現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 日産が最新型「“最高級”3列シートSUV」を初公開! 全長5.3m超えの「堂々“カクカク”デザイン」がスゴい! 超豪華内装もカッコいい“フラッグシップ”モデル「パトロール」日本発売が待ち遠しい!

ここから本文です

日産が最新型「“最高級”3列シートSUV」を初公開! 全長5.3m超えの「堂々“カクカク”デザイン」がスゴい! 超豪華内装もカッコいい“フラッグシップ”モデル「パトロール」日本発売が待ち遠しい!

掲載 32
日産が最新型「“最高級”3列シートSUV」を初公開! 全長5.3m超えの「堂々“カクカク”デザイン」がスゴい! 超豪華内装もカッコいい“フラッグシップ”モデル「パトロール」日本発売が待ち遠しい!

■本格四輪駆動車「サファリ」が豪華になって帰ってくる!

 中東で高い人気を誇る日産の大型SUV「パトロール」が、ついに日本市場に再上陸をはたします。

【画像】超カッコいい! これが日産の最新型「“最高級”3列シートSUV」です! 画像で見る(30枚以上)

 V型6気筒ツインターボエンジンを搭載した新型モデルは、フラッグシップSUVとして再び日産の誇りを取り戻す一台になりそうです。

 2025年10月29日、日産は同日より開幕の「ジャパンモビリティショー2025」において、新型「パトロール」を2027年度前半に日本市場へ投入することを正式に発表しました。

 パトロールは、ワイルドで大胆なデザイン、高級感あふれるインテリア、パワフルなV6ツインターボエンジン、そして最新のインフォテインメントシステムを兼ね備えた日産の高級本格派クロカンSUVです。

 北米では「アルマーダ」として販売されており、さらに派生モデルが高級ブランドのINFINITIからも「QX80」として登場しています。

 そんなパトロールは、1951年に警察予備隊(現・自衛隊)向けに造られた小型四輪駆動車にルーツを持ち、その後3代目から5代目モデルまでは日本向けに「サファリ」の名称で販売されていたこともあります。

 現行型は、2024年9月に中東・アブダビで世界初公開された最新の7代目です。

 この新型パトロールに関しては、今年に入ってから日産のグローバル本社ギャラリーにおいて、歴代「サファリ」とともに展示が行われており、日産もパトロール/アルマーダ/QX80の日産車体九州での生産を強化する準備を進めていると明らかにしていたことから、日本導入に関して、「その気」があるのは、と考えられていました。

 そんな最新型パトロールのボディサイズは、全長5350mm×全幅2030mm×全高1945-1955mmと、トヨタ「ランドクルーザー300」(全長4950mm×全幅1980mm×全高1925mm)を上回る堂々たる体躯。シートレイアウトは2+3+3の8人乗り仕様と、2列目キャプテンシートを備えた2+2+3の7人乗り仕様が設定されています。

 エクステリアは先代モデルのコンセプトを継承しながら、余計な装飾を排した直線基調のシンプルな造形を採用。細部の仕上げまで丁寧につくり込まれています。

 フロントにはダブルCシグネチャーを採用したヘッドライトと力強いスクエア形状のグリル、リアには存在感のあるテールランプを備えたバンパーデザインが組み合わされ、スタイリッシュで先進的な印象を与えます。その佇まいは、「砂漠のロールスロイス」と称されるレンジローバーにも通じる風格です。

 インテリアも豪華絢爛で、メーターはフル液晶タイプ。14.3インチの大型モニターが2枚並ぶインパネは、日産最新のデザイン哲学を反映しています。

 シフト操作はスイッチ式を採用するなど、新型リーフや新型エルグランドと共通の最新レイアウトを採用。ただ、物理スイッチも適切に配置するなど、クロカンSUVに求められる悪路での操作性もしっかりと確保されています。

 パワートレインには、3.5リッター V型6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載。最高出力425PS、最大トルク700Nmを発揮します。

 これはランドクルーザー300のV型6気筒ガソリンツインターボ(最高出力415PS、最大トルク615Nm)を上回るスペック。この圧倒的なパフォーマンスは、新型パトロールの大きな魅力のひとつでしょう。

■リセールバリューは未知数だけど…期待が高まる「フラッグシップ」の復活

 そんな最新のパトロールは、メインマーケットである中東ではランドクルーザー300と販売を競い合うほど、高い支持を得ています。

 ただ日本でも、中東と同じように評価されるかというと、そうはいかない可能性もあります。

 日本でランドクルーザーが人気となっているのは、本格クロカンSUVとしての立派な体躯や性能が評価されていることはもちろんのこと、「リセールのよさ」も後押ししています。

 数年所有してもほとんど価値が落ちることなく、場合によっては購入価格を上回ることもあるほど、ランドクルーザーは中古車市場での需要が高く、まさにひとつの「資産」としてランクルを買い求めるユーザーも少なくないのが実情です。

 ただパトロールがランドクルーザーと同じように中古車市場で高い需要が沸き起こるかというと、当初はなかなか難しいのではと考えられます。

 また燃費性能についても、リッターあたり10kmを下回る数値が予想されています。

 ランドクルーザーには燃料が安くパワフルなディーゼルエンジン版の設定もあり、その点はやや厳しい評価を受けることになるでしょう。

 それでも、「GT-R」や高級セダン「シーマ」などが消えてしまったいまの日産のラインアップに、この堂々たる体躯の新型パトロールが加わることには大きな意味があると考えられます。

 日産も新型パトロールの日本導入にあたり、「再びこのセグメントに参入し、日産の伝統を活かした感情を掻き立てる新たなフラッグシップモデルとして位置づける」と説明しています。

 その圧倒的な存在感で、国内の日産を活気づけてくれることを期待したいです。

※ ※ ※

 なお日本市場向けの新型パトロールのグレード構成や仕様、車両価格などの詳細は、発売時期に合わせて発表される予定です。

 はたして新型パトロールは、どこまで感動と誇りを呼び起こしてくれるのか。今後の日産の動向に大いに注目したいところです。(吉川 賢一)

文:くるまのニュース 吉川 賢一
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

ホンダ「新型CR-V」初公開! めちゃゴツい「黒色&メタル塗装」仕上げが超カッコイイ! 高級感すごい“RSブラックED”の「タフプレミアム」アクセサリーも登場へ!
ホンダ「新型CR-V」初公開! めちゃゴツい「黒色&メタル塗装」仕上げが超カッコイイ! 高級感すごい“RSブラックED”の「タフプレミアム」アクセサリーも登場へ!
くるまのニュース
“16年ぶり全面刷新”の日産「新型エルグランド」公開! 斬新ツブツブ顔&1.5L「直3」搭載! 元祖「高級ミニバン」の“4代目”登場
“16年ぶり全面刷新”の日産「新型エルグランド」公開! 斬新ツブツブ顔&1.5L「直3」搭載! 元祖「高級ミニバン」の“4代目”登場
くるまのニュース
トヨタ「新カムリ」登場! 230馬力超え「“FF”スポーティセダン」が話題に! 黒ルーフ×ボンネット採用&足回り強化実施の米国「GT-S」に「セダン好きにはたまらない」声も
トヨタ「新カムリ」登場! 230馬力超え「“FF”スポーティセダン」が話題に! 黒ルーフ×ボンネット採用&足回り強化実施の米国「GT-S」に「セダン好きにはたまらない」声も
くるまのニュース
3年ぶりに復活! ホンダ新型「四駆SUV」の“スポーティ仕様”初公開! 「専用ブラック仕立て」の精悍デザイン採用! ホンダSUV初の機能も搭載した「CR-V」のアーバンプレミアム発表!
3年ぶりに復活! ホンダ新型「四駆SUV」の“スポーティ仕様”初公開! 「専用ブラック仕立て」の精悍デザイン採用! ホンダSUV初の機能も搭載した「CR-V」のアーバンプレミアム発表!
くるまのニュース
トヨタ新型「ランドクルーザー“240”」公開!? 全長4.5m「“小さい”四駆SUV」に注目集まる! 160馬力超え「2.7リッター“直4”」&カクカクボディの「FJ」が話題に
トヨタ新型「ランドクルーザー“240”」公開!? 全長4.5m「“小さい”四駆SUV」に注目集まる! 160馬力超え「2.7リッター“直4”」&カクカクボディの「FJ」が話題に
くるまのニュース
レクサス「新世代LS」がスゴい! 広大な室内に「2+3+3」シート配置&クルっと回る斬新2列目も!? セダンを超えたフラッグシップ“衝撃の姿”とは!
レクサス「新世代LS」がスゴい! 広大な室内に「2+3+3」シート配置&クルっと回る斬新2列目も!? セダンを超えたフラッグシップ“衝撃の姿”とは!
くるまのニュース
日産「”新”スカイライン」が凄い! “集大成”となる「400R Limited」は全面進化も価格は「約60万円値上げ」 GT-R譲りの「ワンガンブルー」もある「特別限定車」とは
日産「”新”スカイライン」が凄い! “集大成”となる「400R Limited」は全面進化も価格は「約60万円値上げ」 GT-R譲りの「ワンガンブルー」もある「特別限定車」とは
くるまのニュース
マツダ「“4人乗り”ロータリースポーツカー」に大注目! 低燃費な「ハイブリッド」搭載&“斬新ドア”採用! ファンの“熱視線”集めた「マツダ先駆」とは!
マツダ「“4人乗り”ロータリースポーツカー」に大注目! 低燃費な「ハイブリッド」搭載&“斬新ドア”採用! ファンの“熱視線”集めた「マツダ先駆」とは!
くるまのニュース
約159万円で“7人“乗れる! トヨタ最新型「コンパクトミニバン」公開され反響多数! 全長4.1mの「小さいボディ」に“3列シート”詰め込んだ尼国「カリヤ」が話題に
約159万円で“7人“乗れる! トヨタ最新型「コンパクトミニバン」公開され反響多数! 全長4.1mの「小さいボディ」に“3列シート”詰め込んだ尼国「カリヤ」が話題に
くるまのニュース
7年以上ぶり全面刷新!? “4ドアクーペ”のトヨタ新「カローラ」! “ガソリンエンジン”搭載もアリ&スポーティスタイル採用のコンセプトとは
7年以上ぶり全面刷新!? “4ドアクーペ”のトヨタ新「カローラ」! “ガソリンエンジン”搭載もアリ&スポーティスタイル採用のコンセプトとは
くるまのニュース
ホンダ「“7人乗り”コンパクトSUV」実車公開! 全長4.5mの“イイ感じのサイズ”×大胆すぎる大型グリル採用! MTもある「BR-V」インドネシア仕様とは!
ホンダ「“7人乗り”コンパクトSUV」実車公開! 全長4.5mの“イイ感じのサイズ”×大胆すぎる大型グリル採用! MTもある「BR-V」インドネシア仕様とは!
くるまのニュース
333万円も安い! トヨタの「“最安”ランドクルーザー」が魅力的! 9年ぶり復活の「実用特化モデル」は超シンプル仕様がイイ! 昭和レトロデザインの手頃な「70 AX」 どんなクルマ?
333万円も安い! トヨタの「“最安”ランドクルーザー」が魅力的! 9年ぶり復活の「実用特化モデル」は超シンプル仕様がイイ! 昭和レトロデザインの手頃な「70 AX」 どんなクルマ?
くるまのニュース
3年ぶり大刷新!? 日産“新型ミニバン”「セレナ」まもなく登場!? デザイン刷新? 価格上昇? 人気の「ちょうどいいサイズなミニバン」新モデルどうなる?
3年ぶり大刷新!? 日産“新型ミニバン”「セレナ」まもなく登場!? デザイン刷新? 価格上昇? 人気の「ちょうどいいサイズなミニバン」新モデルどうなる?
くるまのニュース
トヨタ「“7人乗り”プリウス」に反響殺到!「広くて燃費もサイコーです!」「傑作モデルだと思う」の声も! 使い勝手サイコーの“3列シート”搭載した「ミニバン仕様」!“ロングボディ”の斬新モデル「アルファ」に大注目!
トヨタ「“7人乗り”プリウス」に反響殺到!「広くて燃費もサイコーです!」「傑作モデルだと思う」の声も! 使い勝手サイコーの“3列シート”搭載した「ミニバン仕様」!“ロングボディ”の斬新モデル「アルファ」に大注目!
くるまのニュース
11年ぶりに復活! トヨタ新型「コンパクトSUV」に反響殺到! 「“本格的な四駆”が面白そう」「都会的なのにアウトドア感もある」の声も! 全長4.2m“ちいさなボディ”の「アーバンクルーザー」欧州仕様に注目!
11年ぶりに復活! トヨタ新型「コンパクトSUV」に反響殺到! 「“本格的な四駆”が面白そう」「都会的なのにアウトドア感もある」の声も! 全長4.2m“ちいさなボディ”の「アーバンクルーザー」欧州仕様に注目!
くるまのニュース
トヨタ「ハイラックス“SUV”」実車公開! 全長4.8m級ボディ&ラダーフレーム採用!3列シート搭載の本格モデル「フォーチュナー」の新グレード「フォーチュナー リーダーG+」タイに登場
トヨタ「ハイラックス“SUV”」実車公開! 全長4.8m級ボディ&ラダーフレーム採用!3列シート搭載の本格モデル「フォーチュナー」の新グレード「フォーチュナー リーダーG+」タイに登場
くるまのニュース
18年ぶり全面改良! 新型「“6速MT”コンパクトカー」初公開! “軽自動車”並みのサイズに「65馬力」エンジン搭載! 「観音開き」ドアもあるフィアット「500ハイブリッド」伊国で登場
18年ぶり全面改良! 新型「“6速MT”コンパクトカー」初公開! “軽自動車”並みのサイズに「65馬力」エンジン搭載! 「観音開き」ドアもあるフィアット「500ハイブリッド」伊国で登場
くるまのニュース
トヨタ「“9人乗り”ランドクルーザー」!? ながーーい「7ドア×4列仕様」! 悪路“走破性”はイマイチそうな「豪華モデル」! サウジアラビアの「ランクル“300”リムジン」とは
トヨタ「“9人乗り”ランドクルーザー」!? ながーーい「7ドア×4列仕様」! 悪路“走破性”はイマイチそうな「豪華モデル」! サウジアラビアの「ランクル“300”リムジン」とは
くるまのニュース

みんなのコメント

32件
  • zab********
    来年丸々1年お預けなんだね、ここまで形出来てるならサッサと出せばいいのに、何故海外ばかり優先なんだよ、何もかも遅い会社だ。
  • met********
    なんならQX80出したらいいのに。パトロールより高級感あるし重厚感もすごい
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

446 . 3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

120 . 0万円 374 . 8万円

中古車を検索
日産 サファリの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

446 . 3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

120 . 0万円 374 . 8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村