現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > なぜ2000万円? 青ボディ輝く日産「スカイラインGT-R」発見! 激レア仕様「LMリミテッド」とは

ここから本文です

なぜ2000万円? 青ボディ輝く日産「スカイラインGT-R」発見! 激レア仕様「LMリミテッド」とは

掲載 18
なぜ2000万円? 青ボディ輝く日産「スカイラインGT-R」発見! 激レア仕様「LMリミテッド」とは

■海外オークションにて約2000万円の「スカイラインGT-R」が発見される

 日産の4代目「スカイラインGT-R(通称R33)」の限定仕様が海外のオークションサイトにて、約2000万円で販売されています。

【画像】これは貴重! 青ボデイ輝く日産「スカイラインGT-R」の実車を見る!(17枚)

 1969年に誕生した初代は、同年代の日本を代表するスポーツカーとして、世界的に多くの人気を集めるモデルです。

 1973年には2代目がデビューを果たし、のちのスカイラインGT-Rのアイコンでもある丸目のテールランプはこのモデルから採用されるなど、スカイラインGT-Rの歴史では重要な存在を誇る1台となっています。

 1989年にデビューした3代目はスポーツカーブームの立役者の1台となりました。

 デザインもよりスポーツクーペらしいボディーラインに変更され、性能面でもグレードアップ。

 2.6リッターツインターボ直列6気筒エンジンが搭載されたうえ、この世代から四輪駆動が導入されます。

 続いて、4代目は、1995年に登場。エンジンは3代目からほとんど変更されることなく受け継がれた一方で、新たに4ドアのスポーツセダンモデルが登場し、当時の日産ライナップの幅を広げるモデルとなりました。

 そして、1999年にデビューした5代目モデルは、トランスミッションが5速MTから6速MTへと変更になり、よりパワーが活かせる1台へと進化。

 このモデルをもって、日産はスカイライン GT-R名義としての車両生産を終了しました。

 30年以上の歴史に加えて、モータースポーツでの活躍のほかにも、ゲーム作品や漫画などにも登場するケースが多いスカイラインGT-Rは、生産終了から約20年が経過した現在でも人気が高いモデルです。

 さらに、アメリカの「25年ルール」により、近年では北米での日本車の人気が急激に上がっており、それに伴って販売価格も大幅に高騰しています。

 25年ルールとは、通常右ハンドルのクルマの輸入が認められていないアメリカにおいて、製造から25年が経過している場合であればクラシックカーとして登録し、輸入できるようになるという制度です。

 今回の海外オークションで発見された、1996年式の3代目は、希少価値が高い「LMリミテッド」です。

 これモデルは、1996年5月にルマン24時間レース参戦記念として、期間限定で販売されていた特別仕様車となっています。

 エクステリアカラーには、専用色「チャンピオンブルー」が設定されており、生産台数はわずか102台で、このモデルは「No.72」となっています。

 それに加えて、走行距離はわずか約4万6000kmと、長年にわたり大切に維持されてきたことがうかがえる状態です。

 外装のコンディションも非常に良好で、写真を見る限りでは傷ひとつ見当たりません。

 アメリカのアラバマ州で販売されているこの車両は、新車時から現在に至るまで、現存する3代目スカイライン GT-Rのなかでも、最高レベルに近いほど良好な状態といっても過言ではないでしょう。

 モデルの人気と個体の良好状態が相まって、2022年11月24日時点で14万ドル、日本円にして約1950万円という驚きの値段がつけられています。

こんな記事も読まれています

奧伊吹で開幕する2024年のD1グランプリ。注目の2世ドライバーが今季デビュー
奧伊吹で開幕する2024年のD1グランプリ。注目の2世ドライバーが今季デビュー
AUTOSPORT web
円安、コスト上昇の影響はミニカーの世界にも 注目は「レジン」…第62回 静岡ホビーショー
円安、コスト上昇の影響はミニカーの世界にも 注目は「レジン」…第62回 静岡ホビーショー
レスポンス
アバルト F595Cの第2弾 MTで左右のハンドル位置が選べる限定車
アバルト F595Cの第2弾 MTで左右のハンドル位置が選べる限定車
Auto Prove
フォード、カルロス・サインツSr.の獲得を発表。強力布陣で2025年のダカール挑戦へ
フォード、カルロス・サインツSr.の獲得を発表。強力布陣で2025年のダカール挑戦へ
motorsport.com 日本版
【F1第6戦無線レビュー】「今朝からそんな気がしていたんだ」ようやく掴んだ初優勝。自信を持ってレースに臨んだノリス
【F1第6戦無線レビュー】「今朝からそんな気がしていたんだ」ようやく掴んだ初優勝。自信を持ってレースに臨んだノリス
AUTOSPORT web
運転席が回転するから超便利! 車内スペースを無駄なく使えるトヨタ ノアがベースのキャンパー
運転席が回転するから超便利! 車内スペースを無駄なく使えるトヨタ ノアがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
ホンダの上級セダン「インスパイア」復活!? 全長5m級&縦型グリルで迫力スゴイ! アコードと違う印象は? 中国で試乗
ホンダの上級セダン「インスパイア」復活!? 全長5m級&縦型グリルで迫力スゴイ! アコードと違う印象は? 中国で試乗
くるまのニュース
1.9億円を集めた電動バイクプロジェクト「COSWHEEL MIRAI」が再始動! 完全電動バイク仕様の原付一種&二種モデルが登場
1.9億円を集めた電動バイクプロジェクト「COSWHEEL MIRAI」が再始動! 完全電動バイク仕様の原付一種&二種モデルが登場
バイクのニュース
崖っぷちサージェント、アントネッリとの交代説に惑わされず「僕は精一杯やるだけ」ウイリアムズ代表とは協議
崖っぷちサージェント、アントネッリとの交代説に惑わされず「僕は精一杯やるだけ」ウイリアムズ代表とは協議
motorsport.com 日本版
青島文化教材社からCT125ハンターカブ(JA65)完成品モデルが間もなく発売。色は現行最新カラーのターメリックイエロー車
青島文化教材社からCT125ハンターカブ(JA65)完成品モデルが間もなく発売。色は現行最新カラーのターメリックイエロー車
モーサイ
JEEP ラングラーを一部改良。ラインナップを充実させ、車両価格を値下げ
JEEP ラングラーを一部改良。ラインナップを充実させ、車両価格を値下げ
Webモーターマガジン
フォルヴィア、人とくるまのテクノロジー展 2024に出展予定
フォルヴィア、人とくるまのテクノロジー展 2024に出展予定
レスポンス
中団から抜け出せないキャデラック。現状、優勝争いは「ほど遠い」とバンバー/WECスパ
中団から抜け出せないキャデラック。現状、優勝争いは「ほど遠い」とバンバー/WECスパ
AUTOSPORT web
コスパに優れたBYDドルフィンがさらにお得になっちゃうかも! 最大50万円の購入資金が当たる「BYD DOLPHIN ありかもキャンペーン」実施中
コスパに優れたBYDドルフィンがさらにお得になっちゃうかも! 最大50万円の購入資金が当たる「BYD DOLPHIN ありかもキャンペーン」実施中
THE EV TIMES
アネブルが水素エンジンモデルを「人とくるまのテクノロジー展 2024」に展示へ
アネブルが水素エンジンモデルを「人とくるまのテクノロジー展 2024」に展示へ
レスポンス
千葉の「高速不毛地帯」に悲願の出入口が!? 東関東道「検見川スマートIC」計画は今どうなっているのか 国道357号の”鬼渋滞”緩和にも期待!?
千葉の「高速不毛地帯」に悲願の出入口が!? 東関東道「検見川スマートIC」計画は今どうなっているのか 国道357号の”鬼渋滞”緩和にも期待!?
くるまのニュース
ヨコハマタイヤ 見た目のカッコ良さを持つジオランダーA/T4 G018 はフロードも得意な、まさに万能オールテレインタイヤ【試乗記】
ヨコハマタイヤ 見た目のカッコ良さを持つジオランダーA/T4 G018 はフロードも得意な、まさに万能オールテレインタイヤ【試乗記】
Auto Prove
フェラーリ、イモラの失態を“反省”/昨年より大幅に遅いラップタイム/今季初ソフトetc.【WECスパ木曜Topics】
フェラーリ、イモラの失態を“反省”/昨年より大幅に遅いラップタイム/今季初ソフトetc.【WECスパ木曜Topics】
AUTOSPORT web

みんなのコメント

18件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村