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年末年始のドライブで家族に怒られたお父さん必見!! [運転が上手い]と言われるコツ3選!!!

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年末年始のドライブで家族に怒られたお父さん必見!! [運転が上手い]と言われるコツ3選!!!

 年末年始、家族とクルマで帰省したものの、「お父さんのクルマに乗るとクルマ酔いする!」「ヒヤヒヤした!」と不評を買ってしまったアナタ。同乗者がそう思うのと同時に、周りのドライバーからもじつは不評だったり……。そこで今回はそう思われないための運転術を解説する。

文/山口卓也、写真/写真AC、アイキャッチ画像/geargodz@Adobe Stock

年末年始のドライブで家族に怒られたお父さん必見!! [運転が上手い]と言われるコツ3選!!!

【画像ギャラリー】ちょっとした工夫で運転上手に激変できる!?(10枚)

■“運転上手”とはどんなドライバーか?

 “運転上手”というと、「レーシングドライバー!」と思う人もいると思うが、ここでいう“運転上手”は路上での運転の話。

 つまり、クルマを制御する操作が上手いというより、「同乗者や周りのドライバーが安心・安全に乗っていられる運転か?」を指している。

 そこでここからは、どんな運転が“下手”と思われるのか? その対策を考えてみよう。

【画像ギャラリー】ちょっとした工夫で運転上手に激変できる!?(10枚)

■“運転が上手い”と思われるコツその1 風圧を考えて車速を調整する

車速が高い高速道路では、風圧がブレーキ効果を発揮してくれる。アクセルを軽く緩めるだけで風圧により車体がガクンガクンとなるようなことがなく、スピードをスムーズに落とすことができる

 高速道路で前車・後車と適度な車間距離を保って走る時、「ギューン……ギューン……」とエンジン音がやたらと上下する人がいる。

 同乗者はドライバーのアクセルオン・オフに同調して微妙に前後に揺れている……。

 これは、スピードを出すためにアクセルを踏み、今度はスピードが出すぎたのでアクセルを急に緩める(もしくはブレーキを踏む)を繰り返しているからだと思われる。

 同乗者にとってこの操作は、体が微妙に前後に揺れることで不快に感じるもの。同じような動きに、止まる寸前のブレーキ踏み込みも、“カックンブレーキ”としてかなり不評。

 カックンブレーキとならないためには、止まる寸前にほんの少しブレーキペダルへの入力を「スッ」と抜いてやればいいのだが……。

 さて、高速道路を一定の速度で走るコツは、風圧を味方にして走ること。つまり、アクセルへの入力を軽く緩めると、風圧によって自動的に減速することを考えて走ればいい。

 ちなみに、前走車に近づきそうだな……と感じたらほんの少しだけアクセルペダルから力を抜いてやるだけで、ブレーキをかけたり一気にアクセルペダルへの入力を抜かなくとも風圧によってクルマは加速力を緩める(=減速する)。

 そして“同乗者にわからない程度”の軽いアクセルオンで、また速度一定を保つといい。

 この操作、流れのいい一般道でほとんどブレーキランプを点灯させずに一定の車間距離を保って走っている人は実践している。

【画像ギャラリー】ちょっとした工夫で運転上手に激変できる!?(10枚)

■“運転が上手い”と思われるコツその2 ハンドルは切りすぎない&慌てて戻さない

 交差点を曲がった後にフラつくクルマをよく見かける。

 これは、交差点で曲がる時に必要以上にハンドルを切りすぎ、曲がり切った後に「曲がりすぎた!」とばかりに慌てて戻していることが原因と思われる。

 ハンドルを戻す際にハンドルから少し手を離してシュルシュル……と戻す“滑らし戻し”をする人もこうなりがち。

 同乗者にとって不快なのが“その1”では前後への揺れだったのに対し、こちらは左右への揺れが同乗者に不快感をもたらす。

 また、左折時にいったん右にハンドルを切ってから曲がる“あおりハンドル”も同じ動きのため不快に感じる。

 あおりハンドルに関しては、対向車も「え! こっちに曲がるの!?」と恐怖を感じる行為でもあるので、下手を通り越してかなり危険な行為であることは認識していただきたい。

 さて、交差点でのハンドル操作。

 ハンドルは常に軽く握り、送りハンドル(左右の手を少しずらしながら操作)や車速の低い鋭角ターンのときはクロスハンドル(左右の手がクロスするように持ち替えて操作)でハンドルを戻すようにするとフラつきは解消されるので試してほしい。

正しいハンドルの回し方を動画でチェック!
【送りハンドル? クロスハンドル? 】ハンドルの回し方はどっちがいい?

 また、ハンドルは切り足すことはあっても戻すことのない(切りすぎない)ように意識。そしてハンドルは一気に切るのではなく、ジワ~っと少しずつ切るイメージで。

 さらに、カーブの曲率とスピードに合ったハンドル操作のために、目線を遠くに置くことも重要だ。

【画像ギャラリー】ちょっとした工夫で運転上手に激変できる!?(10枚)

■“運転が上手い”と思われるコツその3 30m手前でウインカーを出す→ブレーキ

写真のように、交差点の手前の破線から実線に変わる道路であれば、実線に変わったところでウインカーを出すとほぼ30m手前からという道交法どおりのタイミングとなる

 まったくもって理解不能だが、ウインカーを早く出すのはカッコ悪い(=初心者と思われる)と思っている人は一定数いる。

 また、ウインカーと減速時のブレーキの順番が違う人(ブレーキ→ウインカーの人)も周りのクルマからすると、「なぜ今ブレーキを踏んだのか?」と不安になる操作。

 右左折時は右左折地点の30m手前からウインカーを出すことが道交法で決められている。

 まずこの“30m”だが、目測ではわかりづらいのも事実。

 一般道の交差点に近づいた時によく見ると気づくが、通行帯の区分線が破線から実線に変わるところ、これが30m手前(実線の長さが30m)である。

 また、信号機のない横断歩道手前にある菱形のマークは、横断歩道に近づく1つめは50m手前に、2つめは30m手前にあることも知っておきたい。

 そしてウインカーは動作が完了するまで出さなくてはならないため、右左折が完了したら速やかに戻すことも忘れずに!

 ちなみに、高速道路のSAやPAで駐車する場合、後車に「今から駐車します!」の意思表示のためにハザードランプを出すことが慣習となっているが、この操作が遅いと後車が自車に近づきすぎてしまったり、「なぜ今ブレーキ?」と思ってしまうため、駐車時のハザードはブレーキより先に、かつ早めに出すほうが自車も後車もスムーズに動ける。

【画像ギャラリー】ちょっとした工夫で運転上手に激変できる!?(10枚)

■“運転下手”と思われる操作を知っておく!

●縦揺れ・横揺れする操作

 「運転が下手!」と思われる理由はさまざまだが、操作が下手と思われる大きな要因は、前後方向と左右方向へのG(縦揺れ、横揺れ)。

 このGが頻繁に起こると、同乗者はクルマ酔いしたり不快に感じることがわかっている。

 このG、運転している本人は操作の先に起こりうる動きのためにほとんど感じることはないのが難しい。自身の運転で「クルマ酔いした」「不快だった」と言われたことのある人は、ここを疑ってほしい。

●ヒヤッとする操作

 これは、同乗者が思わず足をフロアに踏ん張ってしまうような、急ブレーキ、急加速。また、自車の合図出しが遅い(もしくはない)せいで他車に寄ってしまう、クラクションを鳴らされたりした場合に同乗者はヒヤッとする。

 つまり、他車への合図がない、もしくは遅いと同乗者はヒヤッとすることになるので、「ヒヤッとした!」と言われたことのある人は“急”がつく運転をしていないか、周りへの合図出しは適切かを今一度考えるべし。

【画像ギャラリー】ちょっとした工夫で運転上手に激変できる!?(10枚)

■「運転が上手い!」と言われる人は、操作以外でもそう思わせる

 運転時に気持ちの余裕がなく、相手の操作ミスに「早くしろよ!」や「チッ!」などといった罵声やあからさまに不快感を表す人は、運転操作自体は上手くても「もう乗りたくない! 下手!」と思われてしまうもの。

 「運転が上手い!」と言われる人は、こういった場面でも気持ちに余裕があり、常に先を予測したスムーズな運転(無駄のない操作、急のつかない運転)や譲り合い運転をしていることが多い。

 高速道路で他車に抜かれまいと後続車が迫ると急加速、交差点の黄色信号で猛ダッシュしているアナタ、同乗者や周りのクルマからは「周りが見えてない下手な人」と思われていますよ。

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みんなのコメント

14件
  • lan********
    追越車線に居座るのも追加しとけ。
  • ねこにごはん
    助手席に乗っている時、ウインカー出すのが遅いと内心イラッとする。周りの人間のこと考えてないアホ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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