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【コラム】鈴鹿製作所で「ホンダのモノづくり」を見学しました!<by:藤本えみり/Emiri Fujimoto>

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【コラム】鈴鹿製作所で「ホンダのモノづくり」を見学しました!<by:藤本えみり/Emiri Fujimoto>

DJ藤本えみりの有頂天レポート☆ワクワクさせて? vol.51

FMヨコハマ「ザ・モーターウィークリー」DJの藤本えみりです。
三重県鈴鹿市にある、ホンダ鈴鹿製作所の取材会に参加してきました。

電気自動車か燃料電池車か? トヨタの今と、これからをウォッチする

朝、新幹線で名古屋へ向かい、そこからバスで鈴鹿製作所へ。この日は、たくさんの自動車媒体の方々と同じ車両でしたが、移動時の車内でも、皆さんはパソコンを開いてお仕事をされていました。これは私も何かしなきゃイカンと思い、富士山の写真を必死で撮影してました。(←仕事をしているフリ)

鈴鹿製作所は、1960年に、ホンダの国内3番目の工場として設立されました。発足当初に作られていたのは、とても可愛い「スーパーカブ」だったそうです。現在は、大ヒットしている「Nシリーズ」を中心に生産。Nシリーズは第2世代に進化しましたが、2代目N-BOXの立ち上がりに合わせて、鈴鹿製作所はリニューアルされました。

ということは、最新技術のすごいロボットがいるかもしれない。気持ちはワクワク!さらに、工場見学3点セットを見て、テンションもアップ。帽子は、Nシリーズの「N」の文字が大きくプリントされているんです。貴重ですよね。

写真撮影できるのはこの部屋のみ。工場内はもちろん、敷地内も撮影禁止なので、見学した内容は文章だけでお伝えしなければなりません。私のブログは毎回写真頼みなのに、これは試練です。

最初の見学は「溶接工場」から。ここでは、クルマの骨格であるボディフレームを作り、塗装前までの状態にします。この溶接作業は、全て、ロボットがやっているんです。



そのロボットアームの動きがスムーズでビックリ。しかも、ボディフレームの内側や細かいところも、器用に動いて溶接するんです。いくつかのアームが同じタイミングで動く工程もあり、その連携プレーは、見ているこちらが気持ち良くなってくるほどお見事!溶接時間もあっという間です。

ちなみに私、機械の作業音で、工場内は賑やかなのかな?と思っていたんですけど、ロボットが動く時の音って、ものすごく静かなんですね。工場のイメージがガラッと変わりました。

この溶接工場内で一番高価なロボットは、どのくらいするのか?気になったので質問してみました。「VIN打たてロボット」という、フレームにナンバーを付けるロボットが一番高くて、「お家が4軒建つぐらいの値段」だそうです!(具体的な金額は、教えてもらえなかった 笑)。

続いては「組立工場」です。完成車組立モジュールで、エクステリア、インテリアを作っていく工程を見学しました。
大きく5つの機能に分けての生産ラインがあり、それぞれのラインで、さまざまな部品が効率よく取り付けられていていきます。



こちらは全てがロボットによる作業ではなく、人と機械の両方で効率の良さを追求しています。そして作業する人のこともちゃんと考えられているんです。

例えば、部品の手元供給を取り入れて、作業台のすぐ脇に部品を置くことにします。それによって、作業員がたくさん歩かなくても済むし、部品を組むことに集中できるので品質も良くなる。また、効率化にも繋がっている。「無駄」も「無理」もなくすという考え方が、スゴイなと思いました。

最後に、エンジン組立モジュールも見学(でも私にはわからないことだらけ)。
エンジンの中を見られるチャンスはなかなかないので、驚きあり、感動あり、そして最後はエンジンを身近に感じてきました。

軽自動車のエンジンって小さくて可愛いですねー。どうしよう、遂に、エンジンを見てキュンとするようになっちゃいました(笑)

今回は工場取材という特別な体験でしたが、最新の技術に加えて、ホンダのモノ作りの考え方も学ぶことができました。

関連記事:「最先端のホンダの工場を見学してきました!(レポート:藤本えみり)

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