シルバーストン・サーキットを舞台にFIA F2第9戦のスプリントレースが行なわれ、プレマのフレデリック・ベスティが独走で優勝を飾った。
予選はドライコンディションで行なわれたが、スプリントレースは雨こそほぼ止んでいるものの、路面はウエットコンディションで開始時刻を迎えた。
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ポールシッターはポイントリーダーのベスティ。日曜日のフィーチャーレースでは10番手からのスタートになるだけに、ここで好成績を出したいところだ。2番手アイザック・ハジャー(ハイテック)、3番手にテオ・プルシェール(ARTグランプリ)となった。
DAMSの岩佐歩夢は予選で3番手。予選のトップ10がリバースグリッドに並ぶこのスプリントでは、他車のペナルティもあって7番手グリッドからのレースとなった。
フォーメーションラップはセーフティカー(SC)先導で2周行なわれ、19周のレースはローリングスタートで開始されたが、岩佐が加速できずにポジションを落としていってしまう。それを避けようとしたマシンがクラッシュしたこともあり、すぐにSCが再出動することになった。
岩佐は力なくピットに帰還。どうやらマシンにトラブルが起きたようで、チームクルーがすぐさまマシンをチェックし、フロントノーズを外してブレーキ周りに手を入れた。走行を再開した岩佐だったが、1周遅れと上位を狙うチャンスを失ってしまった。
レースは4周目にリスタート。ベスティがトップをキープしたが、それ以上の勢いで追い上げたのがオリバー・ベアマン(プレマ)。プルシェールとハジャーを相次いで攻略し、プレマ勢がワンツーとなった。
徐々にライン上の水量が減り、濡れているところを選んで走るマシンが多くなっていくが、ベスティは好ペースで後続との差を広げていった。さらにベアマンが最終コーナーで360度スピンを喫してハジャーに抜き返されたこともあり、ベスティのリードは5秒以上に広がった。
次第にプルシェールがハジャーにプレッシャーをかけるようになり、12周目に2番手に浮上。しかしこの頃にはベスティのリードは8秒以上に広がっていた。
前が開けたプルシェールはペースを上げたものの、首位を快走していたベスティにも余力が残っており、プルシェールにチャンスを与えずに13秒以上の差をつけてトップチェッカーを受けた。
3位はジャック・ドゥーハン(ヴィルトゥオーシ・レーシング)。スピンした後のベアマンをなかなか攻略できず2台のバトルが長く続いたが、18周目にベアマンがオーバーランし3位争いが決着した。
岩佐は最終的に2周遅れの21位フィニッシュとなった。ただ17周目に1分59秒913のファステストラップをマーク。岩佐はトップ10圏外のフィニッシュだったため、彼がファステストラップのボーナスポイントを得られるわけではないが、ライバルのボーナスポイント獲得を阻止。不運に見舞われた中でも、やれることをしっかりとやりきった。
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