■「斬新ダイヤル」と居住性重視のリアシートを採用
ホンダは2024年春に新型「アコード」を発売します。2023年12月からは先行受注が開始されました。
新型アコードは、ホンダの国内市場を牽引する新たなフラッグシップモデルとして位置づけられるセダンです。
【画像】「えっ…!」 これがホンダ新型「最大・最上級セダン」の内装です!(88枚)
1976年に登場したアコードは、「人と時代に調和したクルマ」という思想のもと、50年近くにわたって展開され、若々しくスタイリッシュなデザインや高い走行性能などが特徴です。
初代では3ドアハッチバックでしたが、のちに4ドアセダンが基本となり、加えてステーションワゴンやクーペも登場しました。
日本では先代(10代目)が2023年1月に販売終了し、国内でホンダのセダンモデルが消滅していましたが、1年ぶりの復活となります。
国内で発売される新型は11代目で、すでに2022年11月に北米で発表され、北米やアジアなどの海外市場で販売されているモデルと同型です。国内向けは、タイで生産される輸入車となります。
新型ではアコードの上質さや高い走行性能はそのままに、最新の運転支援システム「ホンダ センシング 360」を国内初採用したほか、先進感を高めた機能装備などが採用されました。
海外モデルのボディサイズは全長4962mm×全幅1862mm×全高1449mm、ホイールベースは2830mmで、国内向けもこれとほぼ同一になると見られます。
エクステリアは全長を延長したことで、ロー&ワイドなクーペのような流麗なフォルムを実現。フルLEDの薄型ヘッドライトや近年のトレンドとなっている横一文字のテールライトを採用。
派手な加飾や華美なメッキパーツなどを多用せずにフォーマルな印象を与えるとともに、ワイド感と先進感を高めました。
パワートレインは、新世代の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を採用。エンジンや2モーター内蔵式CVT(無段変速機)を刷新することで、燃費の向上とドライバーに忠実な動力性能の両立を図っています。
インテリアは水平基調のデザインを採用したほか、インパネなど手の触れやすい部分にソフトパットを採用。ステッチ縫製にもこだわるなど上質なイメージをもたせました。
エアコン吹出口は「シビック」などとも共通するメッシュタイプを採用し、吹き出し口周辺も同デザインのパネルを装備。コンソールやドアトリムにも微細立体柄の金属調フィルムをあしらうなど高級感を演出しています。
インパネやドアトリムには、7色から選べるアンビエントライトを装備。ユーザーの好みのカラーだけでなく、エアコンやドア開閉など車両の状態に合わせて色が変化する機能も備えています。
さらに、インテリアで特筆すべきポイントは、HMI(ヒューマン マシン インターフェース)として、新たに「エクスペリエンスセレクションダイヤル」を国内のホンダ車として初めて採用しました。
これは、インパネ中央部に設けられた1つのダイヤルを回して押すことで、エアコンや照明、オーディオの操作が可能にしたほか、これらの機能をプリセットとして保存することで、ユーザーごとにモードを変えたり、シーンに応じてモードを切り替えたりできます。
これにより、物理ボタンが減ったことで先進的なイメージが高まったほか、直感的に操作できるなど、操作性の向上も図っています。
さらに、全長を延長させたことでリアシートの居住性も向上しています。リア左右にはシートヒーターを装備するほか、サイドウインドウの手動サンシェードを装備しています。
また、後席や運転席から助手席シートを操作できるスイッチを助手席右肩部に設置。後席の足元を広げることが可能です。
加えて、後席用エアコン吹出口やスマホなどのUSB-C充電ポートをセンターコンソール後部に設けるなど、新たなフラッグシップモデルとして居住空間の向上も図られました。
※ ※ ※
新型アコードの発売は2024年春を予定していますが、2023年11月開催の「名古屋モビリティショー」で初めて一般公開された後、カスタムカーショー「東京オートサロン2024」では純正アクセサリー装着車が出展されました。
各展示会場では来場者の多くが新型アコードへ興味を寄せており、新たなセダンの復活ということもあって注目されています。
なお、現時点で価格などの詳細情報は発表されていませんが、まもなく正式に発表されるものとみられます。
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