現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 予算50万円以下の激安スポーツカー! 今からでも買えるドラテク修行のためのクルマとは

ここから本文です

予算50万円以下の激安スポーツカー! 今からでも買えるドラテク修行のためのクルマとは

掲載 30
予算50万円以下の激安スポーツカー! 今からでも買えるドラテク修行のためのクルマとは

細かいことに目をつぶれば安く楽しめるクルマは多い

 中古車市場が高騰していると話題の今日この頃だが、まだまだ遊べるクルマはたくさんある。細かいことさえ言わなければ、予算50万円程度でも十分に走って遊べる素材は手に入るし、安く手に入れた分、パーツやタイヤに投入して楽しめる! いま狙い目の激安スポーツカーを紹介しよう。

「あのとき買っておけば良かった……」では後の祭り! 高騰気味でも今のうちに買っておきたい国産MT車5選

マツダRX-8(5速MT仕様/2003年登場)

 50万円でもギリギリRX-8が手に入る。マツダが唯一こだわり続けたロータリーエンジンを積んだスポーツカーの最終形として、NAロータリーで登場させたのがRX-8だ。独特のエンジン音とフィール、剛性あふれるボディと、よく動く足まわりはハンドリングが素晴らしい。

 この価格で手に入るとなると、ほぼ5速MTモデルに限られる。じつは6速MTモデルとはエンジン自体の仕様から異なっていて、6速MTが前期で250psなのに対して5速MT仕様は210psだった。なのでギヤ比のつながり以前に、そもそも遅い。筑波サーキットで1分1秒とかで走っているのはもちろん6速MTモデルがベースなので、5速MTではそういったタイムは望めないのであしからず。

 それでも、最後のロータリーエンジンを味わえるだけの価値が50万円の5速MTにはあると断言する。街中の燃費も悪ければ高速道路の燃費も悪いとか、過走行車はエンジンの寿命が心配とか、ネガティブな点を挙げればきりがないが、それを補ってあまりあるドライビングの楽しさが、RX−8にはある。(※写真は6速MTモデルです)

スズキ・スイフトスポーツ(ZC31S/2005年登場)

 初代なのか2代目なのかわからないスイフトスポーツも50万円で買える。正確には日本ではKeiベースの普通車だったHT81S型スイフトスポーツが初代で、ZC31Sは2代目だが、なぜか近年スズキがZC31Sが初代スイフトスポーツだと言い出したから、ちょっとややこしい。

 1600ccに5速MTを組み合わせたFF車で、ボディ剛性も十分。走って遊べる現代スポーツコンパクトの代表的なクルマである。ただし、50万円で買えるとなると10万km以上の物件になる。エンジンもトランスミッションもボディもタフだが、10万kmを酷使されていたらちょっと不安になるので、しっかりと水まわり、オイルまわり、ベルト交換などのメンテナンスをするのがオススメだ。

 水温管理に気をつけ、オイルクーラーを装着して油温を下げれば、サーキットで練習し放題したとしても、思いのほか各部は傷まない。パッドやタイヤの減りも少ないので、ドラテク修行車にオススメである。

トヨタ・ヴィッツRS(初代/2000年登場)

 ヴィッツのスポーツグレード「RS」も初代だったら手が届く。軽量で剛性あるボディに1500ccのエンジンを搭載したRSはなかなか刺激的だ。このころのトヨタ車の常で、なぜかチューニング人気に火は付かなかったが、クルマとしてはよく出来ている。とくにこのヴィッツのボディは剛性が高く、スポーツ走行にも応えてくれる頼もしさがある。

 パーツも少ないため、チューニングして遊び放題という訳にはいかないが、トヨタ車らしくタフなので、存分に走って遊びたい人にはピッタリ。タイヤサイズの小ささもランニングコストを抑えるのに効果的だ。

マツダ・マツダスピードアクセラ(2006年登場)

 2.3Lエンジンにターボを組み合わせて265psを発揮。そんなにパワーを出したのに受け止めるのはフロントタイヤのみという近年まれに見るじゃじゃ馬だったのが、このマツダスピードアクセラだ。

 マツダスピードアテンザも同様のユニットだったが、車重が軽い分アクセラの方が刺激的で、雨が降ったら3速までホイールスピンするというパワーが持ち味だった。

 タマ数も少ないが、価格もさほど高くないので買いやすい。マフラーやサスなどパーツが少ないのでチューニングのバリエーションは付けられないが、パワーを活かしてブイブイ走って楽しむなら悪くない素材だ。

* * *

 AMWでオススメの激安スポーツカー4台、いかがだっただろうか。特に、免許取得したばかりでサーキット走行を志向している若者は、まずはこうしたお手軽に買える中古車でドラビングテクニックを磨いてから、本当に憧れているクルマへステップアップすることをおすすめする。

こんな記事も読まれています

[15秒でわかる]世界初のリアウイングライト…テールランプとリアウィングが一体化!
[15秒でわかる]世界初のリアウイングライト…テールランプとリアウィングが一体化!
レスポンス
レアすぎるよ…! 約940万円! ケータハムセブンの[中古価格]が驚愕すぎる件
レアすぎるよ…! 約940万円! ケータハムセブンの[中古価格]が驚愕すぎる件
ベストカーWeb
グループAのころにゃなかったぞ! おじさんファンにはちんぷんかんぷんなイマドキ「レース用語」10選
グループAのころにゃなかったぞ! おじさんファンにはちんぷんかんぷんなイマドキ「レース用語」10選
WEB CARTOP
苦しみ続けるマクラーレンのノリスが予選6番手「良いラップをまとめることが、あまりにも難しい」/F1第22戦
苦しみ続けるマクラーレンのノリスが予選6番手「良いラップをまとめることが、あまりにも難しい」/F1第22戦
AUTOSPORT web
先代「695」と乗り比べ アバルト500e 長期テスト(5) 魅力はそのまま 未来感が凄い!
先代「695」と乗り比べ アバルト500e 長期テスト(5) 魅力はそのまま 未来感が凄い!
AUTOCAR JAPAN
「なんで!? スマートキーが作動しない!?」焦るクルマのトラブル 便利だけど大きな弱点もある理由とは
「なんで!? スマートキーが作動しない!?」焦るクルマのトラブル 便利だけど大きな弱点もある理由とは
乗りものニュース
2列目シートも快適でフラットスペースも広いトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
2列目シートも快適でフラットスペースも広いトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
なつかしすぎて涙。タミヤのRCバギー「グラスホッパー」が誕生40周年を記念し“トミカ”&“ミニ四駆”になった!
なつかしすぎて涙。タミヤのRCバギー「グラスホッパー」が誕生40周年を記念し“トミカ”&“ミニ四駆”になった!
くるくら
タナクがまさかのクラッシュ。ヌービルが悲願のタイトル獲得。トヨタが逆転ランキングトップ/ラリージャパン最終日
タナクがまさかのクラッシュ。ヌービルが悲願のタイトル獲得。トヨタが逆転ランキングトップ/ラリージャパン最終日
AUTOSPORT web
アルピーヌのガスリーが驚きの予選3番手「アグレッシブな低ダウンフォースパッケージを選択。予想外の結果を出せた」
アルピーヌのガスリーが驚きの予選3番手「アグレッシブな低ダウンフォースパッケージを選択。予想外の結果を出せた」
AUTOSPORT web
トヨタ「“2階建て”車中泊仕様」がスゴイ! 大人5人が寝られる「豪華ホテル」風内装! 広さ2倍になる“マル秘機能”も搭載する「謎のハイラックス」とは?
トヨタ「“2階建て”車中泊仕様」がスゴイ! 大人5人が寝られる「豪華ホテル」風内装! 広さ2倍になる“マル秘機能”も搭載する「謎のハイラックス」とは?
くるまのニュース
レクサス『LBX MORIZO RR』やマツダ『CX-80』、最新4車種にブリッツ「OBDモニター」が適合
レクサス『LBX MORIZO RR』やマツダ『CX-80』、最新4車種にブリッツ「OBDモニター」が適合
レスポンス
マジ!? 今が[ベストタイミング]!? 新車は買えなくなったホンダ[S660]を中古で探すぞ!!
マジ!? 今が[ベストタイミング]!? 新車は買えなくなったホンダ[S660]を中古で探すぞ!!
ベストカーWeb
トヨタWRC代表、タイトル獲得に向けラリージャパンで“チームプレー”徹した勝田貴元の「マネジメント力を見ていた」
トヨタWRC代表、タイトル獲得に向けラリージャパンで“チームプレー”徹した勝田貴元の「マネジメント力を見ていた」
motorsport.com 日本版
みなとみらいのヤマハ発信拠点で“外に繰り出したくなる”イラスト展開催 12月11日~15日
みなとみらいのヤマハ発信拠点で“外に繰り出したくなる”イラスト展開催 12月11日~15日
レスポンス
ルクレール、”チームオーダー無視”のサインツJr.を批判「優しくすると、いつも損をするんだ!」
ルクレール、”チームオーダー無視”のサインツJr.を批判「優しくすると、いつも損をするんだ!」
motorsport.com 日本版
F1 Topic:ホテルでも空港でも遊べる“ギャンブルの街”ラスベガス。気になる賭け率とガスリーの躍進
F1 Topic:ホテルでも空港でも遊べる“ギャンブルの街”ラスベガス。気になる賭け率とガスリーの躍進
AUTOSPORT web
異形の「センチュリーロイヤル」!? 唯一無二の“Sワゴン型”なぜ存在?
異形の「センチュリーロイヤル」!? 唯一無二の“Sワゴン型”なぜ存在?
乗りものニュース

みんなのコメント

30件
  • 50万のRX-8は地雷でしょうに。
  • ヴィッツRSはスポーツカーではないだろ
    スポーティグレードとスポーツカーをごっちゃにするのはいかがなものか
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村