISION」が公開され話題となりました。
そんな中、クルマのバーチャルチューナーであるTheo throttle氏は、RX-VISIONの市販車版という「RX-9」の予想CG作成し投稿、話題を呼んでいます。
【画像】めちゃカッコイイ! 市販化お願いします! マツダ「RX-9」の予想CGを画像で見る(16枚)
RX-VISIONは約7年前の「第44回東京モーターショー2015」で初公開され、話題となったマツダのコンセプトカー。
ボディサイズは全長4389mm×全幅1925mm×全高1160mmで、低いボンネットと全高を実現できたのは、コンパクトな次世代ロータリーエンジン「SKYACTIV-R」を搭載しているからだといいます。
エクステリアは、マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」にもとづき、同社が考えるもっとも美しいFRスポーツカーの造形に挑戦したという美しいデザイン。キャラクターラインを廃したシンプルなボディではありますが、映り込みまでしっかり考慮された造形が特徴的です。
インテリアは、シンプルな美しさが際立つ精悍なデザイン。シンプルな形状のインストルメントパネル、本革仕立ての馬の鞍をモチーフとしたセンタートンネル部を覆うトリムなど、上質な仕上がりです。
そんなRX-VISONの市販車版をTheo throttle氏は独自に予想、「RX-9」と命名し、CG作成して公開しました。
「RX-9」では、基本的なシルエットはRX-VISONと共通ですが、全幅が縮小され、縦横比が現実的な市販車に近づいています。またヘッドライト周りも量産を想定してか現実的なものとなり、少し迫力が失われています。
リアのデザインも、全幅の縮小に伴い現実的に変化。ナンバーを取り付ける場所もデザインされており、このまま実現されてもおかしくない作り込みです。
※ ※ ※
Theo throttle氏の製作したレンダリングは、もちろんメーカー非公認の妄想デザインですが、細部まで描かれており、まるで現実にあるかのような錯覚を感じさせます。
また、直近では、観音開きタイプのドア「フリースタイルドア」を備えたコンパクトSUV「MX-30」のロータリーエンジン搭載車「R-EV」が、2023年6月にも量産が開始されました。
このR-EVは、従来のようにロータリーエンジンをパワーユニットとして直接使用する形式ではなく、エンジンはあくまでも発電機として使用し、車輪の駆動はモーターによっておこなうPEHV形式の一種となっていますが、同様の方式を搭載したスポーツカーが今後出現する可能性を完全には否定できません。
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