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あれから35年! 鬼才ティム・バートンの名を世に知らしめた衝撃作が再び『ビートルジュース ビートルジュース』

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あれから35年! 鬼才ティム・バートンの名を世に知らしめた衝撃作が再び『ビートルジュース ビートルジュース』

ダークでファンタジックな鬼才の世界

『ビートルジュース ビートルジュース』は、『チャーリーとチョコレート工場』、『アリス・イン・ワンダーランド』のティム・バートン監督の“ティム・バートンワールド”を世に知らしめた原点のひとつとも言える記念碑的作品の35年後を描くホラーコメディです。

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 死後の世界で“人間怖がらせ屋”を営んでいる推定年齢600歳のお騒がせ者・ビートルジュース(マイケル・キートン)は、かつて結婚を迫るも叶わなかったリディア(ウィノナ・ライダー)のことが今も忘れられないでいます。彼の願いはただひとつ、「人間と結婚」し、死後の世界から人間界へ移り住むこと。

 一方、リディアは自身の霊能力を活かしTV番組「ゴーストハウス」の司会としてお茶の間の人気を博しているものの、私生活では一人娘・アストリッド(ジェナ・オルテガ)との母娘関係に頭を悩ませています。なぜならアストリッドは幽霊の存在をまったく信じておらず、母親の霊能力をインチキだとさえ思っているからです。

 そんななか、死後の世界で事件が起きます。何世紀にもわたり、死後の世界の倉庫に身体をバラバラに封じ込められていたビートルジュースの元妻・ドロレス(モニカ・ベルッチ)が復活。ドロレスはビートルジュースに復讐したい因縁があるらしく執拗に探し回りますが、一年で最も不気味な夜が訪れるハロウィンの日に急展開が。なんとアストリッドが死後の世界に囚われてしまい、なんとか娘を助け出したいリディアは最終手段としてビートルジュースに助けを求めることに……。

 ビートルジュースへの復讐に燃えるドロレス、今度こそリディアとの結婚を成就させたいビートルジュース、死後の世界に囚われた一人娘を助け出したいリディア、はたしてハロウィンの夜に訪れる結末とは——。

 ディズニースタジオのアニメーターとしてキャリアをスタートさせたバートンは、30歳の若さで『ビートルジュース』を監督し、自身初の全米初登場No.1を獲得。4週連続No.1、11週連続TOP10入りの大ヒットを記録し、第61回アカデミー賞メイクアップ賞を受賞。名実ともにハリウッドのヒットメーカーの仲間入りを果たすと、ビートルジュース役のマイケル・キートンと再びタッグを組んだ翌1989年公開の『バットマン』で一気にその名を世界に轟かせました。

 キャストは、前作から引き続き主人公・ビートルジュースを演じるマイケル・キートンに加え、キャサリン・オハラがリディアの母親・デリアを演じ、当時16歳だったウィノナ・ライダーが娘を持つ母親になったリディアを演じます。

 最新作のキャストで最も注目すべきは、リディアの1人娘・アストリッドを演じるジェナ・オルテガ。若干21歳にしてすでに10年以上のキャリアを持つ彼女は、バートン監督が製作総指揮/監督を務めたNetflix「ウェンズデー」のヒロイン・ウェンズデー・アダムスに抜擢されると、ドラマは配信直後から世界的大ヒット。ドラマの人気もさることながら、自らが振り付けし、劇中で披露したクセ強の“ウェンズデー・ダンス”が一気に拡散し、レディー・ガガやマドンナが自身のSNSで披露するほど社会現象になりました。そして、物語のカギを握るもう1人、ビートルジュースの元妻・ドロレスをモニカ・ベルッチが演じ、リディアの婚約者・ローリーをジャスティン・セロー、ドロレスとともにビートルジュースを追うウルフをウィレム・デフォーが演じます。

 勢ぞろいする豪華キャストの中で意外とバイクと縁が深いのはウィレム・デフォーかもしれません。そのなんとも形容しがたい魅惑的な容姿から怪しい悪役を演じることが多いデフォーですが、キャリア最初期の『ラブレス』(1981年)ではオートバイギャングのリーダー役を演じ、ハーレーダビッドソンのFLHハイドラグライドにまたがる痺れる姿を見せてくれます。

『ビートルジュース ビートルジュース』は、2024年9月27日(金)全国公開中です。

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