29歳で、中古のフェラーリを購入した『GQ JAPAN』ライフスタイル・エディターのイナガキが、ひょんなことから35年落ちのシボレー「コルベット」を増車した! 第6回は、白煙とタイヤに関するお話し。
やっぱり異常だった!
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先週、3つの警告灯が点灯したことについて記した。35年前のクルマだから、トラブルが起こるのは致し方ないし、はたして本当にそれがトラブルなのかは不明。誤作動の可能性もある。
同年代のアメリカ車について調べていくと、警告灯の誤作動はよくあるらしい。所有するコルベットで点灯した「SERVICE ENGINE SOON」は、なかでもよく誤作動を起こすそうだ。それゆえ、点灯しても気にせず乗っている人が多いという。
たしかに、点灯したからといって「おや?」と、なるような異常、違和感はないように“思う”。“思う”と、記したのは、新車当時を知らないために、現状が正常か、それとも異常かの判断が出来ないのだ。
そのため、マフラーからときどき噴出する白煙も「35年前のアメ車ならこんなものか」と、思い込んでしまい、気にしていなかった。かすかな異臭も、東京ディズニーランドにかつて存在した「グランドサーキット・レースウェイ」のゴーカートを彷彿させるもので、おもわず「懐かしい臭いだなぁ」と、思ってしまったほど。そう、筆者は年式が古い中古車を所有するのは初めてで、恥ずかしながら旧車ライフの常識にも疎いのだ。
やはりこの白煙は、異常の可能性が高かった。4月下旬、俳優・永山絢斗さんが出演するヤングタイマー連載で、わがコルベットを取材・撮影した。このときも、マフラーから白煙が出たので、「古いクルマだからこんなものですかね?」と、周囲に話したところ、全員「これはちょっと(白煙が)出過ぎだと思いますよ」とコメント。
新車当時を知る自動車ジャーナリストの小川フミオさんも、「ちょっと白煙の量が多いよね。“オイル上がり”か、“オイル下がり”じゃないかなぁ?」と指摘する。
何らかのトラブルを抱えているのは間違いなさそうだ。いずれも、エンジンオイルがエンジン内部の燃焼室に入り込んで起こるトラブルだ。放置しておくとエンジンの焼き付きやパーツ破損を起こす原因になるというから、修理は必須である。
警告灯のトラブルとあわせ早急に修理したいと思うが、はたして、どこに持ち込めば良いのか悩む。当時の正規輸入元であるヤナセに持っていくのがベストなのか? それとも専門店に持ち込むべきなのか? 35年も前のクルマになると扱えるメカニックも限られてくるはずだ。
というわけで、今は、ショップ探しに奔走している。
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わがコルベットは購入時、ミシュランの「パイロット・スポーツ」を履いていた。が、商品ロゴは、今のパイロット・スポーツとは異なるデザイン。これってもしや相当古いタイヤかもしれない!?
製造年を調べると2015年頃だったから約7年前のタイヤである。それほど古いわけではないが、タイヤの交換サイクルは4~5年が推奨されているので、履き替えたほうが良い。
早速、純正サイズである「255/50R16」で、探したものの、該当商品がヒットしないから困った。
フェラーリ「360モデナ」でも、選べるタイヤが少なく苦労したけれども、まさかまったく購入出来る商品がないとは驚きである。
いくつかのタイヤショップで再検索したものの、どこにも扁平率50%、タイヤ幅255、ホイールサイズ16インチの商品はなかった。
純正サイズのタイヤは諦めるしかないのか……と思い、友人に相談したところ「海外ならあるのでは?」と助言があった。
たしかに筆者が検索したのはあくまで日本のタイヤショップのみ。今なおC4型コルベットが、多数走っているアメリカのタイヤショップなら扱いがあるかもしれない……。
早速、調べるとあるではないか! と、いっても潤沢にあるわけではなく、タイヤショップにもよるがせいぜい4~6種類程度。しかも、そのうちの半数がTOYO TIRESだった。さすが北米市場でも人気の高いTOYO TIRES。ニッチなサイズを求めるユーザーの声にもちゃんと答えているのだ。ちなみに、ほかの日本ブランドで同サイズの商品は1点もなかった。
TOYO TIRESはこれまで履いたことがなかったが、興味はあった。なぜなら、俳優の永山絢斗さんが所有するクルマもTOYO TIRESを履いていてその魅力を話していたのだ。
というわけで次のタイヤはTOYO TIRESに決めた! 次週、選んだ銘柄や交換後の試乗の様子をリポートする。
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