今週末開幕するスーパーGT最終戦もてぎ。#1 KeePer TOM’S LC500のニック・キャシディは、自身としても成績の良い2018シーズンを“勝って”終わりたいと語った。
今季も平川亮とともに#1 KeePer TOM’S LC500をドライブするキャシディ。前回の第7戦オートポリスで今季初優勝を飾り、#100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン)と同ポイントの状態でツインリンクもてぎにやってきた。
100号車の山本尚貴「SFのことは忘れて、今週末の王座獲得に集中」|スーパーGT
マシンや機材の搬入が行われているパドックは、同点での頂上決戦というシチュエーションに早くも緊迫感が漂っていた。しかし、キャシディは終始リラックスした表情をみせ、笑顔でチームスタッフや関係者と談笑している姿が印象的だった。
「とてもエキサイティングな気分だよ。こうして、チャンピオン争いの権利を持った状態で最終戦を迎えられて嬉しい」
「でも昨年とは違う気分で、この最終戦を迎えられているのが大きな違いだ。昨年は初めて(スーパーGTで)チャンピオンをかけた1戦に臨んだし、ちょうど1年前(昨年の最終戦開幕前)は僕もGT500でチャンピオンを経験していない状態だった。でも、今は違う。それが自分にとって自信につながっている」
そう語ったキャシディは、今週末のターゲットである100号車を攻略するために、まずは“いつも通りの仕事をこなすこと”が重要だと話した。
「今週末、自分たちができる限りの仕事をやる。これに尽きると思う。とにかく、いつも通りの仕事をこなして、ミスをしないようにする。今年はシーズンを通して良いパフォーマンスを発揮できているから自信はある。どういう展開になるか、楽しみだ」
「(今回、一番意識しなきゃいけないことは)100号車の前でゴールをすること。そのために何をするべきかを状況に応じて対処していきたい。今年の彼らは非常に速いし、おそらく今回も優勝か表彰台争いに絶対絡んでくる。あとは予選での速さもあるから、僕たちは決勝レースでのペースも含めて良いレースをしていく必要がある」
キャシディは、今季スーパーフォーミュラでも活躍をみせた。先月の最終戦鈴鹿でも最後まで渾身の追い上げをみせたが、わずか0.6秒及ばず山本尚貴にチャンピオンを奪われた。彼は「リベンジ」という言葉は使わなかったが、両カテゴリーで成功した2018シーズン最後の1戦となる今週末のレースを“勝って”終わりたいと力強く語った。
「(スーパーフォーミュラを含めて)13レース戦ってきて8回の表彰台を獲得した。これだけの成績を出すことができたけど、すでにひとつのチャンピオンシップ(スーパーフォーミュラ)を獲り逃してしまった。だからこそ、スーパーGTではタイトルを獲得したい。何より僕にとっては最高なシーズンを過ごしてきた。その最後は“勝って”終わりたい」
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