2024年1月12日から開催される「東京オートサロン2024」(千葉県・幕張メッセ)に展示される日産のコンセプトモデルに注目! マイナーチェンジした「ルークス」とセレクトショップ「ビームス」のコラボレーションモデルに迫る。
今までにない新しいルークス
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日産は、2024年1月12日から14日にかけて開催される東京オートサロン2024に「ルークス ビームス カスタマイズド コンセプト」を出展する。
日産が2020年に発売した3代目「ルークス」は、独自設計による軽自動車。全高が1.8m前後のトールボーイスタイルのボディが特徴で、オーテックジャパンによる「ハイウェイスター」の設定まである。
今回のルークス ビームス カスタマイズド コンセプトは、セレクトショップのビームスによる内外装の提案を入れた共同企画車。「運転に自信がない。けれどだからこそ、気に入ったデザインのクルマに乗って気分を上げれば運転したくなる」というユーザーの声をもとに企画を進めたそうだ。
そういうものかどうかわからないけれど(ユーザーの気持ちのこと)、実際に出来上がったクルマの内装は魅力的だ。
「デザインテーマは裏デニム」(日産の企画担当者)というように、かつてビームスが「インサイドアウトコレクション」(2019年)としてリーバイス®501®を裏返しにして製作したジーンズのイメージがシートカバー地で再現されている。
乗員の身体が触れる部分にデニムの裏地を使うメリットは、肌触りがソフトなことであると、実際に触れて感じる。脚に当たる部分はブルーの表地を使う。フロアカーペットもデニム生地だ。
くわえて、セルビッチデニムをイメージしたグレーのラインが車体側面に入っている。車体数個所にはビームスのブランドロゴも、という具合。
ビームスを選んだ理由について、企画担当者に尋ねると、「企画力に富んでいて、ファッションという垣根を越えて、さまざまな提案をしてくれたから」と、答が返ってきた。デニム案を選んだのは、日産側という。
「デニムは“楽しい外出”というイメージがあるうえ、わかりやすいアイコンになりやすい点で、採用を決定しました」
そのうえで、ビームス側は数十の生地見本を持参してきてくれ、そこから今回のコンセプトモデルに合うものを選んだという。生地は厚手だけれど、ゴワゴワ感はなく、14オンスぐらいのものが洗いこまれてしなやかになった印象。手触りもよい。
今回のコンセプトモデルでさらにこだわったのは、車体色。デニムのイメージを再現すべく、半光沢のブルーペイントを採用。ボディは2トーンで構成されている。
このカラーも自慢とのことだが、「市販化を考えているなかで、この色だけは日産の手持ちのペイントの中にないので、変わる可能性があります」と、説明された。
デニムのシートカバー地は、ステッチがあり、耳(ブランド名の入ったタブ)もあり、車内にいると楽しい気分になってくる。このモデルが市販されて人気を博したら、次はビンテージデニム仕様だろうか。そこも楽しみになるモデルだった。
文・小川フミオ 写真・安井宏充(Weekend.) 編集・稲垣邦康(GQ)
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