800psのタイムアタック仕様が FR最速の49秒台を叩き出す
2017年の「HKS PREMIUM DAY」にて、筑波サーキットのタイムアタック専用に開発したコードネーム”GTS800″を発表。昨年度はテストを繰り返しながらアップデートを行ない、東京オートサロン2018にて初披露されたのが、”TSUKUBA RECORD BREAKER”の頭文字をとった「HKS TRB-03」だ。 目標タイムは、前人未到の50秒切りである。
そして、2018年2月15日(木)の走行にて”49秒445″を達成。見事、筑波サーキット2000でのFR最速の記録樹立を果たした。なお、SUPER GTのレーシングカー/GT300クラスでも50秒台。いかに驚異的なタイムであることがお分かりだろう。
この「HKS TRB-03」は、ダウンフォースを重視したHKSのオリジナルエアロパーツで武装。素材はフルカーボンだ。心臓部はFA20ベースに2.5リッター化されており、最大出力は800ps/6500rpmを絞り出すほか、サスペンション形式は前後ダブルウィッシュボーンに変更されている。 もはやレーシングカーをも彷彿とさせるチューニング内容とはいえ、日本屈指のチューニングメーカーが国産スポーツカーで記録したことの意義は大きい。今後は、苦戦が続く海外でのタイムアタックを予定するとか。
また、今後のトヨタ86・SUBARU BRZ向けパーツ開発にもフィードバック。走行から得たデータを元に、そのノウハウが注がれることになる。 【走行日時】平成30年2月15日(木) 【場所】筑波サーキットコース2000 【コンディション】晴れ/ドライ 【走行車両】HKS TRB-03(ベース車両:TOYOTA 86/FAエンジンベース/スリックタイヤ装着) 【タイム】49秒445
HKS公式ホームページ https://www.hks-power.co.jp/
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