■ワースト10車種はトヨタ車とレクサス車
日本損害保険協会は2022年3月16日、23回目となる「自動車盗難事故実態調査」の結果を発表しました。
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これは、全国で発生した自動車本体の盗難や車上狙い(部品盗難含む)で保険金を支払った事案を調査したものです。2019年から2021年までの3年間、損保21社を対象にしており、車両本体盗難9189件、車上狙い4041件を分析しています。
2021年の車両本体盗難の状況を見ると、車名別で最多はトヨタ「ランドクルーザー」(「プラド」含む)で331件でした。ワースト10車種は次のとおりです。
・1位:トヨタ「ランドクルーザー」331件 ※「プラド」含む。
・2位:トヨタ「プリウス」266件
・3位:レクサス「LX」156件
・4位:トヨタ「アルファード」138件
・5位:トヨタ「クラウン」81件 ※「マジェスタ」「エステート」「アスリート」を含む。
・6位:トヨタ「ハイエース」78件 ※「レジアス」「グランビア」を含む。
・7位:レクサス「RX」58件
・8位:トヨタ「ヴェルファイア」41件
・9位:レクサス「LS」、トヨタ「ハリアー」各36件
プリウスとランドクルーザーは、2019年と2020年もそれぞれ1位と2位にランクインするなど、車種の顔ぶれは3年間で大きく変わっていませんが、盗難被害が特定の車種に集中する傾向が続いています。
また、2021年のワースト10車種はトヨタ車とレクサス車が占めており、市場での人気と比例するように、盗難件数も多くなっているようです。
2021年の車両本体盗難の発生時間帯は、「深夜~朝(22~9時)」が55.2%でもっとも多く、「日中(9~17時)」(29.0%)のほぼ倍を占めています。
車両本体盗難1件あたりの平均支払保険金は、2019年の208万円から2021年の236万9000円と増加傾向が続いています。
なお、2021年の車名別・車上狙いの被害は、最多がプリウスで66件、次いで2位はハイエース37件、3位はアルファード31件でした。
※ ※ ※
警察庁によると自動車盗難の年間認知件数は、2003年の6万4223件をピークに減少傾向が続いており、2021年は5182件でした。
日本損害保険協会は、自動車盗難対策として普段から次のような取り組みを複数講じることが有効といいます。
・バー式ハンドルロックや警報装置などの盗難防止機器を使用する
・防犯設備が充実した駐車場を利用する
・貴重品は車内に放置しない
また、自宅の駐車場でも安心せずに、防犯カメラや防犯灯などを利用して窃盗犯が心理的・物理的に侵入しづらくすることも重要としています。
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みんなのコメント
買い直させるためにわざと盗まれやすくしてるんだろ?
システム自体を孫請けに丸投げなんだろうが
狙われたらキー解除から走り去るまで10分以内じゃどうにもならない