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日産、240Zのデビュー50周年を記念した特別モデルを米で発表

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日産、240Zのデビュー50周年を記念した特別モデルを米で発表

北米日産は4月22日、スペシャルティクーペ「370Z(日本名:フェアレディZ)」の2020年モデルについて価格を公表するとともに、そのルーツにあたる「240Z」のデビュー50周年を記念した「50th アニバーサリーエディション」を設定すると発表した。

1969年のニューヨークショーにおける「ダットサン240Z」のデビューから50年、現行の370Zは332馬力の3.7リッターV6を搭載するスタイリッシュなクーペとなったが、特徴的なファストバックスタイルや、ヘッドライトの形状には240Zの面影が残り、このあたりが熱心なファンを生んでいる。

2020年モデルの価格は、「370Zクーペ・6MT」の$30,090(約337万円)から、装備が充実した「370Zクーペ・スポーツツーリング・7AT」の$39,490(約442万円)まで。さらに、この上には350馬力ユニットを積み、各所にモータースポーツ由来のパーツを奢られた「370ZクーペNISMO」が6MT・$45,790(約513万円)、7AT・$47,190(約529万円)が用意される。

しかし、何といっても注目は370Zクーペ・スポーツに設定される50th アニバーサリーエディションだろう。$2,600(約29万円)の上乗せでこのパッケージを装着すれば、60~70年代にダットサンでレースシーンを席巻した「ブロック・レーシング・エンタープライズ(BRE)」をオマージュしたストライプがエクステリアに加えられる。ボディーカラーとの組み合わせは、ホワイトにレッドストライプ、シルバーにブラックストライプの2通りから選べるようだ。そのほか、レッドのアクセント入りアロイホイールや50周年のデカールなどが加わる一方、前後のスポイラーは取り払われ、Zの系譜をより明確に感じさせるスタイリングとなっている。インテリアも、レザーと人工スエードのコンビシートには50周年のエンボス加工が施され、ステアリングホイールやドアパネルにもレッドのアクセントが入るなど特別感溢れる仕上げとなる。

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