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重量級のEVは「受け入れられない」 大型バッテリーも無意味… 量販ブランドのシビアな意見

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重量級のEVは「受け入れられない」 大型バッテリーも無意味… 量販ブランドのシビアな意見

ダチア販売担当者 重いEVをばっさり両断

ルノー・グループの傘下で、ルーマニアの自動車メーカーであるダチアは車両の軽量化に力を入れており、EV(電気自動車)の重量増には否定的な姿勢を示している。

【画像】安くて人気のルーマニア車ブランド【ダチアの最新EV、スプリングを写真で見る】 全19枚

ダチアは手頃な価格の量販ブランドとして知られ、最近ではシンプルながら個性的なデザインが人気を博している。車両重量を抑えることで燃費向上を図り、低価格と排出ガス削減の両立を掲げる。

同社のセールス・マーケティング・オペレーション担当副社長ザビエル・マルティネ氏は、EVの重量を抑えるためにはエネルギー消費効率をさらに重視する必要があると話す。

マルティネ氏は、ダチアは装備を「必要不可欠」なものに限って搭載することで車重の低減を目指しているとし、「排出ガスの削減に真剣に取り組むのであれば、過剰な重量は許されるべきではありません」と述べた。

「これは、車重975kgのEV『スプリング』で示した理念であり、今後も継続していくつもりです。スプリングは、1日平均40km、平均速度30km/hで走るクルマです。大きくて重いバッテリーや強力なモーターは必要ありません」

現在、一部のメーカーが発売している大型EV、特にSUVモデルについては「意味がありません。たった1人の人間を乗せて1日わずか55km程度しか走らない2~3トンのクルマを作るというのはおかしなことです」と述べている。

重量級EVの例を挙げると、BMW i7が最大2715kg、メルセデス・ベンツEQSが2810kgだ。ロールス・ロイスの新型スペクターは3000kgをわずかに下回ると予想され、他の高級車ブランドも今後発売するモデルで3000kgに近づくと予想されている。

ダチアがこの理念を押し通し、シトロエン・アミ(2人乗りで都市部に特化した速度制限付き小型EV)のような車両を開発する可能性があるかどうか尋ねると、マルティネ氏は次のように答えた。

「この細分化された世界において、モビリティ・ソリューションの答えは1つだけではなく、過去100年よりも次の20年でより大きな変化が訪れるでしょう。誰もが自分の強みを持っていなければなりません。お互いをコピーしようとすると、ただの悪いコピーに終わってしまいます」

「ブランドは、自分たちの価値と、自分たちが支持するものを定義する必要があるのです。今日のダチアの強みは、そのポジションが非常に明確であることだと思います」

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みんなのコメント

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  • 大電力使って重い上に巨大なトルクで道路を削って充電で止まっている時間のほうが長い、そんなBEVが最先端な訳がないしな。
  • 環境を違う面で破壊して喜んでやがる。走行税でギャーギャー言ってたけど重量税でいいんじゃないか?道路を破壊するんだから
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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