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スズキ、「GSX-S/R Meeting 2024」でまさかの新型2車種をサプライズ公開&展示 鈴木社長「来年は40周年記念を」

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スズキ、「GSX-S/R Meeting 2024」でまさかの新型2車種をサプライズ公開&展示 鈴木社長「来年は40周年記念を」

スズキは10月20日、ファンミーティング「GSX-S/R Meeting 2024」を開催した。スズキのスポーツバイクを代表する「GSX」シリーズのオーナー、ファンに向けたイベントで、今回が初となる。会場は静岡県浜松市のスズキ浜松工場で、まさにスズキ車の聖地と呼べる場所。貴重な機会とあって、開場時点ですでに900台を超えるバイクが集まった。

GSX-Rシリーズが日本に初登場したのは1984年。40周年を迎える記念すべき節目となるが、スズキは2025年を正式なGSX-Rイヤーとして盛り上げていく。オープニングイベントに登壇した鈴木俊宏社長が、「GSX-S/Rミーティングを早く開催してよ、という声が多く届いていた。グローバルと日本でローンチが違うのでどうしようかなと思っていたが、今年は40周年のプレイベントということで、来年この場で40周年記念をやりたいと思いますがいかがでしょうか?」と話すと会場からは拍手喝采。「ということで来年もやることが決定かなと思います。ぜひ楽しみにしてもらえれば」とユーモアたっぷりに第2回の開催も宣言した。

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9月に開催された「カタナミーティング2024」では、新色を採用した新型カタナを正式発表前にサプライズするというファンサービスを披露したスズキ。今回も開催2日前に来場者への工場見学を実施することを発表しSNSを賑わせていたが、サプライズはこれだけではなかった。2025年モデルの『GSX-S1000』、そして『GSX-S1000GT』を同時発表、新色を採用した2台が会場でお披露目された。発売前の新モデルながら跨りもOKということで、その存在に気付いたファンは驚きながらも見て触れて楽しんでいた。

また、会場には展示されなかったが、この2台と合わせて、カタナの新モデルも正式リリース。それぞれの変更内容の詳細や価格、発売日までが同日明らかとなった。モーターショーなどではないファンイベントで、かつ日曜日に新モデルをリリースするのは異例。来場したファンを喜ばせたい一心だということが伝わる、何ともスズキらしいファンサービスだ。

◆会場でお披露目された新型2モデル+正式発表されたカタナ
会場に展示されたのは2025年モデルのGSX-S1000とGSX-S1000GTだ。

GSX-S1000は、スーパースポーツバイク『GSX-R1000』のエンジンと車体をストリート向けにチューニングした大型車で、現行モデルは2021年より販売されている2代目。アグレッシブかつ前衛的なデザイン、出力を向上したエンジン、そして電子制御システム S.I.R.S.(スズキ・インテリジェント・ライド・システム)を搭載することで扱いやすさとスポーティーなライディングを両立、ライダーの走る楽しさを追求したモデルとなっている。

今回発表されたマイナーチェンジでは、インストルメントパネルを5インチカラーTFT液晶マルチインフォメーションディスプレイに変更し、カラーリングを「トリトンブルーメタリック」「マットソードシルバーメタリック」「グラススパークルブラック」の3色に刷新。価格は150万7000円で、10月25日の発売となることが明らかに。会場には「トリトンブルーメタリック」の車両が展示された。

GSX-S1000GTは、ストリートバイクの大型二輪車『GSX-S1000』をベースにツーリング性能を高めた全く新しいコンセプトのスポーツツアラーとして登場。電子制御システムS.I.R.S.や、スマートフォン連携機能付の大画面フルカラーTFT液晶メーター等を採用し、日常での扱いやすさと長距離のツーリングにおける快適性や高速安定性を追求したモデルで、シャープなデザインも人気となっている。

新モデルではカラーリングを変更。新たに「パールビガーブルー」「キャンディダーリングレッド」「オールトグレーメタリックNo.3」の3色をラインアップする。価格は165万円で、発売は11月8日となる。会場には、新型カタナでも初採用となった「パールビガーブルー」の車両が展示された。

そして、会場には展示されなかったが、同日に正式発表となったのが、「GSX1100S KATANA」の系譜として誕生した大型ロードスポーツバイクの新型カタナだ。2019年に誕生した新世代のカタナは、初代の日本刀をイメージした外観を現代的に解釈し、角形のLEDヘッドランプや刀の切先をイメージしたLEDポジションランプ、スズキ初となるターンシグナル付スイングアームマウントリヤフェンダーを採用するなどで唯一無二の個性を実現した。2022年にはS.I.R.S.も追加され、高い基本性能と扱いやすさを両立するモデルとなっている。

話題となった新色は「パールビガーブルー」。そして「ミスティックシルバーメタリック」は初めてゴールドのホイールを装着したほか、リア回りをブルーに変更し、初代のイメージを彷彿させるカラーとしている。価格は166万1000円で、10月29日の発売となる。

◆イベント満載、ファン交流の場に
GSX-S/R Meeting 2024では、ヨシムラ SERT MotulのEWCシリーズチャンピオン獲得を祝う渥美心選手によるトークショーや、鈴鹿8耐へのワークス復帰となったカーボンニュートラルへの挑戦「CNチャレンジ」チームライダーによるトークショー、そしてGSX-Sシリーズ設計者による開発秘話トークのほか、特別な工場見学も無料で実施するなどさまざまなイベントを用意。スズキライダー同士、バイクファン同士の交流を楽しんだ。

スズキは11月10日にも、「V-Strom Meeting 2024(Vストロームミーティング2024)」を開催予定。こちらは10周年を迎える記念すべき回となるだけに、ファンならずとも三度目のサプライズも期待せずにはいられない。

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みんなのコメント

2件
  • hige
    なお、GSX-Rは生産終了してから早2年経過…
  • *****
    ビーチクライトのGTだね😁
    ヘッドライトが卑猥な形しとる🤣
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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