■「走る・曲がる・止まる」すべてが良好な軽量車とは
現在販売されているクルマの多くは、ボディサイズの拡大と車重の増加が目立ちます。これは主に安全性能の向上や、装備が充実したためです。
昔のクルマは簡素な装備で軽量なモデルがたくさんありましたが、近年は先進安全技術や快適装備が標準で搭載されているため、重量増は仕方がないといえます。
しかし、なかには車重1トン未満の軽量なクルマも存在。そこで、現行モデルの国産車で、軽くてスポーティな登録車を3車種ピックアップして紹介します。
●トヨタ「ヤリス」
トヨタの次世代コンパクトカー「ヤリス」は2020年2月に発売された最新モデルです。かつては「ヴィッツ」の名で販売されていましたが、車名がグローバルで統一されてヤリスとなりました。
ヤリスのボディは5ドアハッチバックの1種類のみですが、パワーユニットのバリエーションは大きく分けて3つで、1.5リッターエンジン+モーターのハイブリッド、1.5リッターエンジンと1リッターエンジンのガソリン車が設定されています。
このうち1.5リッター車と1リッター車には車重が1トン未満のモデルがあり、なかでも1.5リッター車には6速MTを設定。
エンジンは新開発の1.5リッター直列3気筒で、最高出力は120馬力を発揮。これに6速MTが組み合わされた、エントリーグレードの「X」(2WD)の車重は980kgと軽量です。
軽量化を実現しながら装備も充実しており、先進安全技術の「トヨタセーフティセンス」や、マニュアルエアコン、7インチモニターのディスプレイオーディオなどが標準装備されています。
ヤリス X 6速MT車の価格(消費税込)は、154万3000円です。
●マツダ「ロードスター」
1989年に誕生したユーノス「ロードスター」は、消えかかっていたオープン・ライトウェイトスポーツカー市場を復活させた偉大なクルマとして、語り継がれています。
その初代へ原点回帰することを目指したのが、2015年に発売された4代目ロードスターです。
4代目は3代目から全長を105mm短くするダウンサイジングがおこなわれ、ボディ各部にアルミや超高張力鋼板を使用することで100kgもの軽量化を実現。
一般的にオープンカーは屋根が無い分軽いと思われがちですが、実際はボディ剛性を確保するためにシャシの補強が必要なので、大規模な軽量化は困難です。しかし、エントリーグレードの「S」は990kgと1トン未満の車重を達成しています。
搭載するエンジンは、最高出力132馬力を発揮する1.5リッター直列4気筒で、決してパワフルではありませんが、50:50の理想的な前後重量配分を実現していることや、高剛性かつ軽量なシャシによって、歴代モデルのコンセプトである「人馬一体」を具現化し。
こうしてロードスターは、国産モデル屈指のドライビングプレジャーが味わえるFRスポーツカーとなりました。
ロードスター Sの価格は、260万1500円です。
■目をみはる軽量化技術によってつくられたスポーツコンパクト
●スズキ「スイフトスポーツ」
スズキ「スイフト」は、2000年に初代が発売されました。
2003年のマイナーチェンジで、115馬力を発揮する1.5リッター直列4気筒エンジンを搭載した「スイフト スポーツ」が誕生し、軽量で安価なスポーツモデルとして人気となります。
そして、2017年に発売された現行モデルの4代目スイフトスポーツは、1.4リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力140馬力を発揮。
ベースのスイフトに比べ30mmワイド化されたトレッドや20mm拡幅したフェンダーにより、シリーズ初の3ナンバー車となりましたが、ボディ剛性の向上と軽量化を高い次元で両立したことで、車重1トン未満を達成しており、6速MT車は970kg、6速AT車は990kgです。
この軽量な車体によって、運動性能が向上。さらに、ターボエンジンとは思えない低回転域からのリニアな加速も実現しています。
スイフトスポーツの価格は、6速MT車が187万4400円から、6速AT車が194万5900円からです。
※ ※ ※
ケーターハムやロータスといった少量生産のスポーツカーは、装備を削ると同時に高価な材料を使うことで、大胆な軽量化を実現しています。
一方、スズキは高価な材料などを使うことなく軽量化をおこない、「アルト」のもっとも軽量なグレードは610kgしかありません。
これは20年前のアルトよりも軽く、装備が充実した現行モデルとしては驚異的な数字です。
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