マクラーレンは、来年からF1ビジネス・オペレーション・ディレクターとして、ステファニー・カーリンがチームに加わることを発表した。
彼女は、ローディン・カーリンのF3およびF1アカデミーのチーム代表を務め、エクストリームEに参戦しているルイス・ハミルトンのチームであるX44でも同様の役割を担っていた。
■FIA F2ポストシーズンテスト初日はプレマ勢のワンツー。学びの1日となった宮田は76周を走り20番手
彼女はカーリンを離れてマクラーレンのチーム代表であるアンドレア・ステラの直属の部下となり、F1をサポートする様々な活動を監督する。また、2024年のF1アカデミーにおけるマクラーレンの活動にも関わる。
彼女は国際的なモーターレース界ではよく知られた存在であり、上級管理職に就く前は多くの選手権で活躍してきた。もともとはプレスやマーケティングに携わっていたが、2011年に夫のトレバーが経営するカーリンのコマーシャル・マネジャーに就任した。
2022年5月には副チーム代表に昇格し、複数のシリーズにおけるチームの運営に責任を持つようになった。
カーリンがニュージーランドの自動車メーカー、ローディンと提携した昨年も、彼女はそのポジションを継続した。
レーシングチームとしてのカーリンはF1以外で最も成功を収めているチームのひとつであり、1999年以来、F4、F3、F2、インディライツ、インディカー、ELMS、アジアン・ル・マン・シリーズで470勝を挙げ、30個のタイトルを獲得している。また、これまでに30人以上のドライバーをF1に昇格させている。
今やマクラーレンのエースで活躍しているランド・ノリスも、カーリンで成功を収めたドライバーの一人。イギリスF3やヨーロピアンF3をカーリンで制した彼は、2018年にF2でランキング2位を獲得し、2019年のF1デビューを手繰り寄せた。
現在アルファタウリからF1に参戦する角田裕毅も2020年にFIA F2に参戦した時に所属していたチームであり、佐藤琢磨がイギリスF3時代に所属していた。2024年は、F2で宮田莉朋を起用。チームメイトはゼイン・マローニとなる。
2023年はシーズン中のアップデートにより大きく躍進し、レッドブルに次ぐレベルの競争力を発揮したマクラーレン。ステファニー・カーリンの加入はマシンのパフォーマンスに直接影響するわけではないが、様々な分野でポジティブな影響をチームにもたらすだろう。
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