MINI史上初の鍛造アルミホイールを採用!
ビー・エム・ダブリューは2020年2月13日(木)、世界で限定3000台のみを生産する「MINI John Cooper Works GP(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・ジー・ピー)」を日本初公開。日本への割り当ては240台で、2019年11月から受付を開始している。価格は576万円(税込)。
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心臓部にはMINI史上もっともパワフルな最高出力306馬力、最大トルク450Nmを発揮する直列4気筒ツインターボエンジンを搭載。本来はクラブマンやクロスオーバーなど大きな車体に搭載されるようなエンジンをコンパクトなボディに押し込んだといえる。停止状態から100kmまでわずか5.2秒で到達する。8速ATのトランスミッションを組み合わせ、トルセンLSDを標準搭載。
デザインからも鋭い走りを予感させる。ボディカラーには専用に開発されたレーシング・グレー・メタリックを採用し、ルーフとミラーキャップのメルティングシルバーがアクセントとなっている。ワイドトレッド、大きなフロント・エプロン、張り出したホイールアーチカバー、リヤスポイラーなどが存在感あるシルエットを形成。ボンネット上のエアスクープやGP のロゴがあしらわれたラジエターグリルなど、ジョン・クーパー・ワークス特有の装備も採用される。
フェンダーはリサイクルカーボンでつくられた手の込んだ造形。これは2017年にフランクフルトモーターショーで公開したコンセプトカーのものとそっくりだといい、発表の場に登壇したMINIプロダクト・マネージャーの和田宜彦さんは「ここまで忠実に市販車に反映されるとは当時は思いもしなかった」と驚きの表情を見せていた。
インテリアには歴代に習い2シーター、赤いシートベルトを採用。またパドルシフトは専用のアルミ製のものが装備されている。いままでのジョン・クーパー・ワークスのモデルやクーパーSにもパドルシフトの設定があるが、それらの素材はプラスチック。「いままでのものも悪いわけではないが、このクルマではより一層運転を楽しんでいただきたいというMINIの熱い気持ちからアルミ製を採用した」とMINIプロダクト・マネージャーの和田宜彦さんは語る。
足元にはこのままサーキットに行けるようなハイグリップのタイヤに、デザイン・強度・重さのバランスを検討した結果採用に至ったという、MINIで初の鍛造アルミホイールを採用。ブレーキローターは標準のジョン・クーパー・ワークスの335mmに対して360mmとなっている。
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