現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > カイエンとカイエンクーペにGTSを追加。V8ツインターボを搭載した、もっともスポーティなモデル

ここから本文です

カイエンとカイエンクーペにGTSを追加。V8ツインターボを搭載した、もっともスポーティなモデル

掲載 更新 1
カイエンとカイエンクーペにGTSを追加。V8ツインターボを搭載した、もっともスポーティなモデル

2020年6月12日、ポルシェジャパンはラージサイズSUVのカイエンとカイエンクーペに、新たなグレード「カイエンGTS(PORSCHE Cayenne GTS)」を追加して発売した。車両価格は1682万円~1752万円となる。

車高を20mmローダウンし、ダイナミックダンパーコントロールを装備
ポルシェのフラグシップSUVとして2017年に3代目へとフルモデルチェンジしたカイエン、そしてこれをベースにクーペフォルムを手に入れたカイエンクーペに、もっともスポーツ性の高いグレード「GTS」が追加された。

【くるま問答】最近のクルマにテンパータイヤはない。パンク修理キットをどう使う? 最高速は?

従来モデルのGTSに採用されていた3.6L V6ツインターボからエンジンを大型化して、4L V8ツインターボに変更。パワーも20ps/20Nmずつ向上して460ps/620Nmを発生する。気筒数が増えたこと、そして高周波チューニングされたスポーツエグゾーストシステムによって、官能的なエンジン音と排気音を楽しむことができるという。

このエンジン、フラグシップのカイエン ターボ(550ps/770Nm)のために開発されたものをベースとしており加速性能では譲るものの、専用にセッティングされた足まわりやシャシなどにより、カイエンシリーズのなかでもっともスポーツ性能の高いグレードに仕上がっているという。

そのハイパフォーマンスを支えるシステムのひとつが、車高を20mm低く構えるスチールスプリングサスペンション。かなりスポーティなプログラムを与えられた連続可変制御のポルシェアクティブサスペンションマネージメント(PASM)を組み合わせることによって、ダイナミクス性能を高められている。しかも、電子制御で左右輪の駆動トルク配分をコントロールして旋回性能を高めるポルシェトルクベクトリングプラス(PTV Plus)も標準装備する。

このほかにも21インチアルミホイール、ねずみ鋳鉄製の大径ブレーキディスク(前390×38mm・後358×28mm)と赤のカラーリングの施されたブレーキキャリパーなど、スポーツ色を強調するパーツを標準装着する。オプションとしてポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)や、車高をさらに10mmローダウンする3チャンバーエアサスペンションなども用意される。

デザイン面では、スポーツデザインパッケージに加えてフロントエアインテークやサイドウインドウモール、テールパイプ、リアのエンブレムなどすべてブラックで統一され、GTSの個性を演出するアクセントとなっている。インテリアではルーフライニングやシートセンターの生地、センターアームレスト、ドアトリムなどにダークカラーのアルカンターラ、ブラッシュ仕上げのアルミパーツを各部に採用してスポーティさとエレガントさを演出。また標準装備の8ウェイスポーツシートはGTSのために専用設計されたもので、ドライバーの体をしっかりとサポートする。

そのほか、他国市場でオプション扱いとなっているアダプティブクルーズコントロールやレーンチェンジアシスト、サラウンドビュー付パークアシストなど、先進の運転支援システムを日本仕様では標準としている。

初代から続くGTSグレードはさらに運動性能を強化され、フラグシップグレード「ターボ」とは方向性の異なるハイパフォーマンスを楽しませてくれそうである。

ポルシェ カイエン GTS 車両価格
カイエンGTS(8速AT/右ハンドル):1682万円
カイエンGTSクーペ(8速AT/右ハンドル):1752万円

[ アルバム : ポルシェ カイエン GTS はオリジナルサイトでご覧ください ]

こんな記事も読まれています

約99万円! トヨタ新型「“軽”セダン」発表! 全長3.4m級ボディで4人乗れる! 安全性向上&寒さ対策UPの「ピクシス エポック」どんな人が買う?
約99万円! トヨタ新型「“軽”セダン」発表! 全長3.4m級ボディで4人乗れる! 安全性向上&寒さ対策UPの「ピクシス エポック」どんな人が買う?
くるまのニュース
「(次期)セリカ、作ります!」ラリージャパン会場でトヨタ中嶋副社長が明言!! 開発開始を宣言、次期86も「出す」
「(次期)セリカ、作ります!」ラリージャパン会場でトヨタ中嶋副社長が明言!! 開発開始を宣言、次期86も「出す」
ベストカーWeb
スズキ・フロンクスが月販目標の9倍も受注! 絶好調な理由は小さくて安いのに感じられる「高級感」!!
スズキ・フロンクスが月販目標の9倍も受注! 絶好調な理由は小さくて安いのに感じられる「高級感」!!
WEB CARTOP
車載電池のノースボルト、米国で破産法を申請 事業継続にめど
車載電池のノースボルト、米国で破産法を申請 事業継続にめど
日刊自動車新聞
【初試乗!】さらにスポーティになった「メルセデスAMG GT 63 PRO」はポルシェとのGT対決に終止符を打てるか!?
【初試乗!】さらにスポーティになった「メルセデスAMG GT 63 PRO」はポルシェとのGT対決に終止符を打てるか!?
AutoBild Japan
レクサス新型「FF最大・最上級セダン」世界初公開に大反響! めちゃ“斬新グリル”&一文字ライト採用! “6年ぶり”に内外装刷新の「ES」中国に登場!
レクサス新型「FF最大・最上級セダン」世界初公開に大反響! めちゃ“斬新グリル”&一文字ライト採用! “6年ぶり”に内外装刷新の「ES」中国に登場!
くるまのニュース
20年前の個体なのに走行距離301キロ!? 555台の限定車 BMWアルピナ「ロードスターV8」がオークションに登場 極上車の気になる予想価格とは
20年前の個体なのに走行距離301キロ!? 555台の限定車 BMWアルピナ「ロードスターV8」がオークションに登場 極上車の気になる予想価格とは
VAGUE
完璧なシーズンでも届かない、王者の背中。ノリス「たとえミスがなかったとしてもタイトルを手にできたかどうか……」
完璧なシーズンでも届かない、王者の背中。ノリス「たとえミスがなかったとしてもタイトルを手にできたかどうか……」
motorsport.com 日本版
苦手な「前向き駐車」なぜコンビニで推奨されるのか? 「もちろんやってる」「出る時が怖い…」賛否あり!? バック駐車じゃない理由への反響は?
苦手な「前向き駐車」なぜコンビニで推奨されるのか? 「もちろんやってる」「出る時が怖い…」賛否あり!? バック駐車じゃない理由への反響は?
くるまのニュース
今でも現役! いろんなバイクに採用されています。「SOHC」とは?【バイク用語辞典】
今でも現役! いろんなバイクに採用されています。「SOHC」とは?【バイク用語辞典】
バイクのニュース
ダイハツ『タフト』安全性能向上で仕様変更、138万6000円から
ダイハツ『タフト』安全性能向上で仕様変更、138万6000円から
レスポンス
BMW 2シリーズクーペ【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
BMW 2シリーズクーペ【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
レクサスの末っ子LBXに、次世代モダンインテリア空間を表現したElegantが新登場
レクサスの末っ子LBXに、次世代モダンインテリア空間を表現したElegantが新登場
カー・アンド・ドライバー
荷台が“伸びる”ダイハツ「斬新軽トラ」登場! “画期的”発想の「超ロングボディ仕様」がスゴい! まさかの「実車化」果たした衝撃のモデルでWRCをサポート
荷台が“伸びる”ダイハツ「斬新軽トラ」登場! “画期的”発想の「超ロングボディ仕様」がスゴい! まさかの「実車化」果たした衝撃のモデルでWRCをサポート
くるまのニュース
新車で買える!? トヨタ「シエンタ“SUV”」がスゴイ! 5人乗り仕様もある「小型SUVミニバン」が台湾で人気すぎるワケとは
新車で買える!? トヨタ「シエンタ“SUV”」がスゴイ! 5人乗り仕様もある「小型SUVミニバン」が台湾で人気すぎるワケとは
くるまのニュース
「トイレに行きたいのですが…駐めちゃダメ?」 高速にある「謎のバス停」 SNSでは「一般車が進入していた」の声も どんなルールなの?
「トイレに行きたいのですが…駐めちゃダメ?」 高速にある「謎のバス停」 SNSでは「一般車が進入していた」の声も どんなルールなの?
くるまのニュース
運賃交渉すれば“村八分”にされる? 荷主を過剰に気遣う中小運送の社長たち、本当に守るべきは誰なのか?
運賃交渉すれば“村八分”にされる? 荷主を過剰に気遣う中小運送の社長たち、本当に守るべきは誰なのか?
Merkmal
ホンダ「ADV160」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
ホンダ「ADV160」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
webオートバイ

みんなのコメント

1件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1230.01605.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

48.01850.0万円

中古車を検索
カイエンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1230.01605.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

48.01850.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村