11月12日、ゼネラルモーターズ・ジャパンは、新型「エスカレード」の日本仕様を発表した。
初代からかぞえて5代目になる新型エスカレードは、キャデラックの大型ラグジュアリーSUVにふさわしい進化を遂げた。
エクステリアは、「ホリゾンタルヘッドライト」と呼ぶ新しいLEDヘッドライトや垂直形状のテールランプなどユニークな灯火類が目を引くボディは全長×全幅×全高:5382mm×2060mm×1948mmで、現行モデルに比べ187mm長く、5mm幅が狭く、38mm高い。
インテリアは、ホイールベースが121mm伸びたうえ、新しい独立懸架リアサスペンションの採用によって室内のフロア高が低く抑えられた結果、居住空間は拡大した。たとえば3列目シートのレッグルームは、先代より約40%広くなったうえ、乗降性も向上したという。なおシートは、3列・7人乗りのみの設定だ。
インパネ上部には、自動車業界初の湾曲型の大型有機ELディスプレイ(38インチ)が設置された。GMによると、市販自動車が搭載するディスプレイのなかではもっとも高精細かつ高解像を誇るという。また、湾曲形状によって視認性を向上させたとうたう。このディスプレイと組み合わされるナビゲーションシステムは、ゼネラルモーターズ・ジャパンがゼンリンデータコムと共同開発した「クラウドストリーミングナビ」だ。オンライン通信によって、常に最新の地図に自動でアップデートされる。
音響システムはオーストリアのAKG製だ。車載用オーディオとしてAKGが採用されたのは新型エスカレードが初という。システムは36スピーカーで構成され、メディア向け資料には「驚くほど鮮明で没入感のあるサウンド・エクスペリエンスを提供する」と、記されている。さらに、前後乗員の声を内蔵マイクで捉え、スピーカーから出力する機能も搭載。乗員同士のコミュニケーションがスムーズになるようサポートする。そのほか、センターコンソール内の冷蔵庫に、新しく冷凍機能が追加された。
搭載するエンジンは6.2リッターV型8気筒ガソリンOHV。最高出力426ps/5600rpm、最大トルク623Nm/4100rpmを発揮する。組み合わされるトランスミッションは10ATのみ。あしまわりには、電子制御式可変ダンパーの「マグネティックライドコントロール」の最新版を採用。センサーの制御技術をアップデートし、路面の変化を瞬時に検知し、最適な減衰力にするという。
新型エスカレードの価格はラグジュアリーグレードの「プラチナム」が1490万円、ブラックのフロントグリルなどを装着する「スポーツ」が1520万円。ハンドル位置は左のみ。
文・稲垣邦康(GQ)
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みんなのコメント
アメリカ現地なら、6.2リッターV型8気筒で8.5万ドル、日本持ってきてナンバー付けるのに、1,000万円でお釣りくるはず
パワーとかそれほど要らんからなあ
一回アメ車乗ってみたいわ