3月21日から25日の間ドイツ西部のエッセンで開かれるテクノ・クラシカ・エッセンにおいて、アウディは3つの記念祝典を行う。この世界最大規模のクラシックカー展示会にて、1968年に “アッパーエグゼクティブ・セダン” クラスを切り開いてから50周年を記念するアウディ・100は目玉展示となる予定だ。また、モータースポーツファンにとっては1988アウディ200 quattroトランザムや1983アウトウニオン・タイプDの展示も期待が高まる。
アウディの歴史の中でもアウディ100の開発というのは特別なストーリーだ。アウトウニオン社がフォルクスワーゲンに買収された直後の1960年代中頃、インゴルシュタットの開発チームは現行モデルのみの開発・監修を命じられ、新型の開発は一切禁じられていた。これに対して会社の存続に強い危機感を感じていたアウトウニオンの当時の技術主任であったルートヴィヒ・クラウスは命令に違反し、次の近代的なミドルレンジモデルの開発に着手した。フォルクスワーゲンの上層部を説得し、開発の許可が下り、1968年にアウトウニオンはアウディ100セダンを発表した。合わせて80万台近くが売れ、アウディの開発を後押しする大きな成功となった。テクノ・クラシカでは3つの特別なアウディ100モデルを展示する:1972年製の2ドアのアウディ100LSオートマチック、1974年製アウディ100LS、そして1971年製アウディ100クーペSの3つだ。
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モータースポーツファンにとっては第7ホール会場のアウディ展示場が見どころだ。80年前、アウトウニオン・グランプリ・タイプDがサーキットに初めて現れた。1938年にはタツィオ・ヌヴォラーリがこの420馬力のマシンでイタリアとイングランドでのグランプリで勝利した。翌年にはユーゴスラヴィアとフランスでの両グランプリで優勝を飾った。同じく展示が予定されているアウディ200 quattroもハーレー・ヘイウッドがアメリカの伝統のトランザムシリーズにおいて勝利を飾ったマシンだ。
また、今年のテクノ・クラシカではGustl Hoblが1955年にドイツGPで優勝したDKW 350 RMや1938年に試作されたDKW ULD 500など、バイクファンにとっても目が離せない展示が予定されている。
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