エクステリアやインパネのデザインは個性的で唯一無二の存在だ
ジムニー人気は衰え知らずで、現行型の納車待ちも長いままだ。メーカーとしてはお待たせしてすみません状態だが、人気の高さをよく表している事象のひとつではある。もちろん気になる存在とはいえ、街で見かけるだけで乗ったことも触れたことも、ましてや運転したこともない人も多く。その魅力がどこにあるのか、今ひとつわからない人もいるだろう。ということで、ディープじゃない、見て乗って触れてわかるジムニーについての10の魅力をまとめてみた。
なんちゃってヨンクだらけの今こそ乗りたい「悪路御用達」の男前国産SUV4選
1)デザインが唯一無二
ワイルドなイメージがジムニーだろうが、それを具現化した、唯一無二のデザイン。歴代で角ばったり、丸みを帯びたり、毎度変化球で見せてくれるのはワクワクさせてくれる。しかも、丸いのはダメとかではなく、歴代それぞれにファンがいるのはさすが。
2)インパネも無骨
先代である3代目は少しソフト路線に寄ったが、4代目では直線基調の骨のあるデザインとなった。アナログのスピードメーターやタコメーター、アシストグリップも雰囲気を盛り上げてくれる。さらにただ無骨なだけでなく、スイッチ類の処理など、最新のスズキデザインのエッセンスも採り入れている点も注目だ。
3)ワゴン的な頼もしさ
後席は最小限のスペースだし、3ドアなので乗り込むのも大変だ。なので、緊急用とし、その分、後席を倒して、ラゲッジとすれば荷室のスペースはかなり大きなものになる。少々、フロア高はあるものの、スペース的にはスクエアで、床もフラットなので、非常に使いやすい。
4)走りがピュア
新型では静粛性も高めたとのことだが、それでも静粛性自慢の昨今にすればうるさい。うるさいというと語弊があって、いかにも運転します感たっぷりで気分を高めてくれる。
ハードな走りにも耐えられる本格的な構造や走破性の高さも利点
5)女性でも運転しやすい
ATの設定があるのもジムニーの魅力のひとつ。さらにボティはスクエアで、見切りもいいので運転しやすい。それゆえ、女性ユーザーでも構えることなく運転できる。また、先代の中古車は、現在女性人気が高い。ちなみに先代には2WDで、女性をターゲットにしたジムニー Lというモデルも存在した。カタログを見ても女の子が出てくるので、Lはレディの頭文字だと思われる。
6)走破性が高い
非力なので力任せにガンガンは行けないけど、軽量を活かした悪路走破性が高いのは世界が認めているところ。一生使わないかもしれないが、4WDのLOWモードなどが付いているだけでも、ジムニーに乗っていることが実感できる。しかも新型では切り替えがスイッチからシフトに戻っている。
7)構造が本格的
上記のパートタイム4WDも含めて、小さいのに構造は本格派。ラダーフレームやFRベースの縦置きエンジンなど、普通車でも失ったものばかりだ。これらゆえ、レベルの高い走破性を確保できるし、恩恵を存分に受けるほどのハードな走りをしないとしても、ウンチク的にも満足度が高い。
8)シエラがある
フェンダー付けてワイドにして、エンジン替えただけだろうと言われれば、確かにそう。ただ、ジムニーワイドの時代から、何度も兄貴分には乗ってきたが、これだけでもまったく別物。もちろんいい意味での別物で、走りも安定して余裕もたっぷり。それでいて、当たり前だけどジムニーそのもの。軽はちょっとなぁ、でもジムニーに乗りたいという人をうまく取り込むフォーメーションになっているのはさすが。フェンダー付けただけぐらいのほうが、ジムニーそのものなので、イメージにブレがない。
9)16インチの大径タイヤ&ホイール
16インチを採用しているのは伝統とも言えるが、この迫力がジムニーのアイコンと言っていい。ここまで大きいからこそ、軽の貧弱なイメージを払拭しているし、信頼感や走破性などの高さを見るものアピールできている、重要な部分だ。
10)カスタムの幅がめちゃくちゃ広い
最後は番外編的なポイントで、普通に乗りたい人には関係ないかもしれないが、ドレスアップやチューニングなど、カスタムについてとても懐が深い。ハードユーザーはもちろんのこと、ノーマルがいいという方でもマッドフラップなど、ちょっとしたパーツでイメージがガラリと変わる。スズキ純正アクセサリーでも、ハード目なものが多いので、イジることに抵抗がある人でも安心して楽しめるのもジムニーの特徴だ。
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みんなのコメント
だれかこれなんて読むのか教えてくれない?
じゅっつ?