歴代日産マーチの中で唯一のステーションワゴン
日産のベーシックカーとして、多くのバリエーションを持っていた歴代マーチ。初代では3/5ドアのボディタイプだけでなく、ターボモデル、スーパーチャージャーとターボを同時に搭載したスーパーターボといったホットモデルを用意する一方でキャンバストップもラインアップ。2代目ではカブリオレ、3代目ではハードトップを持ったオープンモデルのC+C、現行モデルでは唯一のMTを用意するNISMOが設定されるなど、幅広いラインアップでユーザーのニーズに応えてきた。
【ニッポンの名車】国産車初の280馬力を達成したZ32型日産フェアレディZ
そのなかでもやや異色の存在と言えるのが、2代目が現役だった1999年に登場した「マーチBOX」だろう。名前だけを聞くと四角いマーチを想像するかもしれないが、マーチベースの四角い車両は1998年にキューブとしてすでに登場している。では、マーチBOXは何かというと、マーチのステーションワゴン版なのだ。
現在までのマーチの歴史のなかで唯一のステーションワゴンとなるマーチBOXは、ホイールベースはベースのマーチと同じく2360mmだが、リヤのオーバーハングが240mm延長されており、それがそのまま荷室スペースの拡大に充てられている。そのため、前から見る限りは通常のマーチとの違いを見極めることは難しく(全高が25mm高くなっているが)、すれ違ってからマーチBOXであったことに気づくということも少なくないはずだ。
搭載されるエンジンはベースのマーチと同じく1リッターと1.3リッターの2種類で、MTの設定はなし。荷物を積むことを考えると1リッターはややアンダーパワーな印象は否めなかった。
そんなマーチBOXは、登場から2年も経たない2001年には早々にラインアップから消滅。それもそのはず、同時期に販売されていたステーションワゴンのウイングロードの1.5リッターモデルと同等の約140万円(1.3リッターCVT)という価格だったのだ。
そのため、中古車市場でもレア車に含まれるが、一味違ったステーションワゴンが欲しいという方は中古車検索してみても面白いかもしれない。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「お金なさすぎて家賃払えなくて…」大阪出身“売れっ子芸人”が高級SUV「Gクラス」を納車! 東京で“人生初”の車購入「盛山さんがベンツ購入って感慨深い」「夢あるなー」と反響
トヨタ新型「カローラ“クロス”」発表! 「レクサス」級にカッコイイ「斬新フェイス」へ刷新! 新型「コンパクトSUV」約494万円から ブラジルに登場
史上最恐の盗難ツールとして話題の[ゲームボーイ]だが……ほぼ100%盗まれない方法は果たしてあるのか!?
アンダー150万円!? スズキ「軽バン」が凄い! 完全「爆睡仕様」に驚きの声…!? どんな人が買う? 見た目はド派手グリル採用の「スペーシア」とは
日本で大人気の「軽自動車」なんで海外で売らないの? コンパクトで「燃費・性能」もバツグン! “高評価”でもメーカーが「輸出しない」理由とは
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?