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最新EV「タイカン」を懐かしの911純正カラーに! ポルシェがクラシックカラーを全モデルに復刻

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最新EV「タイカン」を懐かしの911純正カラーに! ポルシェがクラシックカラーを全モデルに復刻

ポルシェのカスタムペイント・プログラムが一新

 ポルシェのカスタマイズ部門「ポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクチャー(Porsche Exclusive Manufaktur)」は11月29日、ボディカラーのカスタムプログラムを「ペイント・トゥ・サンプル」と名づけて新たな展開を発表した。

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 ポルシェの歴史の中でも人気のあった純正カラーを復刻して、すべてのモデルにクラシックカラーを選べるようにし、ボディカラーのラインアップを160色以上も拡大するというのだ。

カスタム需要の急増に対応して、クラシック純正色を大量に復活

 ドイツ・ツッフェンハウゼンのポルシェ本社工場では、塗装の設備を新たにして、カスタムカラーの生産能力を大幅に工場させたとのこと。それにともない、カラーのバリエーションをただ増やすだけでなく、ブランドの歴史をふまえて再編成した。

 カスタムカラーのプログラムは「ペイント・トゥ・サンプル(Paint to Sample)」と命名される。そしてかつてのポルシェ純正カラーが大量に復刻されて、最新モデルを伝説のボディカラーにカスタムすることができるというわけだ。

 記事の冒頭に示した写真では、ルビーレッドの「タイカン」、ミントグリーンの「718ボクスター」、マリタイムブルーの「パナメーラ」がサンプルとなっていて、これらのカラーはすべて、1990年代に964型「911」に採用されていた純正色だ。

 クラシックなペイントの選択範囲はモデルによっても異なるが、「911」と「718ボクスター/カイエン」では100色以上の追加カラーがあり、「パナメーラ」、「マカン」、「カイエン」では50色以上、「タイカン」では65色のバリエーションが増えるのだそうだ。

 これらのカスタムカラーは、ポルシェディーラーで新車を購入する際に注文することができ、納期は約3か月延長となる。「ペイント・トゥ・サンプル」は2022年初頭からポルシェのカー・コンフィギュレーターに組みこまれる予定だ。

カラーのオーダーメイドにも個別で対応

 さらに一歩進んで、個別のカラーリクエストに対応すべく、ボディペイントをほぼ完全に自由に指定できる「ペイント・トゥ・サンプル・プラス(Paint to Sample Plus)」プログラムも用意される。このオプションは「911」、「718ボクスター/ケイマン」、「タイカン」で利用可能だ。

 顧客は、お気に入りのシャツやスカーフでもマニキュアでも、とにかくなんでも希望するカラーのサンプルをディーラーに渡せば、ポルシェ本社にそのサンプルが送られて、塗装の専門家がカラーレシピを作成する。その色が実際にクルマで実現可能かどうかを徹底的にテストして、もし実現できない場合は、テストにかかった費用はポルシェ側が負担するという。

 価格は「ペイント・トゥ・サンプル」の例として、「911」と「718ボクスター/ケイマン」のほとんどのモデルでは8806ユーロ(約112万円)。「718 GT」および911のターボ、ターボS、GTモデルでは9877ユーロ(約126万円)。

 フルオーダーメイドの「ペイント・トゥ・サンプル・プラス」の場合は、「911」と「718ボクスター/ケイマン」のほとんどのモデルが1万7612ユーロ(約225万円)で、「718 GT」および911のターボ、ターボS、GTモデルでは1万9754ユーロ(約252万円)。

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みんなのコメント

1件
  • 964のパステルピンクやパステルグリーンも有るのかな?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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