レッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表は、先週日曜日のF1第9戦カナダGPでレッドブルが勝利を飾った後、メルセデスを容赦なく批判した。
モントリオールでは、難しいコンディションのなかでの見事なパフォーマンスとチームの完璧なレース運びにより、マックス・フェルスタッペンがF1で通算60勝目を挙げた。しかし、決してレッドブルとフェルスタッペンが、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで抜きん出ていたということではなかった。マクラーレンとメルセデスの両チームが、雨で荒れたレースをリードする場面もあったのだ。
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シーズン序盤では火を吐く怪物であるかのような勢いを見せたレッドブルのRB20だが、今回もそうした姿には程遠い状況だったため、メルセデスのテクニカルディレクターのジェームズ・アリソンは、モントリオールでのF1レースを前にレッドブルをけなす発言をした。
「彼らのアップグレードはダウングレードだったようだ」とアリソンは大胆に語った。「だから、彼らが混乱することを祈るよ」
もちろんホーナーは、アリソンのあざけりの言葉を黙って受け入れるつもりはなかった。そして案の定、レッドブルのチーム代表は、フェルスタッペンが勝利を飾った後にチームのライバルに反撃した。誰もが失敗すると思っていたテストで子どもが満点を取ったことを誇る父親のような勢いで、ホーナーは冗談めかして痛いところを突いた。
「我々はダウングレードにもかかわらず、彼らのアップグレードに勝つことができた! 勝って報われたレースだった」
より真剣な調子でホーナーは、レッドブルが今季6勝目を挙げたことを受け、フェラーリ、マクラーレン、さらにはメルセデスが、今夏以降もレッドブルを追い立ててくるだろうと予想している。
「ここ数レースは我々にとって波乱に富んでいたが、それでもこれまでの3レースのうち2レースで優勝することができた」
「イモラではポールポジションを獲得したし、ここでも両ドライバーが欠点を感じているマシンで、ポールタイムに匹敵するタイムを出すことができた。つまり、それを改善できるかどうかに重点が置かれている」
「今年後半は、シンガポールのようなサーキットで、それ(乗り心地の問題)が要因になる可能性があることはわかっている。しかし我々は、フェラーリ、マクラーレン、そして今週末に調子を出せたメルセデスが、どのサーキットでも競争力を発揮すると予想している。そのため、我々は9レース中6レースで優勝したものの、なんとか差を広げておくためにベストを尽くさなければならないと考えている」
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みんなのコメント
しなきゃね。
差が縮まってるのは事実だし今年のコンストラクターは諦めないといけない事態が迫ってると思うけどね