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BYD、コンパクトEV「BYD DOLPHIN(BYD ドルフィン)」を363万円で発売すると発表

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BYD、コンパクトEV「BYD DOLPHIN(BYD ドルフィン)」を363万円で発売すると発表

BYD Auto Japanは、日本発売第2弾となるコンパクトEV「BYD DOLPHIN」の全国メーカー希望小売価格を363~407万円(消費税込み)とし、本日2023年9月20日(水)より全国のBYD正規ディーラーを通じて販売を開始する。

「BYD DOLPHIN 」は、海洋生物の自由さや美しさから着想を得たデザインフィロソフィーのもと開発されたBYDの乗用車シリーズ「海洋シリーズ」の最初のモデルとして、2021年8月に中国で発売され、すでに43万台が販売されている。

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エクステリアは、可愛らしさと人懐っこさを感じさせるイルカのような丸みを帯びたボディラインと、イルカが海面から飛び出てくるときの躍動感を表現した2本の大胆なウエストラインが特徴で、親しみやすさと力強さを感じさせる。インテリアは、滑らかで広がりのある曲線でデザインされており、モダンでダイナミックな車内空間を演出しているほか、なだらかに起伏を繰り返す穏やかな波を連想させるダッシュボードや、イルカのフィンをモチーフにしたドアノブなど、遊び心が散りばめられているのが特徴となっている。

コンパクトEVとしての高い実用性

「BYD DOLPHIN 」は、全長4,290mm×全幅1,770mm×全高1,550mm、ホイールベース2,700mmのコンパクトEV。日本市場向けに全高を1,550mmに調整しており(他市場は全高1 ,570mm )、一般的な機械式駐車場に設けられているサイズ制限をクリアしているほか、ロングホイールベースによる広い車内空間と、最小回転半径5 .2mの優れた小回り性能を両立している。

バッテリー容量44.9kWhで一充電あたりの航続距離が400kmの「BYD DOLPHIN」と、バッテリー容量58.56kWhで一充電あたりの航続距離が476kmの「BYD DOLPHIN Long Range」の2つのグレードをラインナップしている。さらに、車両から電気を取り出すV2LとV2Hに対応しているため、アウトドアシーンをはじめ、給電器を繋げば家庭に電力を供給することができるため、災害時の非常用電源として活用することも可能だ。

安心・安全を支える装備と機能

「BYD DOLPHIN」は、グレードを問わず、ADAS(先進運転支援システム)において、同一車線内走行支援のナビゲーションパイロットや死角をサポートするブラインドスポットインフォメーション、自動緊急ブレーキシステムなど、充実した機能を標準で装備している。特に「BYD DOLPHIN」の特徴的なアクティブセーフティ機能として、以下の5つが挙げられる。

・ドライバー注意喚起機能 運転時間や走行速度などの運転状況と、ステアリングセンサーのデータをアルゴリズムで分析し、一定の疲労度が検出された場合、ディスプレイに警告を表示し、ドライバーに休憩を促します。・幼児置き去り検知システム ミリ波レーダーにより、車内に生命体が取り残されていることを検知した場合、ライトの点滅とホーンでオーナーや周囲の人々に知らせます。・誤発進抑制システム 車速10km以下の発進時や低速走行時に、進行方向3m以内に障害物がある場合、アクセルペダルの踏み込みを抑制します。・フロントクロストラフィックアラート/フロントクロストラフィックブレーキ 発進時や交差点への進入時に、左右から接近する車両を検知しアラートを発出するもので、衝突の危険があると判断される場合には自動でブレーキをかけます。

■BYD DOLPHIN 主要諸元

BYD DOLPHINBYD DOLPHIN Long Range駆動方式FWD←車両重量1,520kg1,680kg全長/全幅/全高4,290mm/1 ,770mm/1 ,550mm←ホイールベース2,700mm←乗車定員5←モーター出力/トルク70kW/180Nm150kW/310Nm電池容量44.9kWh58.56kWh航続距離 WLTC値 自社調べ400km476kmサスペンション F/Rマクファーソンストラット/トーションビームマクファーソンストラット/マルチリンク全国メーカー希望小売価格(消費税込み)363万円407万円今後の展開

BYD Auto Japanは、2025年末までに100を超えるショールームを備えた店舗を全国に作ることを目標に掲げており、現在、本格的なショールームは備えていないものの、試乗や購入に関する相談および購入後のアフターサービスの受付などが可能な開業準備室を含めると、全国48の拠点の開業が決定している。

BYDグループとは

BYDは、1995年に中国・深圳で創業し、IT エレクトロニクス、自動車、新エネルギー、都市モビリティの4つの領域で事業をグローバルに展開している。バッテリーメーカーとして創業した背景から、バッテリーはもとより、モーターやコントローラーなど電気自動車のコアとなる技術を自社開発・製造している。特に、自動車事業においては、世界70超の国と地域、400超の都市に電気自動車を展開し、中国国内では9年連続でNEV販売台数第1位となり、2022年には電気自動車販売台数世界No.1となった。

Text:アウトビルトジャパンPhoto:BYD Auto Japan

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