現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 日本通運とWHILL、倉庫作業専用モビリティ試作機を開発…国際物流総合展2024で発表へ

ここから本文です

日本通運とWHILL、倉庫作業専用モビリティ試作機を開発…国際物流総合展2024で発表へ

掲載
日本通運とWHILL、倉庫作業専用モビリティ試作機を開発…国際物流総合展2024で発表へ

NIPPON EXPRESSホールディングスは9月9日、日本通運とWHILLが共同で開発を進めていた「倉庫作業専用モビリティ」の試作機が完成した、と発表した。新たなモビリティは、倉庫作業に適した機能を搭載し、作業者の身体的負担を大幅に軽減し、作業効率を向上させることを目指している。

この試作機は、2024年9月10日から開催される「国際物流総合展2024」の日本通運ブースと、9月18日から開催される「Japan Robot Week 2024」のWHILL社ブースで展示される。展示会では、実際の操作デモンストレーションを通じて、その性能と利便性が紹介される予定だ。

新型スズキ『カタナ』がサプライズ公開!「KATANAミーティング2024」社長みずから鮮やかなブルーをお披露目

日本通運は、先進的なロジスティクスロボットや作業補助機器の導入を通じて、倉庫で働くことが困難だった人々の障壁を取り除く「誰にもやさしい倉庫」プロジェクトを開始した。このプロジェクトの一環として、WHILL社の近距離モビリティ「WHILL Model C2」を試験導入したが、操作負担や作業効率に課題があった。

これらの課題を解決するため、日本通運とWHILL社は共同で「倉庫作業専用モビリティ」の開発を開始し、今回試作機が完成した。新モビリティは、作業しやすい位置にカゴを移動して固定できる機能や、座面の昇降機能、狭い通路でも回転できる450mmの回転半径などを備えている。これにより、長時間の倉庫作業による身体的負担を軽減し、直感的な操作性と快適な作業環境を実現する。

今後、この試作機は日本通運の倉庫で実際に使用され、得られた知見を基にWHILL社と共に製品化と量産化を進める予定。また、国内外の市場への展開も視野に入れており、工場や商業施設、レジャー施設など物流現場以外での活用も見込まれている。

関連タグ

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

パナソニック、新宿御苑で移動型無人販売ロボットの実証実験
パナソニック、新宿御苑で移動型無人販売ロボットの実証実験
レスポンス
絶版旧車の部品供給プロジェクト、第一弾はローバーミニ…ユニバンスが新事業開始
絶版旧車の部品供給プロジェクト、第一弾はローバーミニ…ユニバンスが新事業開始
レスポンス
GMの次世代装甲車両『サバーバン・シールド』が完成、乗用車の技術を軍事応用へ
GMの次世代装甲車両『サバーバン・シールド』が完成、乗用車の技術を軍事応用へ
レスポンス
車いすを後付けで電動化、ヤマハ発動機が10年ぶりに刷新 完成車の販売は終了へ
車いすを後付けで電動化、ヤマハ発動機が10年ぶりに刷新 完成車の販売は終了へ
レスポンス
出光興産、全固体電池を2027-2028年に実用化へ…トヨタに固体電解質を供給
出光興産、全固体電池を2027-2028年に実用化へ…トヨタに固体電解質を供給
レスポンス
ジェイテクト、「未来モノづくりEXPO」出展へ…革新的な軸受技術を紹介
ジェイテクト、「未来モノづくりEXPO」出展へ…革新的な軸受技術を紹介
レスポンス
フランス市場にランチア復活、新型『イプシロン』で…有料会員記事ランキング
フランス市場にランチア復活、新型『イプシロン』で…有料会員記事ランキング
レスポンス
スズキ、初めてトヨタにEVをOEM供給へ…新型電動SUVを2025年春から生産
スズキ、初めてトヨタにEVをOEM供給へ…新型電動SUVを2025年春から生産
レスポンス
世界初の電動『ハイラックス』、トヨタとBHPが豪州鉱山で実用化へ
世界初の電動『ハイラックス』、トヨタとBHPが豪州鉱山で実用化へ
レスポンス
クルマ社会の未来を似合う若者が集結! 企業も注目する学生フォーミュラ
クルマ社会の未来を似合う若者が集結! 企業も注目する学生フォーミュラ
レスポンス
ミネベアミツミ、自動車向け技術を生かして「未来の眠り」を提案…大阪・関西万博2025
ミネベアミツミ、自動車向け技術を生かして「未来の眠り」を提案…大阪・関西万博2025
レスポンス
湿式クラッチのショック改善に、ジヤトコ「CVT油」の性能回復添加剤を新開発
湿式クラッチのショック改善に、ジヤトコ「CVT油」の性能回復添加剤を新開発
レスポンス
VWが「スカウト」を新ブランドの電動SUVとして復活、航続563km
VWが「スカウト」を新ブランドの電動SUVとして復活、航続563km
レスポンス
最大吊上げ荷重は100USトン…タダノがフル電動クレーンを北米向けに発売
最大吊上げ荷重は100USトン…タダノがフル電動クレーンを北米向けに発売
レスポンス
ヤマハが電動車いすの完成車販売をやめて「ユニット専業メーカー」になることを宣言した理由
ヤマハが電動車いすの完成車販売をやめて「ユニット専業メーカー」になることを宣言した理由
レスポンス
「世界で最も効率に優れるEV」米ルーシッド『エア』が安全性でも最高評価
「世界で最も効率に優れるEV」米ルーシッド『エア』が安全性でも最高評価
レスポンス
マツダが高塗着塗装機導入、塗料使用量17%削減…『CX-5』や『ロードスター』の宇品工場
マツダが高塗着塗装機導入、塗料使用量17%削減…『CX-5』や『ロードスター』の宇品工場
レスポンス
ヒョンデの新型電気バス、富士スピードウェイを初走行…年内国内発売へ
ヒョンデの新型電気バス、富士スピードウェイを初走行…年内国内発売へ
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村