玩具メーカーの「タカラトミー」は、人気のダイキャスト製ミニカー「トミカ」の新商品として、エンジン音や振動を加えて“エンジンを体感”した「トミカ4D(フォーディー)」を10月から発売。“本物の”実車のエキゾーストサウンドを収録するなど、従来のミニカーの常識を覆したユニークな機能に注目が集まっている。REPORT●北秀昭(KITA Hideaki)
ダイキャスト製ミニカー「トミカ」が48年目を迎えて大きな進化を遂げた。それはトミカ史上初となる、実車のエンジンを体感した「トミカ4D(フォーディー)」。「日本おもちゃ大賞2018」の共遊玩具部門(※)で大賞を受賞したこの商品には、大人からの注目も高まっている。
トライアンフ、ロードスター、クラシックシリーズ3機種に新色導入
トミカ4Dは従来のトミカに排気音や走行音、振動を加え、車のエンジンを表現することにより、これまでにない全く新しいミニカー遊びを可能にした商品だ。サイズは今までのトミカと同じだが、トミカのサスペンション機能を活かし、車体を上から押し込むことで、まるで本当にエンジンがかかったようなリアルなエンジン音と、アイドリング時の振動を再現している。また、手ころがしで走行させるとリアルな走行音が鳴るとともに、走行音に合わせて振動も変わるのが特徴だ。
第1弾のラインナップは、スポーツカータイプの日産GT-RとホンダNSX。また「働くクルマ」であるトヨタクラウンのパトカーとトヨタハイメディック救急車。GT-Rはバイブラントレッドとメテオフレークブラックパール、NSXはヌーベルブルー・パールとカジノホワイト・パールの各2色を設定している(下記写真)。
GT-RとNSXに内蔵しているエキゾーストサウンドは、自動車メーカー全面協力のもと、実車のエンジン音を実際に収録したもの。臨場感のあるリアルなサウンドを楽しむことができ(働くクルマにはサイレン音やアナウンスボイス、エンジン音を収録)、子供はもちろん、クルマ好きの大人も見逃せないつくりになっているのが特徴だ。
●各車のサイズ
日産GT-R
約W78×H23×D30(mm)
ホンダ NSX
約W72×H19×D33(mm)
トヨタ クラウン パトロールカー
約W72×H27×D28(mm)
トヨタ ハイメディック救急車
約W75×H36×D28(mm)
※ 「共遊玩具部門」は障害のある子供も、そうでない子供も「共に遊ぶ」ことができるための様々な配慮が施された玩具に贈られる。「車の形状をさわって知ることができるだけでなく、車の動きによって変化する実車の音と振動を耳と手で感じながら、目の見えない子供たちも臨場感のある遊びを存分に楽しめる」という点が評価された。
トミカ4D・開発者がこだわった点とは?
「トミカが48年間持ち続ける本来の魅力を変えずに、進化させ、子供にあっと驚きを与えたい」という想いから、「“車の立体図鑑”(3D)とも言えるトミカに“体感”を加える」をコンセプトに開発がスタート。
1:サイズ
手のひらサイズであるトミカの大きさ、形はそのままに、小さなボディの中に、エンジンの音を再現するためのスピーカー、エンジンの鼓動を再現するための振動モーター、そしてエネルギーを供給する電池を組み込み済み。
2:音・振動
本物にこだわるために、車種ごとに違うエンジンの音、振動を再現。自動車メーカーに協力を仰ぎ、実車のエンジン音や走行音を実際に収録している。
3:操作性
手に取ってすぐ遊べるように電源スイッチは設けておらず、トミカの特徴であるサスペンション機能を活かし、車体を上から押し込むことでエンジンがかかる、エンジンが切れる、という直観操作を可能としている。
トミカ4Dは、トミカの特徴であるダイキャスト製ならではの「手のひらで感じるずっしりした重み」にアイドリングの鼓動感が加わり、「手ころがし遊び」には変化する音と振動が加わり、トミカの魅力を“3D”から“4D”に引き上げているのがポイントだ。
ダイキャスト製ミニカーシリーズ「トミカ」って何?
「トミカ」(発売元:タカラトミー)は、外国製のミニカーが全盛で国産車ミニカーを求めるお客様の声が高まっていた当時、「日本の子どもたちに、もっと身近な国産車のミニカーで遊んでもらいたい」という熱い想いのもと、1970年に日本初の手のひらサイズの国産車ダイキャスト製ミニカーシリーズとして発売。現在までに累計930種以上の車種が発売され、累計販売台数は6億2500万台を超え、3世代にわたり愛されている(2017年6月現在)。
近年では定番商品に加えて、女性や男性にも人気のキャラクターやコンテンツとコラボレーションした「ドリームトミカ」シリーズや、ハイディテールコレクションモデル「トミカプレミアム」シリーズなど、ラインナップを拡大。また、2016年4月から大人向けブランド「tomica」のライセンス展開を本格始動。従来のトミカユーザー(3~5歳男児)だけでなく、年齢・性別に関わらず幅広い方に興味を持ってもらえるようアパレル、服飾雑貨のほか、文房具、日用品などへのライセンス展開を実施し、さらなるブランドの強化を目指している。
【商品概要】
商品名:トミカ4D(フォーディー)
商品内容:本体×1
希望小売価格:各1,600円(予価・税抜き)
発売日:2018年10月予定
対象年齢:3歳~
使用電池:ボタン電池 LR-44×2個 ※テスト用電池×2個付き
取扱い場所:全国の玩具専門店、百貨店・量販店等の玩具売り場、トミカ専門店「トミカショップ」、インターネットショップ、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」など
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
「緊急車両が来て道を譲らないとどうなりますか」 理由に「『聞こえんかった』は通用するのですか」 譲るのはマナー?義務? 具体的にどう譲ればいいのですか。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?